「三菱UFJファクターって、三菱UFJ銀行とは何が違うの?」「ファクタリング会社と聞いても、仕事内容がよくわからない」——就活で企業名を見つけたものの、事業の実態をイメージできない人も多いのではないでしょうか。
三菱UFJファクターは、三菱UFJ銀行が100%出資するMUFGグループの金融会社です。企業の売掛金が回収できなくなるリスクを保証するファクタリング、口座振替やコンビニ収納による代金回収、電子記録債権を活用した支払事務の合理化などを手がけています。
銀行のように預金や住宅ローンを扱う会社ではありません。企業間取引における「商品・サービスの流れ」と「お金の流れ」を支える、商流・決済分野の専門会社です。
この記事では、以下の内容がわかります。
- 三菱UFJファクターの事業内容と会社の特徴
- 三菱UFJ銀行・MUFGとの関係
- ファクタリングと代金回収の仕組み
- 採用大学の傾向と学歴フィルターの有無
- 就職難易度と新卒採用人数
- 平均年収・初任給の水準
- 福利厚生・残業・在宅勤務の実態
- 求める人物像と選考フロー・対策
後半では「かつ丼」が三菱UFJファクターのリアルについても本音で語っているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
1. 三菱UFJファクターとはどんな会社?
三菱UFJファクター株式会社の基本情報
- 本社:〒101-8637 東京都千代田区神田淡路町2丁目101番地 ワテラスタワー
- 創業:1972年11月
- 設立:1977年6月
- 資本金:20億8,000万円
- 売上高:355億4,800万円(2026年3月期)
- 純利益:55億9,500万円(2026年3月期)
- 従業員数:591名(2025年12月31日現在)
- 株主:三菱UFJ銀行(100%)
- 事業所:東京、名古屋、大阪、福岡
- 事業内容:ファクタリング業務、代金回収業務、でんさい一括ファクタリング業務
三菱UFJファクターは、1972年に日本初の本格的なファクター会社として創業したオリエントファクターを源流の一つとする企業です。旧三菱銀行系のダイヤモンドファクター、旧東海銀行系のセントラルファクター、旧三和銀行系の会社が統合され、2005年に現在の三菱UFJファクターが誕生しました。
2011年には三菱UFJ銀行の完全子会社となり、現在はMUFGグループにおける商流・決済ビジネスの一翼を担っています。2020年には電子記録債権を扱う日本電子債権機構を子会社化し、紙の手形から電子決済へ移行する企業の支援にも取り組んでいます。
三菱UFJ銀行は預金、融資、為替、決済など幅広い銀行業務を行います。一方、三菱UFJファクターは、売掛金の回収リスク管理、代金回収の効率化、支払事務の合理化といった企業間取引の課題に特化しています。
かつ丼
三菱UFJ銀行の100%子会社だけど、銀行そのものではないよ。企業が商品を売ってから代金を受け取るまでのリスクや事務を支える、商流・決済の専門会社なんだ。
そもそもファクタリングとは?
企業間取引では、商品を納品した日に代金を受け取るとは限りません。「月末締め・翌月末払い」のように、販売から入金まで一定の期間が空くことが一般的です。このとき、販売した企業が取引先から受け取る予定のお金を「売上債権」と呼びます。
入金前に取引先が倒産すると、商品を販売した企業は代金を回収できない可能性があります。ファクタリングは、売上債権の保証、与信管理、早期資金化などを通じて、このような回収リスクや資金繰りの課題を支援するサービスです。
保証ファクタリングの基本的な流れ
- 企業が取引先へ商品・サービスを販売する
- 代金の支払期日まで売掛金が発生する
- 三菱UFJファクターが取引先の信用力を審査する
- 審査結果に応じて保証限度額を設定する
- 取引先が倒産して代金を回収できない場合、保証限度額の範囲で三菱UFJファクターが支払う
企業は貸倒リスクを抑えながら取引を継続でき、新規顧客との取引にも挑戦しやすくなります。三菱UFJファクターは単に保証を引き受けるだけでなく、取引先の情報提供や与信管理の助言を通じて、顧客企業の販売拡大を支えます。
代金回収・決済サービス
企業、学校、団体などに代わって、顧客や会員から代金を回収する事業です。代表的なサービス「ワイドネット」では、全国ほぼすべての金融機関と提携し、口座振替による継続的な集金を代行しています。
主な代金回収サービス
- 口座振替
- コンビニ収納
- スマートフォン決済
- 企業間の請求・代金回収
