「テクマトリックスってSIerなの?それともソフトウェア会社?」「セキュリティに強い会社って聞くけど、どんな仕事がある?」「文系・IT未経験でも技術職を目指せる?」——IT業界を調べている学生の中には、このような疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
テクマトリックス株式会社は、東証プライム市場に上場するITサービス企業です。海外の先端セキュリティ製品を国内へ展開する「情報基盤事業」に加え、CRM・ソフトウェア品質保証・教育・金融などを扱う「アプリケーション・サービス事業」、医用画像管理やPHRなどを扱う「医療システム事業」を展開しています。
2026年3月期の連結売上収益は717億3,300万円、営業利益は77億6,000万円。連結従業員数は1,825名、単体666名で、24期連続増収を達成しています。単体の平均年間給与は846万4,000円、平均年齢38.0歳と、国内IT企業の中でも高めの給与水準です。
新卒採用では、ネットワーク・セキュリティ技術職、アプリケーション技術職、営業職、コーポレート職などを募集。2026年度の新卒入社実績は27名で、現在の募集予定は約30名です。2026年4月からは2028年卒向けエントリーも開始されています。
この記事では、以下の内容がわかります。
- テクマトリックスの事業内容と強み
- SIer・セキュリティ会社・ソフトウェア会社との違い
- 24期連続増収を続けるビジネスモデル
- ネットワーク・セキュリティ技術職とアプリケーション技術職の仕事内容
- 文系・IT未経験でも技術職を目指せるか
- 採用大学と学歴フィルターの傾向
- 就職難易度・採用人数
- 平均年収・初任給
- 残業・休日・リモート・フレックス・社宅などの働き方
- 転勤の有無
- SPI・適性検査・3回の面接対策
後半では「かつ丼」が、「平均年収800万円超は本当?」「転勤なしで働ける?」「文系からセキュリティエンジニアになれる?」「SCSKやCTCとは何が違う?」など、就活生が気になりやすいポイントも解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
1. テクマトリックスとはどんな会社?
テクマトリックス株式会社の基本情報
- 本社:〒108-8588 東京都港区港南1丁目2番70号 品川シーズンテラス24階
- 設立:1984年8月30日
- 資本金:12億9,812万円
- 代表取締役社長:矢井 隆晴
- 上場市場:東京証券取引所プライム市場(証券コード3762)
- 連結売上収益:717億3,300万円(2026年3月期)
- 連結営業利益:77億6,000万円(2026年3月期)
- 連結従業員数:1,825名(2026年3月31日時点)
- 単体従業員数:666名(2026年3月31日時点)
- 単体平均年齢:38.0歳
- 単体平均勤続年数:8.5年
- 単体平均年間給与:846万4,000円
- 国内拠点:東京・大阪・名古屋・福岡
- 主な事業:情報基盤、アプリケーション・サービス、医療システム
テクマトリックスの前身は、1984年に総合商社ニチメン(現在の双日)の戦略子会社として設立された「ニチメンデータシステム」です。
海外のIT製品を見極め、日本市場へ展開する商社的なDNAを持ちながら、1996年にはコンタクトセンター向けCRM「FastHelp」、1998年には医用画像サーバーを自社開発するなど、独自製品・サービスを拡大してきました。
2000年に社名を「テクマトリックス株式会社」へ変更し、2005年にJASDAQへ上場。現在は東証プライム市場上場企業となっています。
かつ丼
ルーツが総合商社なのがポイントだよ。海外の最先端IT製品を“目利き”して日本へ持ってくる力と、自社でソフトウェアを作る力の両方を持っている会社なんだ。
2. テクマトリックスの3つの事業
情報基盤事業
テクマトリックスの中で最も売上規模が大きいのが情報基盤事業です。2026年3月期の売上収益は516億2,000万円で、グループ売上の7割以上を占めています。
情報基盤事業の主な領域
- サイバーセキュリティ
- ネットワーク
- ストレージ
- バックアップ・BCP
- クラウドセキュリティ
- ゼロトラスト
- 24時間365日の運用・監視
- 導入後の保守・テクニカルサポート
北米を中心とする海外メーカーから、高い技術力・競争力を持つ製品を発掘し、日本企業へ展開します。
単純に海外製品を仕入れて販売するだけではなく、導入前の検証、設計・構築、導入支援、保守、運用監視まで自社で提供する点が特徴です。
アプリケーション・サービス事業
アプリケーション・サービス事業では、特定の業務・業界で蓄積した知識をもとに、自社製品・クラウドサービス・受託開発などを提供しています。
主なアプリケーション領域
- コンタクトセンターCRM・FAQ
