「日本食品化工に就職するには、高学歴じゃないと難しい?」
「食品会社なのに、化学や工業分野にも関わっているの?」
そんな疑問を持つ就活生も多いのではないでしょうか。
日本食品化工は、トウモロコシを原料として、コーンスターチ、加工でん粉、水あめ、ぶどう糖、異性化液糖、オリゴ糖などを製造する素材メーカーです。
社名に「食品」と付いていますが、スーパーで販売される菓子や飲料などの完成品を製造する会社ではありません。
食品メーカー、飲料メーカー、製紙会社、医薬品メーカーなどへ、製品の原料となる「でん粉」や「糖」を供給しています。
日本食品化工の社名が商品パッケージへ表示される機会は多くありませんが、同社の素材はパン、菓子、飲料、調味料、ビール、医薬品、紙製品など、身近な製品に幅広く使用されています。
三菱商事グループの事業基盤に加え、東西2工場による安定供給、研究開発力、品質保証体制などを強みとしています。
この記事では、
- 日本食品化工の採用大学
- 学歴フィルターの有無
- 就職難易度
- 事業内容と仕事内容
- 新卒採用人数
- 平均年収・給与制度
- 福利厚生・働き方
- 求める人物像
- 選考フローと対策
について詳しく解説します。
さらに、就活インフルエンサー「かつ丼」の本音コメントも紹介するので、ぜひ最後まで読んでください。
1. 日本食品化工とはどんな会社?
企業概要
- 正式名称:日本食品化工株式会社
- 英語表記:NIHON SHOKUHIN KAKO CO., LTD.
- 設立:1948年7月
- 代表者:代表取締役社長 若木孝優
- 東京本社:東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 JPタワー12階
- 富士本社:静岡県富士市田島30
- 資本金:16億円
- 従業員数:452名(2026年3月末時点)
- 売上高:629億円(2026年3月期)
- 上場市場:東京証券取引所スタンダード市場
- 証券コード:2892
- 主な事業:トウモロコシなどの加工製品と、その二次加工製品の研究開発・製造・販売
- 特徴:食品、飲料、医薬品、製紙、工業製品などに使用される、でん粉・糖を扱うBtoB素材メーカーです。
日本食品化工は、1948年に設立されたコーンインダストリーメーカーです。
トウモロコシを分離・加工し、食品や工業製品の原料となるコーンスターチ、加工でん粉、糖化製品などを製造しています。
大株主は三菱商事で、2026年3月末時点の議決権比率は60%を超えています。
三菱商事グループの調達力や海外ネットワークを活用しながら、国内外で事業を展開しています。
かつ丼
日本食品化工は、冷凍食品や菓子などの完成品をつくる会社ではないよ。食品メーカーや飲料メーカーへ、商品のもとになる素材を提供している会社なんだ。
2. 日本食品化工は何をつくっている?
日本食品化工の主力製品は、トウモロコシからつくられる「でん粉」と「糖」です。
同じトウモロコシを原料としていても、加工方法によって性質や用途が大きく変わります。
でん粉部門
トウモロコシから、コーンスターチや加工でん粉を製造します。
でん粉の主な用途
- パンや菓子の食感改善
- 揚げ物の衣の食感調整
- 練り製品の弾力や保水性の向上
- 調味料やフィリングの粘度調整
- ビールなどの飲料
- 医薬品の錠剤
- 新聞紙やコピー用紙の強度向上・表面加工
でん粉は単に食品へとろみを付けるだけではありません。
食品の食感、形状、保存性、保水性などを調整するほか、紙や医薬品などの工業用途にも使われています。
糖化品部門
コーンスターチへ酵素などを作用させ、水あめ、シラップ、ぶどう糖、異性化液糖、オリゴ糖などを製造します。
糖化製品の主な用途
- 清涼飲料水
- 酒類
- 和菓子・洋菓子
- パン
- 調味料
- 加工食品
- 工業用製品
糖化製品は甘さを付けるだけでなく、食品の照り、保湿性、保存性、口当たりなどを調整する役割もあります。
ファインケミカル部門
でん粉や糖をさらに高度に加工し、医薬品やヘルスケア分野で使用される素材を製造します。
例えば、輸液用の糖質や、錠剤の形を整える賦形剤などに使用されます。
食品素材メーカーでありながら、医薬品の品質や安全性に関わる製品も扱っている点が特徴です。
工業用・環境配慮型素材
でん粉は、製紙分野やプラスチック代替素材などにも活用されています。
