「地方銀行の仕事って、どんなことをするの?」「FコースとAコースって何が違う?」「学歴フィルターや年収はどうなの?」と気になっている就活生は多いのではないでしょうか。
株式会社足利銀行は、栃木県宇都宮市に本店を置く地方銀行で、栃木県を中心に、埼玉県・群馬県・茨城県の北関東4県などで営業しています。2016年に常陽銀行と経営統合して誕生した「めぶきフィナンシャルグループ」の一員として、国内でも最大級の地方銀行グループの一翼を担っています。
この記事では、公式情報と参考情報をもとに、次のポイントを分かりやすく解説します。
- 足利銀行の会社概要と、めぶきフィナンシャルグループとの関係
- 学歴フィルターの有無
- 就職難易度・採用倍率の目安
- 平均年収・初任給・福利厚生
- 求める人物像と選考フロー・対策
かつ丼
栃木県で長い歴史を持つ銀行として、コースを選べる働き方が気になっている人も多いみたいだよ。最後まで読んで、志望度を高めてね。
1. 足利銀行とはどんな会社?
株式会社足利銀行の会社概要
- 名称:株式会社足利銀行(The Ashikaga Bank, Ltd.)
- 本店:栃木県宇都宮市桜四丁目1番25号
- 創業:1895年(明治28年)10月1日
- 代表者:取締役頭取(代表取締役) 清水 和幸
- 資本金:1,350億円
- 従業員数:2,448人(2026年3月31日現在)
- 店舗等:134か店(本支店107、出張所27)、店舗外ATM 186か所
- 総資産:8兆4,790億円/預金:7兆2,659億円/貸出金:5兆8,808億円
- 親会社:株式会社めぶきフィナンシャルグループ(東証プライム:7167)
足利銀行の事業の中心は、預金、融資、為替などの普通銀行業務です。個人のお客さまには、資産形成や住宅ローンなどのサービスを、法人のお客さまには、事業承継やDX、脱炭素への対応、人手不足といった課題を支えるコンサルティングを提供しています。人材紹介業務(2019年開始)や信託業務(同年開始)にも取り組み、2026年4月にはウイングITソリューションズを設立するなど、銀行の枠を超えた事業を広げています。
歴史を振り返ると、1895年に栃木県足利郡足利町で営業を開始し、1944年に栃木県内の銀行を一つに集約しました。大きな転機は2003年で、特別危機管理(一時的な公的管理)の開始が決定され、2008年に足利ホールディングスの完全子会社になって終了しました。その後、2013年に足利ホールディングスが東証第1部に上場し、2016年に常陽銀行と経営統合して、めぶきフィナンシャルグループが発足しています。現在、足利銀行と常陽銀行は別々の銀行として営業しており、新卒採用も足利銀行として独自に行っています。
かつ丼
一度大きな経営危機を経験しているからこそ、地域のお客さまを大切にする姿勢を、会社の歴史として知っておくといいと思うよ。
2. 足利銀行に学歴フィルターはある?
足利銀行の採用実績校(採用大学一覧)は、公式の募集要項に「全国の国公私立大学、大学院、短期大学」とだけ記載されており、具体的な大学名は公開されていません。そのため、大学名ごとの傾向は判断できません。ここでは、公式の募集要項と人事部長のメッセージで確認できる情報から判定します。
結論から言うと、公式情報から「明確な学歴フィルターがある」とは読み取れません。人事部長のメッセージでは、学歴や専攻、出身を問わず、さまざまなバックグラウンドを持つ人材が活躍できる環境を整えていると明記されています。
学歴フィルターを考えるうえで重要な3点は次のとおりです。
- 採用予定の学部・学科は全学部・全学科で、学歴や専攻、出身を問わないと明記されている
- 入行時にコンサルティングやITの専門知識は不要で、入行後に学び続ける姿勢が重視されている
- 募集人数は100名で、採用実績も2024年108名、2025年94名など多い
【カツナビ独自分析】足利銀行の学歴フィルター判定
★☆☆☆☆(1.5/5.0) 星が多いほどフィルターが強い可能性があるという目安です。採用大学は非公開ですが、学歴や専攻、出身を問わないと人事部長が明言しており、採用人数も多いことから、低めに評価しました。
学歴・専攻・出身を問わないと明言
人事部長のメッセージでは、早くからダイバーシティを人事戦略の重要な柱として取り組んでいると説明されています。女性活躍推進や子育て世代の支援などを通じて、キャリアの選択肢を増やしているとされています。
専門知識は入行後に学べる