- ソフトウェア品質保証・テスト自動化
- 金融システム
- インターネットサービス
- 教育機関向けEdTech
- 生成AIを活用したサービス
代表的な自社製品には、コンタクトセンター向けCRM「FastHelp」などがあります。また、組み込みソフトウェアの品質保証やテスト自動化では、海外の先進ツールを日本へ展開しています。
医療システム事業
医療システム事業では、医療機関で撮影されるCT・MRIなどの画像データを管理するPACSや、クラウド型医療情報サービス、PHRなどを展開しています。
グループ会社PSPの「NOBORI」は、医療画像情報をクラウドで管理・共有するプラットフォームです。医療機関の業務効率化だけでなく、患者本人が自身の医療情報へアクセスできる環境づくりも進めています。
かつ丼
セキュリティだけの会社ではないよ。CRM、ソフトウェアテスト、教育、金融、医療までかなり幅広い。配属によって仕事内容が大きく変わる会社だから、どの事業に興味があるかは選考前に整理しよう。
3. テクマトリックスの強み
海外の最先端技術を見つける「目利き力」
テクマトリックスは総合商社をルーツに持ち、海外のIT市場から日本で成長が期待できる技術・製品を見つける力を強みとしています。
特にネットワーク・セキュリティでは、北米を中心とするメーカーと協業し、日本市場での販売・技術支援・保守・運用を提供してきました。
自社製品・サービスを持つ
一般的な受託開発型SIerでは、顧客から依頼されたシステムを人月型で開発することが売上の中心になります。
一方、テクマトリックスは自社パッケージ、クラウドサービス、海外製品のサブスクリプション、保守・運用など継続課金型のビジネスを多く持っています。
2026年3月期には、テクマトリックス単体とPSPを対象としたストックビジネス比率が81.1%に達しています。
24期連続増収の安定成長
2026年3月期まで24期連続増収を記録しています。2026年3月期の売上収益717億3,300万円、営業利益77億6,000万円はいずれも過去最高水準です。
サイバーセキュリティ、医療DX、クラウド、ソフトウェア品質保証など、社会に不可欠で成長性の高い分野を複数持つことが安定成長につながっています。
かつ丼
売上の大部分が継続型ビジネスになっているのが強いね。毎年ゼロから受託案件を取り続けるだけではなく、サブスク・保守・クラウドの積み上げがあるから業績が安定しやすいんだ。
4. テクマトリックスはSIer?ソフトウェア会社?
テクマトリックスにはシステムインテグレーションや受託開発の仕事もありますが、典型的な大手SIerとはビジネスモデルが異なります。
海外IT製品の販売、自社クラウドサービス、自社パッケージ、セキュリティ監視、受託開発などを組み合わせており、公式の経営方針でも「従来のシステムインテグレーターの労働集約的なビジネスモデルを自ら破壊する」という方向性を示しています。
そのため、「SIer」「ソフトウェア会社」「IT商社」「セキュリティ企業」の複数の性格を持つ総合ITサービス企業と考えると理解しやすいでしょう。
かつ丼
NTTデータやSCSKのような“受託SI中心”とは少し違うよ。海外製品を扱うIT商社的な強みと、自社SaaS・自社製品を作るソフトウェア会社の強みが混ざっているのがテクマトリックスだね。
5. テクマトリックスの仕事内容
技術職(ネットワーク・セキュリティ)
海外メーカーの最先端製品を国内企業へ導入し、安全に利用できるよう技術面から支援します。
- プリセールス
- 製品評価・検証
- 要件定義
- ネットワーク・セキュリティ設計
- 構築・導入
- テクニカルサポート
- 運用・監視
- 自社サービス開発
- 海外メーカーとの技術連携
技術職でありながら、顧客への提案や海外メーカーとのやり取りなど、人とコミュニケーションする機会も多い仕事です。
技術職(アプリケーション)
CRM、ソフトウェア品質保証、金融、インターネットサービス、教育などの領域で、システム・アプリケーションを企画・開発します。
自社パッケージやクラウドサービスの開発だけでなく、顧客の課題を整理する上流工程、導入支援、運用まで幅広く担当します。
営業職
顧客の事業課題・IT課題を聞き、セキュリティ製品、ネットワーク、クラウド、自社アプリケーションなどから最適なソリューションを提案します。
製品をただ販売するのではなく、技術職と連携して顧客に必要な構成・サービスを組み立てる提案型営業です。
コーポレート職
現在の新卒募集職種には、人事や社内ITを担うIT推進などのコーポレート職も含まれています。年度によって募集職種が変わるため、最新の説明会・募集要項を確認しましょう。
かつ丼
技術職でも“ずっとプログラミングだけ”とは限らないよ。製品検証、提案、設計、顧客対応、海外メーカーとの連携など、かなり仕事の幅が広い会社だね。
6. 文系・IT未経験でも技術職を目指せる?