石油由来素材の使用量削減や、環境負荷の低減へつながる素材開発も、今後の成長分野の一つです。
副製品部門
トウモロコシからでん粉だけを取り出し、残りを廃棄するわけではありません。
胚芽はサラダ油などの油脂原料、種皮やたんぱく質部分は飼料原料として活用します。
トウモロコシを可能な限り無駄なく利用することも、コーンインダストリーの特徴です。
かつ丼
でん粉や糖は、甘みやとろみを付けるだけではないよ。食感、保存性、紙の強度、医薬品の成形など、製品の性能を支える重要な素材なんだ。
3. 日本食品化工の強み
三菱商事グループの事業基盤
日本食品化工は、三菱商事グループの一員です。
トウモロコシを安定して調達するには、世界の生産量、天候、価格、為替、輸送環境などを把握する必要があります。
三菱商事の調達力、情報力、物流網、海外ネットワークを活用できることは、大きな強みです。
静岡・岡山の東西2工場体制
日本食品化工は、静岡県の富士工場と岡山県の水島工場で製品を生産しています。
東西に生産拠点を置き、調達、生産、品質、物流、販売が連携することで、全国の顧客へ安定的に製品を供給しています。
食品や医薬品の原料は、供給が停止すると顧客企業の製造にも影響するため、安定供給は重要な競争力です。
高い研究開発力
でん粉や糖は、加工方法によって多様な機能を付けられる素材です。
日本食品化工では、基礎研究と用途開発の両方を行い、顧客の商品開発や製造上の課題へ対応しています。
公式サイトでは、本社組織の約5人に1人が研究員と紹介されており、研究開発へ積極的に人材と資金を投入しています。
品質保証体制
日本食品化工は、FSSC22000をはじめとした品質・食品安全に関する認証を取得しています。
原料の受け入れから製造、検査、出荷までを管理し、食品・医薬品メーカーが安心して使用できる素材を提供しています。
海外事業
国内だけでなく、タイのAsia Modified Starch Co., Ltd.を中心に海外事業も展開しています。
国内で培った加工でん粉の技術を生かし、成長するアジア市場での事業拡大を進めています。
かつ丼
三菱商事グループの調達力と、日本食品化工自身の研究・生産技術を組み合わせられるのが強み。親会社の名前だけでなく、自社の技術力にも注目しよう。
4. 日本食品化工の仕事内容
法人営業
食品、飲料、医薬品、製紙などのメーカーへ、でん粉や糖化製品を提案します。
完成した商品を販売する営業ではなく、顧客の商品開発や製造工程に合わせて素材を提案するBtoB営業です。
法人営業の主な業務
- 顧客の商品開発・製造課題のヒアリング
- 用途に合ったでん粉・糖化製品の提案
- サンプルの提供・評価結果の確認
- 研究・品質保証・製造部門との調整
- 価格・数量・納期の交渉
- 市場・競合製品の調査
顧客から「揚げ物の食感を長く保ちたい」「飲料の口当たりを改善したい」といった相談を受け、研究部門と連携して解決策を考えます。
研究開発
でん粉や糖が持つ性質を研究し、新しい素材や用途を開発します。
基礎研究だけでなく、顧客が開発している食品や医薬品を想定した試作品の作製、物性評価、製造条件の検討なども行います。
研究成果を実際の製品として量産するため、営業、製造、品質保証、設備技術などとの連携が欠かせません。
製造
工場設備を操作・監視し、トウモロコシからでん粉や糖化製品を製造します。
製造条件を正確に管理し、異常の兆候があれば原因を調べ、品質と安全を守ります。
工場は大規模な設備によって連続的に稼働するため、部署によっては交替勤務となる可能性があります。
生産技術・設備技術
工場設備の新設、更新、保守、改善などを担当します。
生産量や品質を維持しながら、省エネルギー、安全性、生産効率、環境負荷などを改善する仕事です。
機械、電気、化学工学、制御、情報などの幅広い知識が生かされます。
品質保証
原料や製品の検査、製造工程の管理、顧客からの問い合わせ対応、品質規格の運用などを行います。
食品や医薬品に使用される素材を扱うため、わずかな品質の変化も見逃さない正確さが必要です。
調達・需給管理
トウモロコシなどの原料調達、在庫、生産計画、物流、販売数量を管理します。
原料価格、為替、輸送状況、工場の生産能力、顧客の需要などを確認し、必要な製品を必要な時期に供給できるように調整します。
管理部門