入行時からコンサルティングやITの専門知識を持っている必要はなく、大切なのは常に学び続け、業務経験から得た知識やスキルを自身の成長に生かす姿勢だとされています。専攻より、入行後の成長意欲が見られると考えられます。
採用人数は多い
公式に掲載されている採用実績は、2022年が72名、2023年が71名、2024年が108名、2025年が94名、2026年が116名(予定)です。2027年4月入行向けの募集人数は100名で、大学名より、人柄や意欲を丁寧に見る選考と考えられます。
かつ丼
面接では背伸びせず、自分らしい言葉で話してほしいって、人事部長がメッセージで伝えているよ。
3. 足利銀行の就職難易度・採用倍率
採用倍率は公式には非公開です。以下の理由から、就職難易度は「標準よりやや低め」と考えられます。
- 募集人数が100名と多く、採用実績も例年70〜110名程度と、地方銀行の中でも規模が大きい
- 一方で、栃木県内でトップクラスの知名度があり、2026年度以降は初任給が大きく引き上げられて人気が高まる可能性もある
- 選考は、エントリーシート・WEBテスト・複数回の面接と、王道の流れ
- 学歴や専攻を問わず、全学部・全学科が対象
【カツナビ独自分析】足利銀行の就職難易度
★★☆☆☆(2.0/5.0) 星が多いほど難易度が高い目安です。採用人数が非常に多く、選考もオーソドックスな流れのため、標準よりやや低めに評価しました。ただし人気企業のため、準備は必要です。倍率は公式には非公開のため、参考情報です。
かつ丼
採用人数が多いからこそ、なぜ足利銀行なのかを、自分の言葉でしっかり伝えるのが大事だと思うよ。
4. 足利銀行の平均年収
平均年収は、公式には非公開です。足利銀行単体の平均年収は公開されておらず、持株会社であるめぶきフィナンシャルグループの数字は従業員12人という持株会社自体のものなので、足利銀行の水準としては参考になりません。就職口コミサイトの集計では、回答者の平均年収が約503万円(平均年齢32.6歳)〜約649万円(同37.1歳)と、回答者の年齢で差が大きくなっています。あくまで目安として捉えてください。
初任給は、公式の募集要項(2027年4月入行予定)で、Fコース(大卒・院卒)が280,000円、Aコース(大卒・院卒)が260,000円、Aコース(短大卒)が245,000円です。2025年4月実績は、Fコースが260,000円、Aコースが240,000円で、年々引き上げられています。諸手当として保育手当、単身赴任手当、勤務地手当、通勤費などがあり、賞与は年2回、昇給は昇格に応じて行われます。2028年卒向けの最新の金額は未確認のため、説明会などで確認してください。
【カツナビ独自分析】足利銀行の平均年収水準
★★★☆☆(3.5/5.0) 星が多いほど水準が高い目安です。初任給は大卒で26万〜28万円と、地方銀行では高い水準です。一方、平均年収は公式に非公開で、口コミ集計は年齢により幅が大きいため、中間よりやや高めの評価としました。参考情報です。
かつ丼
初任給はコースによって2万円違うみたいだよ。自分の場合はどちらが合うか、考えてみてね。
5. 足利銀行の福利厚生
足利銀行の福利厚生・働き方(公式採用サイトより)
- 勤務時間:フレックスタイム制(標準労働時間7時間30分、コアタイム 9:00〜15:00 もしくは 11:30〜16:30)
- 在宅勤務:2022年1月に正式導入。2019年に勤務間インターバル、2020年に時間単位休暇も導入
- 休日休暇:土・日曜日、祝日、年末年始、有給休暇(12〜20日、12日以上の取得必須)、年1回の5営業日連続休暇、3日間のリフレッシュ休暇、ファミリーサポート休暇2日、記念日休暇1日、健康休暇1日、結婚などの特別休暇
- 諸手当:保育手当、単身赴任手当、勤務地手当、通勤費 ほか
- 住まいの支援:借上社宅制度、各地に独身寮を完備
- 制度:健康保険、厚生年金、企業年金基金、確定拠出年金、団体生命保険、住宅融資制度、財形預金、従業員持株会
- 働き方の選択:FコースとAコースはコース変更が可能。副業制度あり。資格試験や業務検定試験の合格者への奨励金制度
- 仕事と育児・介護の両立:男女とも子が2歳になるまで育休取得可(分割取得可)、子が小学校3年生まで勤務時間を6時間に短縮できる制度、育児・介護期間中に希望により職位を下げ、後に戻す制度
- クラブ活動:野球部、剣道部 ほか。映画館やレストランの割引などの優待サービスあり
- 公募制度:外部企業や行内のポストに挑戦できる「ポストチャレンジ制度」、他部署の業務を経験できる「サイドジョブ制度」
- 健康経営:フレックスタイム制勤務の利用率は、2022年度で80.7%(1カ月当たり)