結論として、文系・IT未経験からでも技術職へ応募できます。
公式FAQでは、情報系の知識がゼロの状態で入社し、技術職の第一線で活躍している社員が多数いると案内されています。
また、英語力・PCスキル・プログラミングスキルも選考時点で必須ではありません。入社後は新人研修、技術研修、OJT、資格取得支援などを通じて学べます。
実際、ネットワーク・セキュリティ職の過去入社者では、2023卒の72.2%、2025卒の63.6%が文系でした。
かつ丼
セキュリティ会社だから理系しか無理、ではないよ。文系比率が6〜7割になった年度もある。ただし、入社後に技術を学び続ける仕事なので、ITへの興味と学習意欲はしっかり見せたいね。
7. テクマトリックスの採用大学一覧
主な採用実績校
- 国公立:一橋大学、東北大学、横浜国立大学、千葉大学、埼玉大学、電気通信大学、秋田大学、岩手大学、山梨大学、福島大学、山口大学、富山大学など
- 早慶上智・理科大:早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学
- GMARCH:明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、学習院大学
- 中堅私立:日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学、国士舘大学、帝京大学、東海大学、神奈川大学、桜美林大学など
- 理工系:芝浦工業大学、東京電機大学、東京都市大学、工学院大学、千葉工業大学、日本工業大学、大阪工業大学、福岡工業大学など
- 関西:同志社大学、立命館大学、関西大学、関西学院大学、近畿大学、龍谷大学、甲南大学など
- 短大・高専・専門:KCS北九州情報専門学校、情報科学専門学校、日本工学院専門学校、日本電子専門学校、HAL名古屋など
採用大学は非常に幅広く、難関国公立・早慶から日東駒専クラス、地方私立、専門学校まで実績があります。
現在の募集も大学院・大学だけでなく、短大、高専、専門学校まで対象で、学部・学科不問です。
かつ丼
採用校を見る限り、大学名で強く絞る会社ではなさそうだね。専門学校からも採用しているので、学歴より職種への興味や適性を見てもらいやすい会社だと思うよ。
8. テクマトリックスに学歴フィルターはある?
結論として、強い学歴フィルターがある可能性はかなり低いと考えられます。
- 難関大学から中堅私立まで採用実績が幅広い
- 専門学校からの採用実績がある
- 大学院・大学・短大・高専・専門学校が応募対象
- 全学部・全学科から応募可能
- IT・プログラミング未経験でも技術職へ応募可能
- 新卒採用は年間20〜30名規模
【カツナビ独自分析】テクマトリックスの学歴フィルター判定
★☆☆☆☆(5段階中1)根拠:一橋・早慶・上智などの実績がある一方、日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学、地方私立、専門学校まで幅広い。全学部・全学科から応募可能で、IT未経験でも技術職へ応募できるため、大学名による強い足切りは考えにくい。
9. テクマトリックスの就職難易度
テクマトリックスは応募者数・新卒採用倍率を公表していません。
学歴面の間口は広い一方、新卒採用は約30名と少なく、東証プライム上場、平均年収846万円、セキュリティ・クラウドなど成長分野に強いことから、就職難易度は高めと考えられます。
直近の新卒採用人数
- 2023年:18名
- 2024年:20名
- 2025年:22名
- 2026年度入社:27名
- 現在の募集予定:約30名
- 東証プライム上場企業
- 24期連続増収の安定成長
- 平均年収846万円
- セキュリティ・クラウドなど人気分野に強い
- 新卒採用は約30名と少なめ
- 文系・IT未経験も応募できる
- SPIを含む適性検査が2回
- 個人面接が3回
【カツナビ独自分析】テクマトリックスの就職難易度
★★★★☆(5段階中4)根拠:採用大学・専攻の間口は広い一方、新卒採用は約30名。東証プライム上場、24期連続増収、平均年収846万円、サイバーセキュリティなどの成長領域という魅力があり、応募者が集まりやすい。SPIを含む適性検査2回と個人面接3回の対策も必要。