経理、財務、人事、総務、法務、情報システム、経営企画などの部門が、会社全体の事業運営を支えています。
かつ丼
営業、研究、製造だけでなく、品質保証、設備技術、調達、需給管理など多くの職種が連携しているよ。素材メーカーはチームでものづくりを進める会社なんだ。
5. 日本食品化工の新卒採用
日本食品化工は、文理・学部学科を問わず、人物を重視して採用すると案内しています。
配属先は本人の希望を確認したうえで、適性や会社の人員計画などを考慮して決定されます。
新卒採用のポイント
- 募集対象:主に大学院・大学卒
- 学部・学科:不問
- 配属:本人の希望、適性、会社方針を考慮して決定
- 主な職種:営業、研究、製造、技術、品質保証、調達、需給管理、管理部門など
- 主な勤務地:東京、静岡、大阪、岡山、福岡など
- 転勤:全国社員は転居を伴う転勤の可能性あり
- 地域限定社員:転居を伴う転勤なし。ただし、新卒は原則として全国社員を募集
研究開発や生産技術では、化学、農学、食品、生命科学、薬学、機械、電気などの専門知識を生かせます。
一方、営業や管理部門では、文系学生にも応募機会があります。
入社前に必要な資格や商品知識は定められておらず、新入社員研修やOJTを通じて学べる環境が用意されています。
過去の新卒採用人数
新卒採用実績
- 2025年:9名(男性3名・女性6名)
- 2024年:12名(男性7名・女性5名)
- 2023年:9名(男性7名・女性2名)
近年の新卒採用人数は、年間9~12名程度です。
会社規模に対して一定数を採用していますが、大手食品メーカーのような数十人・数百人規模の採用ではありません。
かつ丼
採用人数は毎年10名前後。会社全体では幅広い職種があるけど、職種ごとの枠はさらに少なくなる可能性があるよ。
6. 日本食品化工の採用大学一覧
日本食品化工は、現在の公式採用サイトで詳細な採用実績校一覧を公表していません。
過去に外部で公開された採用実績校情報では、次のような大学が確認されています。
過去の主な採用実績校の例
- 国公立大学・大学院:茨城大学、岩手大学、愛媛大学、大阪大学、大阪大学大学院、大阪市立大学、大分大学、東京農工大学など
- 私立大学:青山学院大学、東京農業大学、東京薬科大学、東京理科大学、東邦大学など
上記は、現在の年度における公式の完全な採用大学一覧ではありません。
採用年度や募集職種によって採用大学は変わるため、参考情報として確認してください。
食品、農学、化学、生命科学、薬学などの研究分野を持つ大学に加え、営業・管理系の人材を想定した文系大学からも採用されていることが分かります。
かつ丼
理系大学だけを採用しているわけではないよ。ただし、研究・技術職では専攻や研究内容との相性が重視される可能性が高いね。
7. 日本食品化工に学歴フィルターはある?
学歴フィルター判定
★★★☆☆(やや強い)
結論から言うと、日本食品化工は大学名による明確な応募制限を設けていません。
公式FAQでも、学部・学科を問わず人物を重視して採用すると案内されています。
そのため、形式的な学歴フィルターが非常に強い会社とはいえません。
ただし、実際の選考では、学力や専攻が間接的に影響する可能性があります。
採用人数が年間10名前後と少ない
新卒採用人数は、近年9~12名程度です。
三菱商事グループ、東証上場企業、平均年収700万円台という条件から一定の人気が見込まれる一方、採用枠は多くありません。
研究・技術職では専門性が重視される
研究開発、生産技術、品質保証などの職種では、大学名よりも専攻や研究内容との相性が重要です。
化学、農学、食品、生命科学、薬学、機械、電気などの知識を、仕事へどう生かせるかが評価されるでしょう。
営業・管理系は人物面で逆転しやすい
営業や管理系では、特定の理系専攻を必要としない職種もあります。
顧客の課題を聞く力、周囲と連携した経験、数字を正確に扱う力などを示せれば、大学名以外で評価される可能性があります。
カツナビ独自指標
- 学歴フィルター危険度:★★★☆☆
- 研究・技術職の専攻重要度:★★★★★
- 適性検査の重要度:★★★★☆
- 人物・協働力の重要度:★★★★★
- 学歴逆転可能性:★★★★☆
かつ丼
大学名だけで決まる会社ではないけど、採用人数が少ない点には注意。研究・技術職は専攻との相性、営業系は人物面と会社理解で差が付きやすいよ。
8. 日本食品化工の就職難易度
