就職活動で「安定したIT企業に入りたいけれど、大手SIerとは違う軸で選びたい」「会計や自治体向けの仕事ってどんな内容なんだろう」と迷っていませんか。
株式会社TKCは、栃木県宇都宮市に本社を置く、東証プライム上場の情報サービス企業です。会計事務所と地方公共団体を中心に、中堅・大企業や法律専門家向けまで事業を広げています。
2025年9月期の連結売上高は834億円、経常利益は165億円と公開されています。一方で、職種別採用ではなく総合職として配属が決まる点や、転勤の可能性など、事前に確認しておきたいポイントもあります。
この記事では、公開情報をもとにしたカツナビ独自調査として、会社概要、採用大学、学歴フィルター、就職難易度、年収、福利厚生、求める人物像、選考フローまでをまとめます。志望度を固める前の企業研究にお役立てください。
1. 株式会社TKCとはどんな会社?
株式会社TKCの会社概要
- 本社所在地:栃木県宇都宮市鶴田町1758番地(東京本社あり)
- 設立:1966年(昭和41年)10月22日
- 代表者:代表取締役社長 飯塚 真規
- 資本金:57億円
- 従業員数:2,964名(単体2,458名、2025年9月30日現在)
- 売上高:連結834億円・単体788億円(2025年9月期)
- 事業内容:会計事務所向け事業、中堅・大企業向け事業、地方公共団体向け事業、法律専門家・法科大学院向け事業
TKCの事業の中心は、会計事務所を通じて中小企業を支えるシステム・サービスの提供です。公式では、TKCのシステムは11,600名超の税理士・公認会計士と、全国60万社を超える企業に利用されているとされています。
もう一つの柱が地方公共団体向け事業で、住民記録・税務など市町村の業務に使うシステムを全国1,150の地方公共団体(主に市町村)に提供しています。中堅・大企業向けには「連結グループソリューション」を展開しており、顧客は6,190企業グループを超えると案内されています。
かつ丼
会計事務所と自治体という「社会インフラ寄り」の顧客に特化しているのがTKCの特徴だよ。BtoCの派手さはないけど、仕事の意義を重視する人には刺さりやすい会社だね。
2. 株式会社TKCの採用大学一覧
TKCは新卒採用で学部・学科を問わず募集しており、採用実績の学部も経済・経営・法・文・教育・理工・農など多岐にわたります。ここでは、公開されている採用実績の傾向を整理します。
株式会社TKCの主な採用実績校(公式)
- 採用実績の学部・学科:経済学部、経営学部、商学部、法学部、文学部、教育学部、社会学部、国際学部、理学部、工学部、農学部 等(学部・学科は問わない)
- 新卒採用者数:2025年116名、2024年96名、2023年75名
- 採用予定数(2027年度):100名程度
- 大学名の一覧:要確認(公式の採用大学一覧は今回の調査では確認できず)
学部の幅が広い一方で、大学名の詳細は公式ページから確認できませんでした。大学別の採用実績を知りたい場合は、各大学のキャリアセンターの求人情報や、説明会での質問で確認するのが確実です。
かつ丼
採用人数は年によって差があって、直近3年は75名から116名のレンジだよ。2027年度は100名程度の予定みたいだから、志望者は早めに動こうね。
3. 株式会社TKCに学歴フィルターはある?
TKCが学歴フィルターを設けているかどうかについて、公式が明言している情報は見当たりません。ここでは公開されている募集要項や採用実績から、判断材料を整理します。
結論として、学歴フィルターの有無は断定できませんが、少なくとも全学部・全学科を対象にした採用であることは確認できます。
【カツナビ独自分析】学歴フィルターの有無
★★★★☆(4.0/5.0)。全学部・全学科を対象とし、採用実績の学部も幅広いため、学歴で一律に絞る採用とは考えにくい。ただし選考基準は非公開のため断定はできない。
採用実績校が幅広い
公開されている採用実績の学部は、文系・理系を問わず多岐にわたります。特定の学部や分野に偏らない採用姿勢がうかがえます。
募集対象は大学・大学院卒業見込みの人
2027年度新卒採用の募集対象は、2027年3月卒業予定の方、または大学卒業後3年未満の方です。初任給も大学院卒と四大卒で設定されています。
選考基準は公開されていない
書類選考や面接での具体的な評価基準は、公式には公開されていません。公式の説明では、筆記試験もあるものの面接重視のプロセスであり、可能な限り一人ひとりを知った上で判断するとされています。
4. 株式会社TKCの就職難易度・採用倍率
TKCの採用倍率は公式には公開されていません。新卒採用は年間100名前後の規模で、全学部・全学科が対象のため、募集のハードルが極端に高い企業ではない一方、人気企業らしく志望動機の深さは問われます。
【カツナビ独自分析】株式会社TKCの就職難易度
★★★☆☆(3.0/5.0)。採用人数は100名前後で学部不問だが、安定性・高年収を理由に志望者は多いとみられる。倍率は非公開のため、体感的な目安にとどまる。
かつ丼
倍率は公開されていないから、数字で一喜一憂するより「なぜ会計事務所と自治体なのか」を語れるようにしておくのが近道だよ。面接重視だから、自分の言葉で話せるかが大事だね。
5. 株式会社TKCの平均年収
TKCの平均年収は、公開されている水準では800万円台とされています。ナビ系の募集情報では、全社員平均年収が824万円、全社員平均賞与が316万円(7.4か月分)と案内されていました。