かつ丼
学歴フィルターは弱いけど、採用人数30人前後なので簡単ではないよ。特にセキュリティ志望は人気が高いので、“なぜテクマトリックスでその仕事をしたいか”まで作り込もう。
10. テクマトリックスの平均年収
2026年3月期の有価証券報告書によると、テクマトリックス単体の平均年間給与は846万4,000円です。
テクマトリックスの最新給与データ
- 平均年間給与:846万4,000円
- 平均年齢:38.0歳
- 平均勤続年数:8.5年
- 単体従業員数:666名
- 算定時点:2026年3月31日
- 平均年間給与には賞与・基準外賃金を含む
平均年齢38歳で846万円という水準は、国内IT企業の中でも高めです。
2026年4月には給与体系を見直し、非管理職の基本給を平均10.9%引き上げました。月例給与の割合を高め、成果・成長を給与や賞与へ反映しやすい仕組みに変更しています。
2026年4月から大卒初任給25万円へ
現在の新卒給与
- 大学院卒:基本給26万5,000円
- 大学卒:基本給25万円
- 専門卒(3年制):基本給24万1,000円
- 短大・専門卒(2年制):基本給23万2,000円
- リモートワーク手当:月6,000円
- 時間外勤務手当:別途支給
- 固定残業制度:なし
- 賞与:年2回+業績に応じた決算賞与
マイナビ2027では、一律のリモートワーク手当6,000円を含め、大卒月給25万6,000円、院卒27万1,000円と掲載されています。
固定残業代は含まれておらず、時間外勤務分は別途支給されます。
【カツナビ独自分析】テクマトリックスの年収レベル
★★★★☆(5段階中4)根拠:2026年3月期の公式平均年間給与は846.4万円、平均年齢38.0歳。国内IT企業として高い水準で、2026年4月には基本給も大幅に引き上げた。新卒は固定残業制度なしで、賞与・決算賞与制度もある。
かつ丼
平均846万円は口コミじゃなくて有価証券報告書の公式数字だよ。平均年齢も38歳なので、かなり待遇は良い方。2026年には基本給も引き上げられているんだ。
11. テクマトリックスの福利厚生・働き方
主な福利厚生・制度
- 完全週休2日制(土・日)
- 祝日・年末年始
- 年間休日123日
- 年次有給休暇
- バースデー休暇
- いつでもMy休暇(年5日)
- リフレッシュ休暇
- フレックスタイム制度
- リモートワーク制度
- リモートワーク手当(月6,000円)
- 社宅制度
- 退職金制度
- 従業員持株会
- 資格取得支援
- 育児休業(最長3歳まで)
- 託児補助金(月最大3万円)
- 子育て支援休暇
- 配偶者同行休業
- 福利厚生サービス・保養所
平均残業時間は月16.3時間
マイナビ2028の最新データでは、2025年度の月平均所定外労働時間は16.3時間です。
2024年度の17.4時間から減少しており、会社全体では月20時間を下回っています。
コアタイム11:00〜15:00のフレックス
標準勤務時間は9:00〜17:30、実働7時間30分。フレックスタイム制度のコアタイムは11:00〜15:00です。
フレキシブルタイムは始業5:00〜11:00、終業15:00〜22:00で、日々の予定に合わせて働く時間を調整できます。
リモートワークを日ごとに選べる
業務・個人事情を考慮し、日ごとに最適なワークスタイルを選択できる仕組みがあります。
社員紹介でも、リモートワークを中心に働き、月に数回出社して対面コミュニケーションを取る例が紹介されています。実際の出社頻度は部署・案件によって異なります。
新卒向け社宅は自己負担月1万7,000円
自宅から会社まで遠距離で、会社が定める条件を満たす新卒社員には借り上げ社宅制度があります。
マイナビ掲載ではワンルームマンションを自己負担月1万7,000円で利用でき、大学・大学院卒は最長3年間が入居期間です。
かつ丼
年収だけじゃなく、残業16時間台・フレックス・リモート・社宅1.7万円と制度面もかなり良いね。2024年にはプラチナくるみんも取得しているよ。