就職難易度
★★★★☆(難関クラス)
日本食品化工の就職難易度は、食品素材業界の中でも高めと考えられます。
主な理由は、次のとおりです。
- 三菱商事グループの安定した事業基盤がある
- 東証スタンダード市場に上場している
- 平均年間給与が759万円と高い
- 年間休日129日、住宅手当、独身寮などの制度がある
- 食品、医薬品、工業製品など幅広い市場を支えている
- 近年の新卒採用人数が9~12名程度と少ない
- エントリーシート、適性試験、複数の面接がある
消費者向けの知名度は、大手菓子メーカーや飲料メーカーほど高くありません。
一方、BtoB食品素材メーカーを研究している学生や、研究・技術職を志望する理系学生からは、隠れた優良企業として注目されやすい会社です。
特に研究開発職は、本社組織に多くの研究員を配置していることから、食品・化学系の研究者を目指す学生の応募が集まりやすいでしょう。
職種別の就職難易度
- 研究開発:★★★★★
- 生産技術・設備技術:★★★★☆
- 品質保証:★★★★☆
- 法人営業:★★★★☆
- 製造:★★★☆☆~★★★★☆
かつ丼
知名度が低いから入りやすいとは限らないよ。高待遇で採用人数も少ないため、BtoB素材メーカーを調べている学生同士の競争になるんだ。
9. 日本食品化工の平均年収・給与制度
平均年間給与
759万円
日本食品化工の2026年3月末時点における平均年間給与は、759万円です。
平均年収データ
- 平均年間給与:759万円
- 平均年齢:41歳10カ月
- 平均勤続年数:17年10カ月
- 従業員数:452名
平均年間給与は、若手社員から管理職までを含めた全社平均です。
入社直後から759万円を受け取れるわけではありませんが、食品メーカー全体で見ても高い給与水準といえます。
初任給
2027年卒採用はすでに終了しており、現在の公式採用ページでは、当時の詳しい初任給額が公開されていません。
初任給は採用年度によって改定される可能性があるため、応募時点の公式募集要項で確認してください。
給与・手当の特徴
- 昇給:年1回・7月
- 賞与:年2回・6月、12月
- 固定残業制度:なし
- 時間外勤務手当:勤務実績に応じて別途支給
- 住宅手当:月額9,800~23,200円
- 都市手当:東京本社・営業所配属者へ月額21,000~28,000円
- 食事手当:水島工場配属者へ月額6,500円
- その他:通勤手当、親族手当など
住宅手当は、社宅や寮へ入居している場合は支給されません。
勤務地によって都市手当や食事手当が付くため、基本給だけでなく、配属先を含めた支給条件を確認することが重要です。
カツナビ独自指標
- 平均年収:★★★★☆
- 安定性:★★★★★
- 福利厚生:★★★★★
- 住宅支援:★★★★★
- ワークライフバランス:★★★★★
かつ丼
平均年収は759万円と高水準。初任給だけではなく、住宅手当、都市手当、賞与、平均勤続年数まで含めて待遇を確認しよう。
10. 日本食品化工の福利厚生・働き方
主な福利厚生・制度
- 独身寮
- 借上社宅制度
- 住宅手当
- 社員食堂
- 独身者帰省制度
- 資格取得奨励金・受験料補助
- eラーニング
- オンライン英会話などの語学学習支援
- メンター・OJT制度
- クラブ活動
- 産前産後休暇・育児休業
- 介護休暇
年間休日129日
休日・休暇
- 年間休日:129日
- 休日:土曜日、日曜日、祝日、メーデー
- 有給休暇:初年度11日・最大21日
- リフレッシュ休暇:連続5日
- レクリエーション休暇:2日
- その他:慶弔、産前産後、子の看護、介護休暇など
年間休日129日は、国内企業の中でも多い水準です。
ただし、工場の製造部門などは、配属先によって交替勤務や勤務カレンダーが異なる可能性があります。
独身寮・借上社宅
富士本社勤務者向けの独身寮は、入居条件を満たせば月額4,500円で利用できます。
社有寮がない地域や転勤時には、借上社宅制度も用意されています。
勤務先が実家から離れている場合でも、住居費を抑えやすい環境です。
独身者帰省制度
地元を離れて働く独身社員に対して、帰省交通費や特別休暇を支援する制度があります。
全国転勤の可能性がある会社だからこそ、家族や地元とのつながりを維持する制度が用意されています。
教育・研修制度
入社後は約1カ月間の新入社員研修を行い、ビジネスマナーや各部門の役割を学びます。