- 学校の授業料・会費
- 家賃・サービス利用料
利用企業は金融機関ごとに個別契約を結ぶ必要がなくなり、請求データや入金結果を一元管理できます。三菱UFJファクターの代金回収サービスは、2025年実績で年間請求件数2.8億件、取扱金額9.5兆円とされており、大量の決済を安定して処理する基盤が強みです。
でんさい一括ファクタリング
「でんさい」は、紙の手形や売掛債権に代わる電子記録債権です。でんさい一括ファクタリングでは、買い手企業が発生させたでんさいを三菱UFJファクターが代行して受領し、売り手企業の希望に応じた方法で代金を支払います。
買い手企業は多数の仕入先への支払事務を一括管理でき、売り手企業は買い手企業の信用力をもとに支払期日前の資金化を選択できます。大企業だけでなく、その取引先を含むサプライチェーン全体の資金繰りを支える仕組みです。
かつ丼
仕事の中心は『お金を貸すこと』より、売掛金が回収できないリスクを減らしたり、毎月の集金や支払いを効率化したりすること。銀行とは違う専門性があるよ。
2. 三菱UFJファクターの強み
日本のファクタリング業界を開拓してきた実績
同社の前身の一つは、1972年に日本初の本格的なファクター会社として創業しました。50年以上にわたり、企業の倒産リスク、売掛債権、決済業務に関するデータとノウハウを蓄積しています。
売上債権の保証には、取引先の財務状況や事業環境を正確に分析する審査力が欠かせません。長年蓄積した情報と企業分析力は、新規参入企業が短期間で構築しにくい強みです。
MUFGグループの顧客基盤と信用力
三菱UFJ銀行の100%子会社として、MUFGグループの全国的な法人顧客基盤や金融ノウハウを活用できます。銀行の法人営業部門と連携し、顧客の資金調達だけでは解決しにくい与信管理、回収、決済の課題へ専門サービスを提案できる点が特徴です。
全国規模の決済ネットワーク
全国ほぼすべての金融機関と提携する口座振替ネットワークを持ち、年間数億件規模の請求を処理しています。企業は三菱UFJファクターとの契約によって、多数の銀行、信用金庫、信用組合、ゆうちょ銀行などの口座から代金を回収できます。
保証・回収・電子債権を一貫して扱える
売上先の信用リスクを保証するファクタリング、代金を効率的に集める決済、取引先への支払いを合理化するでんさい一括ファクタリングを一社で提供しています。
企業の商流を上流から下流まで捉え、「売っても代金を回収できない」「回収事務に手間がかかる」「仕入先への支払いを効率化したい」といった複数の課題へ対応できる点が強みです。
3. 三菱UFJファクターの採用大学一覧
三菱UFJファクターの主な採用大学
- 早慶・上智:早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学
- 国公立大学:横浜国立大学、滋賀大学
- GMARCH:青山学院大学、学習院大学、中央大学、法政大学、明治大学、立教大学
- 関関同立:関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学
- 日東駒専:日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学
- 成成明学獨國武:成蹊大学、成城大学、明治学院大学、獨協大学、國學院大學、武蔵大学
- その他の私立大学:桜美林大学、神奈川大学、京都産業大学、近畿大学、大東文化大学、東海大学、東京経済大学、南山大学、西南学院大学、龍谷大学など
- 女子大学:跡見学園女子大学、大妻女子大学、京都女子大学、共立女子大学、駒沢女子大学、昭和女子大学、清泉女子大学、東京女子大学、東洋英和女学院大学など
- その他:国立音楽大学、武蔵野大学など
採用実績校を見ると、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、GMARCH、関関同立といった難関・上位私立大学だけでなく、日東駒専、中堅私立大学、女子大学まで幅広く含まれています。
国公立大学の掲載数は多くありませんが、これは採用人数が年間10名前後から十数名と少ないことも影響していると考えられます。募集は全学部・全学科が対象で、配属においても文系・理系や専攻は問わない方針です。
かつ丼
採用人数が少ないから、毎年すべての大学群から採るわけではないよ。それでも日東駒専や中堅私大、女子大学まで実績があり、大学名だけで応募を諦める必要はなさそうだね。
4. 三菱UFJファクターに学歴フィルターはある?
