「地方銀行を志望しているけれど、七十七銀行って学歴フィルターはあるの?」「東北の地銀の中でも難易度は高いの?」「年収や福利厚生、転勤の実態も知りたい」。そんな疑問を持っている就活生は多いのではないでしょうか。
七十七銀行は、宮城県仙台市に本店を置く地方銀行です。1878年に設立された第七十七国立銀行を前身とし、宮城県内の預金・貸出金シェアで第1位を誇る東北の「リーディングバンク」として、地域の企業や暮らしを支えています。
この記事では、七十七銀行について次のポイントを、公式情報をベースに分かりやすく解説します。
- 七十七銀行の会社概要と事業内容
- 学歴フィルターの有無(採用実績校の傾向)
- 就職難易度と採用人数
- 平均年収と初任給
- 福利厚生と働き方、転勤の実態
- 求める人物像と選考フロー・対策
記事の最後には、かつ丼がこっそり語る「七十七銀行のリアル」も用意しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
1. 七十七銀行とはどんな会社?
七十七銀行の会社概要
- 社名:株式会社七十七銀行(The 77 Bank, Ltd.)
- 本店:宮城県仙台市青葉区中央三丁目3番20号
- 創業:1878年(明治11年)12月9日
- 代表者:代表取締役頭取 小林 英文
- 資本金:246億円
- 従業員数:2,357人(単体・2026年3月31日現在)
- 店舗数:144(本支店138、出張所6)
- 総資産:10兆3,928億円
- 預金・譲渡性預金:8兆9,703億円
- 貸出金:6兆6,277億円
七十七銀行の前身は、1878年12月に設立された「第七十七国立銀行」です。1872年の国立銀行条例の制定後、全国に150を上回る国立銀行が設立され、そのうち77番目だったことが現在の行名の由来になっています。
公式の採用サイトでは、預金44.0%・貸出金43.2%と、いずれも宮城県内でシェア第1位であることが紹介されています(2024年3月31日現在)。宮城県内企業のメインバンクシェアも第1位とされており、地域に深く根ざした銀行であることが分かります。
事業の中心は預金・融資・為替などの銀行業務ですが、それだけではありません。2023年4月からは信託業務を開始し、M&Aアドバイザリーや事業承継支援、海外ビジネス支援、DXの推進など、お客さまの課題を解決する「コンサルティング営業」にも力を入れています。リース・証券・カード・投資ファンド・コンサルティングなどのグループ会社と連携し、グループ一体で地域を支えているのも特徴です。
経営面では、長期経営計画「Vision 2030」のもと、金融サービスの充実に加えて、DXや新事業、サステナビリティなど非金融分野への取り組みも進めています。店舗は宮城県内が中心ですが、東北各県のほか、札幌・東京・名古屋・大阪などにも拠点を構えています。
かつ丼
七十七銀行は「地元の銀行」のイメージが強いけど、実は東京や大阪、上海にも拠点があって、思ったより視野が広い会社だと思うよ。地元での安定と、新しい挑戦の両方を狙える銀行と言えるかもね。
2. 七十七銀行に学歴フィルターはある?
七十七銀行は、採用大学の一覧を公式には公開していません。そのため、公式サイトで確認できる募集条件と、かつ丼調べによる過去の採用実績校の傾向をあわせて判定しました。
結論:学歴フィルターは強くないと考えられます。募集は全学部・全学科が対象で、採用実績校も難関大学から地方の公立・私立大学、短大まで幅広くなっています。
重要なポイントは次の3点です。
- 公式の募集要項で、採用学部が「全学部全学科」とされている
- 公式FAQで、宮城県や東北以外の出身者の応募も歓迎されている
- かつ丼調べによると、過去の採用実績校は大学院から短大まで幅広い
【カツナビ独自分析】七十七銀行の学歴フィルター判定
★★☆☆☆(2.0/5.0) 全学部全学科が対象で、出身地も問われず、採用実績校も幅広いため、学歴フィルターは弱めと判断しました。ただし採用大学一覧は非公開のため、あくまで公式情報とかつ丼調べに基づく判定です。
採用実績校は幅広い
かつ丼調べによると、過去の採用実績校には、東北大学・東京大学・一橋大学・早稲田大学・慶應義塾大学などの難関大学に加えて、明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学といった首都圏の私立大学が含まれています。同時に、宮城大学・仙台大学・福島大学・山形大学・弘前大学といった東北の国公立・私立大学や、複数の短期大学の名前も確認できます。