製造現場を体験する研修もあり、営業や管理部門へ配属される社員も、会社のものづくりを理解できます。
配属後はOJTを中心に、フォローアップ研修、キャリア研修、中堅社員研修などが実施されます。
残業・有給取得データ
2025年度の働き方データ
- 月平均所定外労働時間:13.7時間
- 平均有給休暇取得日数:15.9日
- 男性の育児休業取得率:71.4%
- 女性の育児休業取得率:100%
- 育休後の復帰率:100%
月平均残業時間は13.7時間、有給休暇の平均取得日数は15.9日です。
平均値は会社全体のデータであり、研究、営業、製造、設備技術など、職種や繁忙期によって実際の働き方は異なります。
かつ丼
年間休日129日、平均残業13.7時間、独身寮は月4,500円。待遇面はかなり充実しているけど、工場勤務では交替勤務の可能性も確認しておこう。
11. 日本食品化工が求める人物像
日本食品化工は、「多様なWell-beingのために」というコーポレートメッセージを掲げています。
でん粉・糖の事業を通じて、食、医、美などの分野から、人々の生活をより良くすることを目指しています。
求める人物像
素材の可能性に関心を持ち、学ぶ意欲と誠実さを持って、周囲と協力しながら新しい価値を生み出せる人
学ぶ意欲がある人
でん粉、糖化、食品製造、医薬品、製紙など、事業に必要な知識は幅広くあります。
入社前にすべてを理解している必要はありませんが、新しい分野を自ら学び続ける姿勢が必要です。
素材の可能性に興味を持てる人
消費者向けの商品とは異なり、素材そのものには分かりやすいブランドや形がない場合があります。
素材の性質を理解し、「どのような製品や課題へ応用できるか」を考えることに面白さを感じられる人との相性が良いでしょう。
誠実に品質を守れる人
日本食品化工の製品は、食品や医薬品など、人の健康や安全に関わる製品へ使用されます。
効率や納期だけを優先せず、決められた手順を守り、正確に仕事を進める姿勢が必要です。
チームで協力できる人
一つの素材を顧客へ届けるまでには、営業、研究、調達、製造、設備技術、品質保証、物流など、多くの部門が関わります。
自分の専門だけで完結させず、周囲へ相談し、情報を共有しながら仕事を進められる人が求められます。
新しいことへ挑戦できる人
日本食品化工は、従来の食品用途だけでなく、医薬、美容、環境配慮型素材、海外市場などへ事業を広げています。
既存の方法にとらわれず、新しい用途や製造方法を考え、試行錯誤できる人が活躍しやすいでしょう。
かつ丼
会社が重視しているのは、入社前の知識量だけではないよ。素材へ興味を持ち、自分から学び、周囲と協力して成長できることを伝えよう。
12. 日本食品化工の選考フローと対策
日本食品化工の公式採用サイトで案内されている基本的な選考フローは、次のとおりです。
選考フロー
インターンシップ・任意
Webプレエントリー
エントリーシート提出
会社説明会
適性試験
複数回の面接
内々定
選考内容や実施方法は、採用年度や応募職種によって変更される可能性があります。
エントリーシート対策
エントリーシートでは、完成品の食品メーカーではなく、素材メーカーを志望する理由を明確にすることが重要です。
学生時代の経験は、次の流れで整理しましょう。
- どのような課題や疑問を持ったのか
- なぜ自分が取り組もうと考えたのか
- どのように情報を集め、仮説を立てたのか
- 周囲とどのように協力したのか
- 失敗や問題へどう対応したのか
- 結果として何を得たのか
- 経験を仕事へどう生かすのか
適性試験対策
選考では適性試験が実施されます。
具体的な試験形式は採用年度によって変わる可能性があるため、言語、非言語、論理、性格検査など、一般的なWebテストを幅広く練習しましょう。
採用人数が少ないため、適性試験で大きく失点しない準備が必要です。
企業研究
企業研究では、「食品業界だから安定している」という理解だけでは不十分です。
- コーンスターチ・加工でん粉の役割
- でん粉部門と糖化品部門の違い
- ファインケミカル製品の用途
- 食品用素材と工業用素材の違い
- トウモロコシを無駄なく活用する仕組み
- 東西2工場を持つ意味
- 三菱商事グループであるメリット
- 研究開発と営業が連携する理由
- 環境配慮型素材や海外事業の可能性