結論として、三菱UFJファクターに強い学歴フィルターが存在する可能性は低いと考えられます。早慶上智やGMARCHからの採用実績がある一方、日東駒専、中堅私立大学、女子大学からも採用しているためです。
学歴フィルターを判断するうえで重要なポイントは、次の3点です。
- 日東駒専や中堅私立大学からも採用実績がある
- 全学部・全学科から応募できる
- 初期配属は法人営業で、大学名より人物面や対人能力が重視されやすい
【カツナビ独自分析】三菱UFJファクターの学歴フィルター判定
★★☆☆☆(5段階中2)根拠:早慶上智・GMARCHの採用実績は目立つが、日東駒専、中堅私立、女子大学などからも幅広く採用している。全学部・全学科が対象であり、大学名だけによる明確な足切りは考えにくい。
日東駒専・中堅私立大学からも採用している
日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学のほか、桜美林大学、神奈川大学、大東文化大学、東海大学、東京経済大学、京都産業大学、近畿大学、龍谷大学なども採用実績校に含まれています。
上位大学だけを選考対象とする採用実績ではなく、ES、適性検査、面接を通じた総合評価が行われていると考えられます。
初期配属は法人営業
新卒総合職は、原則として法人営業からキャリアを始めます。顧客企業の課題を聞き出し、社内の審査・企画部門と協力して提案を組み立てるため、コミュニケーション力、誠実さ、主体性が重要です。
大学名や専攻だけでなく、相手と信頼関係を築いた経験、数字や情報をもとに判断した経験、チームで課題を解決した経験が評価されやすいでしょう。
適性検査と3回の個人面接がある
学歴による足切りが弱くても、選考対策は必要です。公式フローでは、エントリーシート、WEB適性検査、個人面接3回が予定されています。
採用人数が少ないため、基礎能力だけでなく、ファクタリングや商流・決済ビジネスへの理解、三菱UFJファクターを選ぶ理由まで詳しく確認されると考えておきましょう。
かつ丼
学歴よりも、馴染みの薄いファクタリング業界をどこまで調べているかが差になりやすいよ。銀行との違いを自分の言葉で説明できるようにしよう。
5. 三菱UFJファクターの就職難易度・採用倍率
三菱UFJファクターの具体的な採用倍率は公表されていません。公式募集要項の採用予定人数は10~15名程度で、直近の採用実績も2024年13名、2025年13名、2026年16名と少人数です。
就職難易度を高める主な要因は、次のとおりです。
- 三菱UFJ銀行の100%子会社で、MUFGグループの安定性がある
- 日本のファクタリング業界を開拓してきた専門会社である
- 大学卒初任給が月28万円
- 30歳平均年収600万円以上と案内されている
- 完全週休2日制、年間休日124日、在宅勤務制度がある
- 月平均残業時間が13.9時間、有給取得日数が17.5日
- 採用予定人数が10~15名程度に限られる
- 個人面接が3回行われる
【カツナビ独自分析】三菱UFJファクターの就職難易度
★★★☆☆(5段階中3)根拠:知名度はメガバンクほど高くなく、採用大学も幅広い。一方、MUFGグループの安定性や待遇、働きやすさに対して採用枠は10~15名程度と少なく、ES・WEB適性検査・個人面接3回を通過する必要がある。
銀行やカード会社と比べると、学生からの知名度は限定的です。しかし、金融業界を深く調べる学生にとっては、MUFGグループの安定性と少人数組織で専門性を身につけられる点が魅力となります。
学歴フィルターは強くないと考えられるため、大学名よりも「なぜ銀行ではなくファクタリングなのか」「企業の商流をどのように支えたいのか」といった志望動機の具体性が合否を左右しやすいでしょう。
かつ丼
有名企業だから応募が殺到するタイプではないけど、採用人数がかなり少ない。企業研究をしてきた学生同士の勝負になりやすい会社だと思うよ。
6. 三菱UFJファクターの平均年収
三菱UFJファクターは非上場会社であり、有価証券報告書による公式の平均年間給与は公開していません。
マイナビ2027では「30歳平均年収が600万円以上」の企業として掲載されています。また、Yahoo!しごとカタログが48件の回答を集計した平均年収は647万円、回答者の平均年齢は46.6歳です。口コミ集計には銀行からの転籍者や幅広い年代が含まれる可能性があるため、新卒プロパー社員の給与水準と完全に一致するものではありません。