別の公開データでは、直近の平均年収は約920万円、平均勤続年数は17.1年、平均年齢は40.3歳(2025年9月時点)とされています。集計時点や定義によって数字が異なるため、応募時は最新の有価証券報告書や募集要項での確認をおすすめします。
新卒の初任給は、公式の募集要項によると2025年4月実績で大学院卒が月給276,000円、四大卒が月給255,000円です。昇給は年1回(4月)で、勤続年数が長い社員が多いことから、年齢とともに年収が伸びやすい構造とみられます。
【カツナビ独自分析】株式会社TKCの年収水準
★★★★☆(4.0/5.0)。公開データでは平均年収が800万円台と、IT・情報サービス業の中でも高い水準。ただし年齢構成が高めの集計値なので、新卒入社直後の年収とは分けて考えたい。
かつ丼
平均年収は年齢が高めの社員も含んだ数字だから、入社直後からその水準というわけじゃないよ。初任給と昇給のペースを分けて見るのがコツだね。
6. 株式会社TKCの福利厚生
株式会社TKCの福利厚生・制度(公式の募集概要)
- 休日休暇:完全週休2日制(土・日)、年間休日120日以上、祝日、年末年始、夏季、年次有給、産前産後、育児、介護、リフレッシュ休暇ほか
- 諸手当:通勤手当、社内資格手当、住宅手当、家族手当、社外資格取得時一時金(日商簿記2級以上、情報処理技術者資格等・5万〜30万円)
- 住まい:独身寮、社宅
- 保険・年金:雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険、確定拠出年金制度(401K)
- 資産形成・共済:財形貯蓄、社員持株会、従業員共済組合
- 昇給:年1回(4月)
住宅面の支援が手厚いのが特徴で、独身寮・社宅・住宅手当がそろっています。転居を伴う異動の可能性がある会社だけに、住まいの補助があるのは安心材料です。
かつ丼
資格取得時の一時金が5万〜30万円と大きいのも魅力だよ。簿記や情報処理系の資格を取ると、そのまま評価と手当につながるね。
7. 株式会社TKCが求める人物像
公式の新卒採用サイトでは、求める人物像として「正義感と使命感が強い人材」「創造的かつ実行力のある人材」「論理性がありコミュニケーション力が高い人材」の3つが掲げられています。社会や顧客への貢献意欲が、評価の軸になっていることがうかがえます。
採用担当者のインタビューでは、会社に入ってからできることの準備より、今興味のあることに「やってみよう」と思える人のほうが魅力的、という趣旨の話も紹介されています。資格取得よりも、学生時代にどんな経験を自分で選び、動いたかをエピソードとして整理しておくとよいでしょう。
8. 株式会社TKCの選考フローと対策
公式の新卒採用サイトによると、選考は「エントリー→会社説明会の視聴→Web面接・筆記試験(Web)→来社による面接→内定」という流れです。筆記試験はありますが面接重視で、説明会から内定までおおむね3〜4週間程度とされています。
選考フロー
エントリー
採用サイトからエントリーする
会社説明会
選考を希望する場合は説明会を視聴する
Web面接・筆記試験(Web)
面接重視のプロセスで、筆記試験も実施される
来社による面接
最終面接として来社形式で実施される
内定
説明会から内定までおおむね3〜4週間程度
ES対策
エントリーシートでは、学生時代に力を入れたことや自己PR、志望理由が中心になりやすいです。求める人物像の「使命感」「実行力」「論理性」に沿って、課題を見つけて自分で動いた経験を結論から簡潔に書きましょう。
企業研究
TKCは会計事務所と地方公共団体という特定顧客に特化した会社なので、事業モデルの理解が欠かせません。公式の会社概要や社是・経営理念、数字で見るTKCを読み込み、なぜ中小企業や自治体の支援なのかを自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。
面接対策
面接では、学生時代の経験や志望動機に加え、勤務地や転勤についての考えを聞かれることがあります。職種は入社後に適性を踏まえて決まるため、希望の働き方だけでなく、どの地域でも働く意思があるかを整理して臨むと安心です。
9. かつ丼が語る株式会社TKCのリアル
かつ丼
TKCは「安定・高年収・手厚い住宅補助」が魅力な一方で、転居を伴う異動の可能性は事前に腹落ちしておきたいところだよ。総合職として全国の拠点に配属される可能性があるから、説明会や面接で「配属や異動の考え方」を遠慮なく聞いておこうね。社会インフラ寄りの仕事に意義を感じる人には、長く働きやすい会社だと思うよ。
10. まとめ
株式会社TKCは、会計事務所と地方公共団体に特化したシステム・サービスを提供する東証プライム上場企業です。全学部・全学科が対象で、初任給や福利厚生も公式に示されており、安定志向の就活生には検討しやすい企業といえます。一方で、転勤の可能性や職種が入社後に決まる点は、事前に確認しておきましょう。
こんな悩みはありませんか?
- 自分に合う企業かどうか、客観的な意見がほしい
- TKCのES・面接でどこを見られるのか知りたい
- 転勤や配属の考え方が自分に合うか不安
- 他のIT企業や情報サービス企業と比べて迷っている
- 志望動機をうまく言葉にできない
11. 株式会社TKC志望なら「エジェガチャ」で選考対策しよう
TKCは面接重視の選考のため、志望動機や自己PRを自分の言葉で語れるかが結果を左右します。企業研究や自己分析を一人で進めていると、方向性が合っているのか不安になることもあるでしょう。
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