かつ丼
フレックスと在宅勤務、コース変更、副業と、働き方の選択肢が多いのが印象的だよ。残業時間などの数字は公式で確認できなかったから、説明会で聞いてみてね。
6. 足利銀行が求める人物像
公式の採用メッセージで、人事部長が端的に述べている求める人材像は「地域の未来を、お客さまと共に創っていける人」です。その内容を、3つに整理します。
「お客さま志向」で、地域のお客さまと一緒に成長したい人
創業以来、栃木県を中心とする地域の発展に貢献してきた根底には、「地域のお客さまと一緒に成長したい」という想いがあります。お客さまの目線で課題と向き合い、伴走しながら最適な解決策を考える姿勢が大切とされています。
自ら考え、主体的に行動し、挑戦できる人
お客さまの真のニーズを汲み取り、一歩先を見据えた提案を行うには、自ら考えて自律的に行動する主体性とチャレンジ精神が重要とされています。指示を待つのではなく、自分の力で課題を探し、解決に向けて行動することが求められています。
常に学び続け、経験を成長に生かせる人
入行時から専門知識は必要なく、大切なのは常に学び続け、業務経験から得た知識やスキルを自身の成長に生かすことだとされています。何よりも誠実に「お客さまの力になりたい」と考える姿勢と、ホスピタリティが重視されています。
7. 足利銀行の選考フローと対策
選考フロー(公式の採用フローより)
エントリー・説明会
採用サイトのマイページからエントリーします。インターンシップやオープンカンパニーでも、先輩行員との交流の機会があります。
エントリーシート提出・WEBテスト受験
3月中旬に第1回目の提出締切が予定され、その後順次エントリーを受け付けます(2027年卒の例)。
面接
複数回の面接が行われます。
内定
内定後には、内定者同士の交流を深められるイベントや、足利銀行をより深く理解できる機会が設けられています。
ES対策
「なぜ銀行なのか」「なぜ地方銀行なのか」「なぜ足利銀行なのか」を、自分の経験と結びつけて書くことが重要です。求める人物像にあるように、お客さまの立場で考えた経験や、自分から課題を見つけて行動した経験を、具体的なエピソードで示しましょう。
企業研究
個人営業と法人営業の違い、コンサルティング(人手不足、事業承継、DX、脱炭素など)の取り組み、ポストチャレンジ制度やサイドジョブ制度などのキャリア制度を整理しておきましょう。めぶきフィナンシャルグループとの関係や、常陽銀行との違いも押さえておくと、志望動機に厚みが出ます。
面接対策
人事部長のメッセージでは、面接の場では背伸びをせず、自分らしい言葉でこれまでの経験や将来の目標を話してほしいとされています。FコースかAコースかを選ぶ必要があるため、なぜそのコースを選ぶのかも、整理しておきましょう。
かつ丼
公式の募集要項は2027年卒向けだったよ。2028年卒向けの最新のスケジュールは、採用サイトで確認してね。
8. かつ丼が語る足利銀行のリアル
かつ丼
足利銀行は、栃木県を中心に地域の企業や人々に寄り添いながら、新しい取り組みにも挑戦している銀行だと思うよ。学歴や専攻を問わず、入行後に学べる環境で、フレックスや在宅勤務、コース変更、副業と、働き方の選択肢が多い点も魅力かもね。初任給も年々上がっているよ。一方で、2003年に一時的な公的管理を経験した歴史や、Fコースは転居を伴う異動の可能性がある点は、知っておきたいところだよ。2028年卒向けの募集要項は確認できなかったから、説明会で直接聞いてみてね。
9. まとめ
足利銀行は、栃木県を中心に北関東4県と東京に拠点を持つ、めぶきフィナンシャルグループの地方銀行です。学歴・専攻・出身を問わないと明言しており、100名規模の採用で、学歴フィルターは明確には確認できません。フレックスや在宅勤務、コース変更などの制度があり、初任給も引き上げられています。FコースとAコースのどちらを選ぶかを含め、自分の働き方と志望動機を整理して、選考に臨みましょう。
こんな悩みはありませんか?
- 地方銀行と他の金融機関で迷っている
- 転勤の有無や働き方を、自分で選びたい
- 志望動機や面接の準備に自信がない
- 自分に合う企業が分からない
10. 足利銀行志望なら「エジェガチャ」で選考対策しよう
足利銀行のような地方銀行では、「なぜ銀行なのか、なぜ足利銀行なのか」という志望動機の伝え方が合否を左右します。一人で悩むより、就活のプロに相談して客観的なアドバイスをもらうのがおすすめです。
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