三菱UFJファクターの給与に関する参考情報
- 公式平均年収:非公開
- マイナビ掲載情報:30歳平均年収600万円以上
- 口コミ集計の平均年収:647万円
- 口コミ集計の平均年齢:46.6歳
- 賞与:年2回
- 昇給:年1回
- 固定残業制度:なし
新卒初任給は月28万円
2027年度の新卒初任給
- 大学卒:月給28万円予定
- 基本月額:27万円
- フレックスランチ補助:月1万円・全員一律
- 基本月額に含まれるライフプラン支援金:月2万円
- 時間外勤務手当:勤務実績に応じて別途支給
- 住宅関連補助制度:支給条件あり
- 通勤交通費:支給条件あり
- 試用期間:6カ月・待遇変更なし
初任給28万円には、ライフプラン支援金2万円とフレックスランチ補助1万円が含まれています。ライフプラン支援金は、給与として受け取るか、企業型確定拠出年金へ積み立てるかを選択できます。
固定残業代は含まれておらず、所定労働時間を超えた場合は時間外勤務手当が別途支給されます。1日の標準労働時間も7時間15分と比較的短いため、初任給と労働時間を合わせて見ると待遇は良好です。
【カツナビ独自分析】三菱UFJファクターの年収レベル
★★★★☆(5段階中4)根拠:公式平均年収は非公開だが、30歳平均年収600万円以上と案内され、大学卒初任給は月28万円。固定残業代なし、賞与年2回、住宅関連補助もあり、その他金融業の中では比較的高い待遇が期待できる。
かつ丼
平均年収は公式には出ていないから、口コミの647万円だけを断定的に信じるのは避けよう。ただ、初任給28万円と30歳平均600万円以上という情報を見る限り、待遇はかなり良さそうだね。
7. 三菱UFJファクターの福利厚生
三菱UFJファクターの主な福利厚生・働き方
- 完全週休2日制(土日)
- 祝日・年末年始休暇
- 年間休日124日
- 初年度有給休暇14日
- 周年休暇・慶弔休暇・看護休暇
- 在宅勤務制度
- セレクト時差勤務制度
- 住宅関連補助制度(支給条件あり)
- 退職金制度
- 企業型確定拠出年金制度
- 財形貯蓄制度
- 育児・介護休業制度
- 育児短時間勤務制度
- 託児補助制度
- 契約法人保養施設・スポーツ施設
- 資格取得・通信教育費用の補助
固定時間制・在宅勤務・時差勤務
基本の勤務時間は8時45分から17時までで、休憩1時間、実働7時間15分です。フレックスタイム制度ではありませんが、始業・終業時刻を選択できるセレクト時差勤務制度があります。
在宅勤務も可能で、社員にはモバイルパソコンと社用携帯が支給されます。ただし、法人営業では顧客訪問や対面での打ち合わせもあるため、完全在宅勤務を前提とした働き方ではありません。
残業時間・有給休暇
働き方に関する2025年度実績
- 月平均所定外労働時間:13.9時間
- 平均有給休暇取得日数:17.5日
- 男性育児休業取得率:75.0%
- 女性育児休業取得率:90.9%
- 直近3年間の新卒採用者定着率:100%
月平均残業時間は20時間を下回り、有給休暇の平均取得日数も17.5日です。公式FAQでは、有給休暇を6営業日連続で取得することを推奨しており、勤続年数に応じた周年休暇も用意されています。
住宅・子育て支援
住宅関連補助費用が用意されていますが、金額や具体的な支給条件は公開募集要項では明らかにされていません。勤務地、住居形態、世帯状況などによって対象が異なる可能性があるため、選考中に確認しましょう。
育児休業、短時間勤務、託児補助、看護休暇など、仕事と育児を両立する制度も整っています。2025年度には男性4名中3名、女性11名中10名が育児休業を取得しています。
研修・キャリア支援
入社後は導入研修、事業本部別の研修、支社OJT、1年目フォローアップ研修が行われます。導入研修では、社会人としての基本に加えて、財務、法務、金融、企業分析、企業戦略などを学びます。
MUFGグループ合同新入社員研修にも参加するため、入社時点でファクタリングや金融の専門知識がなくても基礎から学べます。通信教育は修了時に受講料の7割、会社指定の資格・検定は合格時に受験費用の全額が補助されます。
かつ丼
実働7時間15分で、残業は月13.9時間、有給取得は17.5日。金融会社の中でもワークライフバランスはかなり取りやすそうだね。
8. 三菱UFJファクターが求める人物像