12. テクマトリックスの転勤・勤務地
新卒の勤務地は東京が中心で、ネットワーク・セキュリティ職など一部ポジションでは大阪勤務もあります。
2027年度の募集コースでは「転居を伴う転勤なし」「本人が望まない転勤はない」と明記されています。各面接時に勤務地希望を確認する仕組みです。
また、入社1年以上の社員を対象に、結婚・出産・家族の転勤・介護などのライフイベントに合わせて居住地を柔軟に選択できる制度もあります。
かつ丼
国内に大阪・名古屋・福岡の拠点はあるけど、新卒募集では“本人が望まない転勤はない”と案内されているよ。全国転勤を避けたい学生にはかなり安心材料だね。
13. テクマトリックスが求める人物像
新卒採用メッセージでは、「より良い未来を創造するITのプロフェッショナル集団」を掲げています。
テクマトリックスと相性がよい人物像
- 未知の課題にも臆せず挑戦できる人
- 技術・業務知識を継続して学べる人
- 一つの領域を深く探究できる人
- チームワークを大切にできる人
- 自分の意見・個性を発揮できる人
- 顧客の本質的な課題を考えられる人
- 冷静に物事を判断できる人
- 資格取得など自己成長へ積極的な人
マイナビでも、チームワーク、探究心、冷静な判断、資格取得への積極性、個性などを重視する姿勢が示されています。
特に海外製品・サイバーセキュリティなど変化の速い分野では、入社時点の知識以上に、新しい技術を自ら学び続ける姿勢が重要でしょう。
かつ丼
未経験でも採る会社だからこそ、“今何を知っているか”より“これから学び続けられるか”が重要。資格勉強や自分でITに触れた経験を一つ作っておくと説得力が増すよ。
14. テクマトリックスの選考フローと対策
基本的な新卒選考フロー
エントリー
対象年度の採用マイページからエントリーする。
会社説明会
WEB会社説明会へ参加。選考参加には説明会への出席が必須。
ES・適性検査①
エントリーシートと顔写真を提出し、1回目の適性検査を受検する。直近の募集ではSPI。
一次個人面接
採用担当との個人面接。基本的にオンライン。
二次個人面接・適性検査②
希望職種の現場管理職と面接し、2回目の適性検査を受検する。
最終個人面接
社長・役員との個人面接。志望度・価値観・キャリアを確認される。
内定
合格通知後、採用担当との面談が行われる。
ES対策
テクマトリックスの志望動機では、「IT企業だから」「セキュリティに興味がある」だけでは差別化が難しいです。
- なぜIT業界なのか
- なぜテクマトリックスなのか
- なぜ受託SI中心の会社ではないのか
- 情報基盤・アプリケーションのどちらに興味があるか
- ネットワーク・セキュリティ・CRM・品質保証など、どの領域をやりたいか
- 海外製品の目利き+自社技術というビジネスモデルをどう感じるか
- 入社後どのようなプロフェッショナルになりたいか
「24期連続増収」「ストックビジネス比率81.1%」といった数字を並べるだけではなく、その背景にある事業モデルまで理解しておくと志望動機に深みが出ます。
Webテスト・SPI対策
直近の募集では、1回目の適性検査としてSPIが明記されています。その後、二次面接時にも別の適性テストがあります。
まずSPIの言語・非言語・性格検査を早めに仕上げましょう。セキュリティ・IT系企業だからといって、高度な情報処理試験が新卒全員に課されるわけではありません。
企業研究
企業研究で整理したいポイント
- ニチメンデータシステムとして設立された商社系のルーツ
- 海外最先端製品の「目利き力」
- 情報基盤・アプリケーション・医療の3事業
- サイバーセキュリティ事業の強み
- FastHelpなど自社製品を持つ点
- 24期連続増収を支えるストック型ビジネス
- SCSK・CTC・ネットワンシステムズなどとの違い
- 受託SI中心ではないビジネスモデル
- 希望職種・事業部でやりたい仕事
面接対策
- なぜIT業界を志望するのか
- なぜテクマトリックスなのか
- 希望職種とその理由
- 興味のある事業・製品は何か
- セキュリティに関心を持ったきっかけ
- IT未経験の場合、現在どのような勉強をしているか