文系・理系を問わない全学部全学科採用
公式FAQでは、経済学部や法学部でなくても問題ないと明言されています。入行後には金融知識を身につけられる研修制度が用意されているため、専攻に関係なく挑戦できます。また、「77×理系」という理系向けの採用ページも設けられています。
出身地は問われない
宮城県以外、東北以外の出身でも「ぜひ応募してください」と公式FAQに書かれています。実際に、かつ丼調べでは首都圏や関西、九州、北海道などの大学からの採用実績も確認できます。
かつ丼
学歴で足切りされるというより、どれだけ地域や銀行の仕事に向き合ってきたかが見られると思うよ。大学名に自信がなくても、志望動機をしっかり作り込めば十分に戦えるんじゃないかな。
3. 七十七銀行の就職難易度・採用倍率
七十七銀行の採用倍率は公式には公開されていません。ただ、次のような理由から、就職難易度は高めと判断できます。
- 宮城県内の預金・貸出金シェア第1位で、総資産10兆円を超える規模の地方銀行である
- 新卒採用人数は2024年度89名、2025年度82名、2026年度80名と、80名前後の少数枠である
- 採用実績校に、東北大学・東京大学・早慶など難関大学が含まれている
- 公式の選考フローで、エントリーシートに加えて面接が複数回行われる
【カツナビ独自分析】七十七銀行の就職難易度
★★★★☆(4.0/5.0) 東北では上位に入る規模と知名度の銀行で、新卒採用は80名前後の少数枠です。採用倍率は非公開のため、規模・採用人数・採用実績校から判断しました。
かつ丼
採用人数が多くはないから、準備の差がそのまま結果に出やすいと思うよ。公式の中途採用比率が年々上がっているのも、銀行が多様な人材を求めている表れかもね。
4. 七十七銀行の平均年収
有価証券報告書によると、七十七銀行(単体)の平均年間給与は、2025年3月期で約760万円です(平均年齢38.9歳、平均勤続年数16.0年)。賞与や基準外賃金を含んだ金額です。かつ丼調べでは、直近の2026年3月期は約773万円とされています。
初任給は、公式の募集要項(2026年7月実績)によると、転居を伴う転勤のあるFコースが大学卒260,000円・大学院卒262,000円、原則として転居を伴う転勤のないAコースが大学卒245,000円・大学院卒247,000円です。コースによって月1.5万円の差があるため、働き方の希望とあわせて選ぶのがポイントです。
【カツナビ独自分析】七十七銀行の平均年収水準
★★★★☆(4.0/5.0) 平均年間給与は約760万円台と、日本の給与所得者全体の平均を大きく上回る水準です。一方で平均年齢や勤続年数を踏まえると、若手のうちは初任給26万円前後からのスタートになります。
かつ丼
年収は高めだけど、若手のうちは地方銀行らしい初任給からのスタートだと思うよ。コース選びで初任給が変わる点は、早めにチェックしておくといいかもね。
5. 七十七銀行の福利厚生
七十七銀行の主な福利厚生・休日休暇
- 各種社会保険、住宅融資、持株会、財形貯蓄、年金基金
- 社宅、寮、研修所、総合グラウンド、体育館などの施設
- 完全週休2日制、祝日、年末年始
- 連続休暇(9日間)を年2回
- 慶弔休暇、産休・育児休業制度
- 事業所敷地内は完全禁煙
- 新入行員研修、自己啓発のための資格取得奨励金、先輩が新人を支えるブラザー・シスター制度(かつ丼調べ)
公式FAQによると、産休・育児休業は常時40名程度が取得しており、職場復帰後も仕事と家庭を両立しながら働く行員が多いとされています。かつ丼調べでは、2025年度の育児休業取得率は男性98.2%・女性100%、平均有給休暇取得日数は14.4日、月平均の所定外労働時間は19.8時間でした。
なお、転勤は通常3年前後の期間で行われるのが基本です。希望を申告する機会が定期的にあるほか、公募制で希望する業務に挑戦できる「ジョブエントリー制度」もあります。転居を伴う転勤がないAコースがある点も、地元で長く働きたい人には安心材料です。
かつ丼
9連休が年2回あるのは、銀行としてはかなり魅力的だと思うよ。社宅や寮もあるから、転勤があっても住まいの不安は小さめかもね。
6. 七十七銀行が求める人物像
公式の採用担当者メッセージでは、現状維持に満足せず、新しい未来を切り拓くためにチャレンジ精神旺盛で熱意あふれる人を求める姿勢が示されています。あわせて、経営の基本理念である「行是」の内容もふまえると、次のような人物像が見えてきます。
チャレンジ精神のある人