三菱UFJファクターが求める人物像
- お客さまの信頼と信用を得られる誠実な人
- 主体的に行動できる人
- チームワークを大切にできる人
- 前向きに挑戦できる人
誠実に信頼関係を築ける人
売上債権、取引先の信用情報、顧客の入金データなど、企業経営に関わる重要な情報を扱います。目先の契約だけを優先せず、正確な説明と慎重な情報管理を徹底し、顧客から長期的な信頼を得られる人が求められます。
自ら課題を見つけて行動できる人
顧客自身が「ファクタリングを導入したい」と明確に考えているとは限りません。営業担当者には、取引先の倒産リスク、請求業務の負担、資金繰りなどの課題を聞き出し、適切なサービスへ結びつける力が必要です。
チームで案件を進められる人
保証ファクタリングの契約には、営業、審査、法務、事務、システム、銀行の担当者など、多くの関係者が参加します。自分だけで結論を出すのではなく、必要な情報を共有し、専門部署の意見を取り入れながら案件を進める協調性が重要です。
新しい決済や業務改革へ挑戦できる人
紙の手形からでんさいへの移行、請求・回収業務のデジタル化、キャッシュレス決済の普及など、商流・決済分野は変化しています。従来の方法を守るだけでなく、新しい仕組みを学び、顧客へ提案できる前向きさが求められます。
かつ丼
ガツガツ売る営業力だけじゃなく、企業のお金と信用を扱う誠実さが重要。自分の提案で信頼を得た経験を用意しておこう。
9. 三菱UFJファクターの選考フローと対策
選考フロー
エントリー・マイページ登録
公式採用サイトなどから応募し、採用マイページへ登録する。
WEB会社説明会
ファクタリング、代金回収、でんさいなどの事業内容や働き方について説明を受ける。
エントリーシート提出
志望動機や学生時代の経験などを記入して提出する。
WEB適性検査
基礎能力と人物面を確認する適性検査をオンラインで受検する。
一次個人面接
人事や若手・中堅社員との面接。人物面やこれまでの経験を確認される。
二次個人面接
管理職クラスとの面接。志望理由や業務理解を深掘りされる。
最終個人面接
役員クラスとの面接。入社意欲や会社との適性を最終確認される。
内々定
書類選考、適性検査、3回の個人面接を通過すると内々定となる。
公式採用サイトでは、グループディスカッションやグループ面接は案内されていません。会社説明会から内々定までは1カ月程度が目安とされています。
ES対策
三菱UFJファクターは、学生にとって馴染みの薄い事業を扱う会社です。そのため、ESでは「なぜ金融業界なのか」だけでなく、「なぜ銀行、カード、リースではなく、ファクタリング・商流決済なのか」を説明する必要があります。
志望動機は、次の流れで組み立てると伝わりやすくなります。
- 企業活動や資金の流れへ関心を持ったきっかけ
- 企業間取引のどのような課題を解決したいのか
- 銀行融資ではなく、売上債権保証や決済を選ぶ理由
- 他のファクタリング会社ではなく三菱UFJファクターを選ぶ理由
- MUFGの顧客基盤や同社の審査力をどう生かしたいか
- 自分の誠実さ、主体性、協調性を示す経験
「MUFGグループで安定している」「福利厚生が良い」という理由だけでは、志望度が低いと判断される可能性があります。保証ファクタリング、ワイドネット、でんさい一括ファクタリングの中から興味のあるサービスを選び、顧客へどのような価値を提供したいかまで考えましょう。
WEB適性検査対策
適性検査の具体的な形式は公式サイトでは明記されていません。一般的なWEBテストを想定し、言語、非言語、性格検査を早めに対策しておきましょう。
- 割合・比率・損益計算
- 料金・支払・精算に関する計算
- 表やグラフの読み取り
- 推論・条件整理
- 語句・長文読解
- 制限時間内に正確に処理する練習
金融会社では数字や契約条件を正確に扱うため、非言語分野で大きく失点しないことが重要です。
企業研究
企業研究で整理したいポイント
- ファクタリングと銀行融資の違い
- 保証ファクタリングと売掛債権買取の違い
- 売上債権・与信管理・貸倒リスクとは何か
- 口座振替とコンビニ収納の仕組み
- でんさいと紙の手形の違い
- 三菱UFJ銀行と三菱UFJファクターの役割の違い
- MUFGグループ内で同社が担う商流・決済ビジネス
- 電子帳簿・請求・決済のデジタル化が事業へ与える影響