を整理しておきましょう。
志望動機対策
次のような志望理由だけでは、他の応募者との差別化が難しくなります。
- 食品業界に興味があるから
- 三菱商事グループで安定しているから
- 人々の食生活を支えたいから
- 研究開発に携わりたいから
- 福利厚生が充実しているから
次の流れで志望動機を組み立てると、説得力を高められます。
- 食品・素材に関心を持ったきっかけ
- 完成品ではなく素材から製品づくりを支えたい理由
- トウモロコシ由来素材に感じる可能性
- 他の食品素材メーカーではなく日本食品化工を選ぶ理由
- 希望する仕事・職種
- 自分の経験や専門性をどう生かすか
- 入社後に実現したいこと
研究・技術職の対策
研究・技術系を志望する場合は、自分の研究を専門外の面接官にも分かりやすく説明できるようにしましょう。
- 研究の目的と社会的な意味
- 自分が設定した仮説
- 実験・分析方法を選んだ理由
- 失敗や想定外の結果へどう対応したか
- 研究で身につけた考え方や技術
- 日本食品化工でどのように応用できるか
を整理しておくことが重要です。
面接対策
面接では、志望動機、学ぶ姿勢、チームワーク、職種への適性などが確認されると考えられます。
次の質問には答えられるようにしておきましょう。
- なぜ食品業界を志望するのか
- なぜ完成品ではなく素材メーカーなのか
- なぜ他社ではなく日本食品化工なのか
- でん粉や糖がどのような製品へ使われているか
- 日本食品化工の強みは何だと思うか
- 希望する職種と、その理由
- 知らない分野を自分で学んだ経験
- 周囲と協力して課題を解決した経験
- 品質や正確さを守るために工夫した経験
- 希望と異なる配属になった場合にどうするか
- 全国転勤へ対応できるか
かつ丼
『食品が好き』だけでは弱いよ。でん粉や糖がどんな課題を解決できるのか、日本食品化工の技術で何を実現したいのかまで具体化しよう。
13. かつ丼が語る日本食品化工のリアル
かつ丼
日本食品化工は、一般消費者にはあまり名前を知られていないけど、パン、菓子、飲料、医薬品、紙製品など、生活のいろいろなところを裏側から支えている会社なんだよね。平均年収759万円、年間休日129日、月4,500円の独身寮など、待遇面もかなり魅力的。一方で、新卒採用は毎年10名前後しかなく、研究・技術職では専門性も求められる。知名度が低い穴場企業というだけで受けるのではなく、目立たない素材へ本気で興味を持ち、品質や安定供給に責任を持てるかを考えて応募してほしい。
14. まとめ
日本食品化工は、
- 学歴フィルター判定:★★★☆☆
- 就職難易度:★★★★☆
- 従業員数:452名
- 売上高:629億円
- 平均年間給与:759万円
- 平均勤続年数:17年10カ月
- 近年の新卒採用人数:年間9~12名
- 年間休日:129日
- 月平均所定外労働時間:13.7時間
- 平均有給休暇取得日数:15.9日
- 固定残業制度なし
- 住宅手当・独身寮・借上社宅制度あり
- 三菱商事グループの東証スタンダード上場企業
- でん粉・糖を通じて食品、医薬品、工業製品を支える素材メーカー
という特徴を持つ企業です。
公式には学部・学科を問わず、人物重視の採用を行っています。
一方、新卒採用人数は年間10名前後で、研究・技術職では専攻や専門性との相性も重視されるため、就職難易度は高めです。
内定獲得には、
- 完成品メーカーと素材メーカーの違いを理解する
- でん粉・糖化製品の用途を調べる
- 三菱商事グループであること以外の強みを理解する
- 適性試験を早めに対策する
- 学び続けた経験を整理する
- チームで課題を解決した経験を準備する
- 研究・専門分野を分かりやすく説明できるようにする
- 日本食品化工で実現したいことを具体化する
ことが重要です。
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日本食品化工の選考では、「食品業界に興味がある」という理由だけでなく、素材を通じてどのような製品や暮らしを支えたいのかが問われます。
- 素材メーカーならではの志望動機が作れない
- 自分の専攻や研究をどうアピールすればよいか分からない
- 適性試験や個人面接に不安がある
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