- 新しいことを自分で学んだ経験
- チームで成果を出した経験
- 困難な課題へ挑戦した経験
- 将来どの分野のプロフェッショナルになりたいか
- 勤務地の希望
面接は人事、現場管理職、役員と3段階あるため、選考が進むにつれて「人物面」だけでなく「希望職種への理解」「入社後のキャリア」を具体化していきましょう。
かつ丼
特に二次面接は職種別の現場管理職が出るので、仕事内容を曖昧にしたままでは厳しいよ。セキュリティならどんな技術に興味があるか、アプリならどんなサービスを作りたいかまで準備しよう。
15. かつ丼が語るテクマトリックスのリアル
かつ丼
テクマトリックスは、個人的には“普通のSIerとは少し違うIT企業を探している人”にかなり面白い会社だと思う。海外の最先端セキュリティ製品を見つけて日本へ展開する商社的な仕事もあれば、FastHelpのような自社製品開発、クラウド、医療IT、金融システムまである。24期連続増収で、2026年3月期の公式平均年収は846万円・平均年齢38歳。残業も月16.3時間、フレックス・リモート・社宅ありで、本人が望まない転勤もないと案内されている。文系未経験から技術職へ入れる一方、新卒は30人前後しか採らないので決して簡単ではないよ。『大手SIerに入って大規模案件をやりたい』という人より、『専門性を持ってセキュリティや自社サービスのプロになりたい』人に特に向いている会社だね。
16. まとめ
テクマトリックス株式会社は、海外の先端IT製品を日本へ展開する目利き力と、自社製品・クラウドサービスを開発する技術力を組み合わせた東証プライム上場IT企業です。
- 学歴フィルター判定:★☆☆☆☆
- 就職難易度:★★★★☆
- 年収レベル:★★★★☆
- 設立:1984年8月30日
- 旧社名:ニチメンデータシステム
- 本社:東京都港区港南1丁目2番70号 品川シーズンテラス24階
- 東証プライム市場上場
- 資本金:12億9,812万円
- 連結売上収益:717億3,300万円
- 連結営業利益:77億6,000万円
- 連結従業員数:1,825名
- 単体従業員数:666名
- 24期連続増収
- ストックビジネス比率:81.1%(単体+PSP)
- 情報基盤・アプリケーション・医療の3事業
- サイバーセキュリティに強み
- 自社製品・クラウドサービスあり
- 平均年間給与:846万4,000円
- 平均年齢:38.0歳
- 平均勤続年数:8.5年
- 大卒基本給:25万円
- リモートワーク手当:月6,000円
- 固定残業制度なし
- 2026年度新卒入社:27名
- 募集予定:約30名
- 全学部・全学科から応募可能
- 文系・IT未経験でも技術職へ応募可能
- 年間休日123日
- 平均残業時間:月16.3時間
- フレックス:コアタイム11:00〜15:00
- リモートワーク制度あり
- 新卒向け社宅制度あり
- 本人が望まない転勤なし
- 選考:ES、SPI、適性テスト2回、個人面接3回
- 2028卒エントリー受付中
採用大学は難関大学から中堅私立・専門学校まで幅広く、IT未経験者にも技術職へのチャンスがあります。
一方、新卒採用は約30名と少数です。企業研究では「セキュリティに強い会社」で終わらせず、海外製品の目利き、自社製品、ストック型ビジネスなど、テクマトリックス独自の仕組みまで理解して選考へ臨みましょう。
こんな悩みはありませんか?
- テクマトリックスと一般的なSIerの違いを説明できない
- 文系・IT未経験で技術職を受けてよいか不安
- ネットワーク・セキュリティとアプリケーション職で迷っている
- SCSK・CTC・ネットワンなどとの違いがわからない
- SPIや3回の面接対策に不安がある
17. テクマトリックス志望なら「エジェガチャ」で選考対策しよう
テクマトリックスのように、SIer・IT商社・ソフトウェア会社・セキュリティ企業の複数の特徴を持つ会社では、「IT業界だから」「セキュリティに興味があるから」だけでは志望動機として十分ではありません。
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