「ファクタリング=売掛金を安く買い取るサービス」という理解だけでは不十分です。三菱UFJファクターの主力には、取引先の倒産時に売上代金を保証する保証ファクタリングがあります。サービスの仕組みと顧客メリットを正確に説明できるようにしてください。
面接対策
個人面接が3回あるため、一次面接から最終面接まで回答の一貫性が重要です。次の質問には、自分の経験を交えて答えられるようにしましょう。
- なぜ金融業界を志望するのか
- なぜ銀行ではなく三菱UFJファクターなのか
- ファクタリングをどのように理解しているか
- 三菱UFJ銀行との違いは何か
- 興味のある事業・サービスは何か
- 企業の信用リスクをどのように考えるか
- 相手から信頼を得た経験はあるか
- 主体的に課題を見つけて行動した経験はあるか
- チームで意見が対立した際にどう対応したか
- 失敗を恐れず挑戦した経験はあるか
- 法人営業としてどのような価値を提供したいか
- 東京以外の支社へ転勤する可能性をどう考えるか
初期配属は法人営業のため、面接では人と関係を築く力だけでなく、顧客の課題を整理し、社内外の関係者を巻き込んだ経験も評価されやすいでしょう。
かつ丼
『ファクタリングに興味があります』だけでは弱いよ。どのサービスで、どんな企業の課題を解決したいのかまで具体化しよう。
10. かつ丼が語る三菱UFJファクターのリアル
かつ丼
三菱UFJファクターは、MUFGの名前から銀行に近い仕事を想像する人が多いと思う。でも実際は、企業が商品を売ってから代金を回収するまでを専門に支える会社なんだよね。取引先が倒産したときの保証、毎月の口座振替、コンビニ収納、でんさいによる支払合理化など、表には見えにくいけど企業活動には欠かせない仕事をしている。大学卒初任給は28万円、実働7時間15分、残業は月13.9時間、有給取得は17.5日で、待遇と働き方のバランスも良い。一方、新卒は法人営業から始まり、企業の財務や信用リスクを学ぶ必要があるし、採用人数も10~15名程度と少ない。知名度だけで企業を選ぶ人より、企業間取引の裏側に興味があり、誠実に専門性を高めたい人に向いている会社だと思うよ。
11. まとめ
三菱UFJファクターは、三菱UFJ銀行の100%子会社として、企業の売上債権、与信管理、代金回収、電子記録債権を支える商流・決済の専門会社です。
- 学歴フィルター判定:★★☆☆☆
- 就職難易度:★★★☆☆
- 年収レベル:★★★★☆
- 三菱UFJ銀行の100%子会社
- 従業員数:591名
- 2026年3月期売上高:355億4,800万円
- 2026年3月期純利益:55億9,500万円
- 採用予定人数:10~15名程度
- 直近の採用人数:年間13~16名
- 新卒は原則として法人営業からキャリアを開始
- 大学卒初任給:月給28万円予定
- 公式平均年収は非公開
- マイナビ掲載情報では30歳平均年収600万円以上
- 固定残業制度なし
- 完全週休2日制・年間休日124日
- 月平均残業時間:13.9時間
- 平均有給休暇取得日数:17.5日
- 在宅勤務・セレクト時差勤務制度あり
- 住宅関連補助制度あり・支給条件あり
- 東京、名古屋、大阪、福岡への転勤の可能性あり
- 全学部・全学科から応募可能
- 選考はES、WEB適性検査、個人面接3回
採用大学には早慶上智やGMARCHだけでなく、日東駒専、中堅私立大学、女子大学も含まれており、強い学歴フィルターは考えにくいでしょう。
一方、MUFGグループとしての安定性、待遇、働きやすさに対して、採用予定人数は10~15名程度です。内定を獲得するには、ファクタリング、代金回収、でんさいの仕組みを理解し、銀行ではなく同社を選ぶ理由を明確にすることが重要です。
こんな悩みはありませんか?
- ファクタリングと銀行融資の違いを説明できない
- 三菱UFJ銀行と三菱UFJファクターの違いがわからない
- 馴染みの薄い商流・決済ビジネスを志望動機へ落とし込めない
- WEB適性検査や3回の個人面接に不安がある
- 三菱UFJファクター以外の併願先も知りたい
12. 三菱UFJファクター志望なら「エジェガチャ」で選考対策しよう
三菱UFJファクターのように学歴フィルターが比較的弱く、企業研究や志望動機の作り込みが合否を左右する会社では、大学名よりも選考対策の完成度が重要です。
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