Vision 2030のもと、DXや新事業、非金融分野への挑戦を進めている銀行です。前例にとらわれず、自分から新しいことに手を挙げられる姿勢が求められます。ジョブエントリー制度のように、自ら挑戦できる仕組みがあるのも特徴です。
地域のために貢献したい人
行是では、「奉仕の精神」を最初に掲げ、地域社会の繁栄とともに銀行が発展するという考え方が示されています。地域の企業やお客さまの課題に向き合い、長期的な視点で支えたいという思いが大切です。
信頼を大切にし、周囲と協力できる人
行是には「信用の向上」と「和協の精神」も盛り込まれています。お金を扱う仕事として信頼を積み重ねる誠実さと、グループや部署を超えて協力しながら課題を解決する姿勢が重視されていると考えられます。
7. 七十七銀行の選考フローと対策
選考フロー
MY PAGE登録(新卒エントリー)
「七十七銀行志望なら「エジェガチャ」で選考対策しよう」
七十七銀行の採用ページ上のMY PAGEに登録してエントリーします。
エントリーシート提出
志望動機や学生時代の経験などをまとめて提出します。
面接(複数回)
複数回の面接が行われます。ステップや開催形式は年度により異なる場合があります。
適性検査受検
適性検査を受検します。形式は公式には明記されていません。
内々定
選考を通過すると内々定となります。
ES対策
ESでは「なぜ銀行なのか」「なぜ地方銀行の中でも七十七銀行なのか」を、自分の経験とつなげて説明することが重要です。公式の採用サイトには行員インタビューや座談会が掲載されているので、仕事のイメージを具体化したうえで、挑戦したいことや地域への思いを言葉にしましょう。
企業研究
企業研究では、長期経営計画「Vision 2030」、地方創生やDXへの取り組み、M&Aや事業承継支援といった法人向けサービスを押さえておきましょう。宮城県内の企業や産業の特徴もあわせて調べると、志望動機に説得力が出ます。インターンシップの情報も公式サイトで公開されているため、チェックしておくのがおすすめです。
面接対策
面接は複数回行われるため、一貫性のある受け答えが大切です。「なぜこの地域で働きたいのか」「どんな行員になりたいのか」「転勤を含めたキャリアをどう考えているか」といった点を、自分の言葉で話せるように準備しておきましょう。公式FAQによると、OB・OG訪問の公式な受付は行われていませんが、個人的に連絡を取って会うことは可能とされています。
かつ丼
採用人数が限られているぶん、志望動機の深さが差になると思うよ。地元で働きたい理由と、七十七銀行を選ぶ理由を、具体的なエピソードでセットで語れるようにしておくといいかもね。
8. かつ丼が語る七十七銀行のリアル
かつ丼
七十七銀行は、安定感と挑戦の両方がある地方銀行だと思うよ。宮城県内のシェア第1位という土台があるうえで、信託業務の開始や新会社の設立、DXなど、新しい動きも続いているのが印象的だね。働き方では、年2回の9連休や高い育休取得率など、制度が実際に使われていそうなところが魅力かな。一方で、通常3年前後で異動があるうえ、転居を伴う転勤の有無でコースが分かれるから、自分の希望をはっきりさせておくことが大事だと思うよ。公式には非公開の項目もあるから、気になる点は説明会や面接で確認してみてね。
9. まとめ
七十七銀行は、宮城県内で預金・貸出金シェア第1位を誇る、東北を代表する地方銀行です。学歴フィルターは強くなく、全学部全学科・出身地を問わずチャンスがある一方、新卒採用は80名前後の少数枠のため、就職難易度は高めです。平均年収は約760万円台、初任給は大学卒で24.5万〜26万円(コースにより異なる)と、福利厚生や休暇制度も充実しています。
志望するなら、行是やVision 2030への理解を深めたうえで、「なぜ七十七銀行なのか」を自分の言葉で語れるように準備しておきましょう。
こんな悩みはありませんか?
- 地方銀行を受けたいけれど、どこが自分に合うのか分からない
- 志望動機やESに自信が持てない
- 面接でうまく話せるか不安
- 転勤や働き方まで含めて、自分に合う企業を知りたい
10. 七十七銀行志望なら「エジェガチャ」で選考対策しよう
七十七銀行のような人気の地方銀行は、採用人数が限られているため、ESや面接の準備が結果を左右します。「自分の志望動機はこれで伝わるのか」「他にどんな企業が自分に合うのか」と悩んだときは、就活のプロに相談できる「エジェガチャ」を活用してみましょう。
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