「トヨタ系の会社ってよく聞くけど、FTSって具体的に何をしている会社?」「学歴フィルターはあるの?」「年収や福利厚生は?」——愛知県豊田市に本社を置く株式会社FTSは、自動車の燃料タンクなど燃料系システムを手がけるメーカーで、国内のトヨタ乗用車のほぼ100%に製品が採用されているといわれる存在感のある企業です。この記事では、FTSの事業内容から学歴フィルターの有無、就職難易度、平均年収、福利厚生、求める人物像、選考対策まで、公式情報と就職口コミサイトの集計をもとに整理してお伝えします。最後にはかつ丼が本音でコメントするコーナーもあるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
1. FTSとはどんな会社?
株式会社FTSの基本情報
- 本社:愛知県豊田市鴻ノ巣町2丁目26番地
- 代表者:取締役社長 磯部利行
- 設立:1942年7月7日(現体制としての株式会社FTS発足は2008年10月)
- 資本金:30億円
- 従業員数:単体1,427名(2025年3月末時点)
- 事業内容:自動車用燃料タンク・燃料系部品、エンジン部品、ハイブリッド部品の開発・設計・製造・販売、鋼板の加工・販売
株式会社FTSは、自動車の燃料タンクをはじめとする「燃料系システム」の開発・設計・製造・販売を手がけるメーカーです。金属製・樹脂製どちらのフューエルタンクも自社で一貫生産できる点が強みで、燃料タンクは国内外で高いシェアを誇り、国内では乗用車の約35%、トヨタ乗用車についてはほぼ100%に採用されているとされています。
現在の株式会社FTSは、2008年10月に「堀江金属工業株式会社」と「株式会社エフティエス」が事業統合して誕生しました。前身の堀江金属製作所の設立は1942年7月にさかのぼり、80年以上の歴史を持つ企業です。また、トヨタ自動車グループのTier1(一次)部品サプライヤーであり、有価証券報告書の関連会社情報などから、自動車部品メーカーの豊田合成が一定割合を出資する持分法適用関連会社であることも確認できます。単に「トヨタ系」というだけでなく、グループ内でどのような資本関係にあるかも、企業研究の際に押さえておきたいポイントです。
近年は「Fuel Total Systems(燃料系総合システムサプライヤー)」から「Future(Energy) Total Systems(エネルギー総合システムサプライヤー)」への進化を掲げ、HEV・PHEV向けの密閉式フューエルタンクや、EV・FCEVの重要機能部品の開発にも力を入れています。国内外の拠点も拡充しており、タイ・インドネシア・アメリカ(ケンタッキー州、テネシー州)・台湾・メキシコにグループ会社を持つグローバル企業でもあります。
かつ丼
「トヨタ系のメーカー」って聞くと堅いイメージがあるかもしれないけど、実は電動車や水素・e-fuel対応など、けっこう先端的な技術開発もやってる会社みたいだよ。
2. FTSの採用大学一覧
FTSの採用実績校(一部抜粋)
- 大学院:名古屋大学、名古屋工業大学、豊橋技術科学大学、長岡技術科学大学、金沢大学、金沢工業大学、岐阜大学、三重大学、信州大学 など
- 大学:早稲田大学、慶應義塾大学、立教大学、立命館大学、北海道大学、東京工業大学、同志社大学、名古屋大学、名古屋工業大学、南山大学、愛知工業大学、中部大学、中京大学 など
- 学部・学科:技術職は機械・電気・化学・材料系、事務総合職は外国語・経済経営・法・文系など
マイナビの採用実績校情報によると、FTSは旧帝大クラスや早稲田・慶應などの難関大学から、地元の中部地方を中心とした工業系大学まで、非常に幅広い大学から採用しています。特に技術職では機械・電気・化学・材料といった工学系学部からの採用が中心で、大学のブランドよりも専攻分野との親和性が重視されている傾向がうかがえます。
かつ丼
難関大から地元の理系大学まで幅広く採用されてるから、大学名だけで諦めるのはもったいないかもね。専攻とのマッチ度をアピールするのが大事そうだよ。
3. FTSに学歴フィルターはある?
結論から言うと、FTSに明確な学歴フィルターがあるとは考えにくい会社です。採用大学一覧を見る限り、難関国立大学や早慶クラスの学生も採用されている一方で、大半は中部地方を中心とした理工系大学からの採用となっており、大学の偏差値よりも専攻分野の専門性や技術職としての適性が重視されていると考えられます。
【カツナビ独自分析】FTSの学歴フィルター判定
★☆☆☆☆(1.0/5.0) 採用大学一覧の幅の広さから、学歴による足切りの可能性は低いと考えられます。ただし技術職では専攻分野との適合性が重視される傾向があるため、専門性のアピールが重要です。
採用大学の幅が非常に広い
愛知工業大学や中部大学、名城大学といった地元の理工系大学から、名古屋大学・東京工業大学・北海道大学、さらには早稲田大学・慶應義塾大学まで、幅広い大学から採用実績があります。特定の大学群に偏っていないことは、学歴フィルターの可能性が低いことを示す材料のひとつです。
技術職は専攻分野の専門性が重視される
技術職の採用実績学部・学科は機械・電気・化学・材料が中心です。燃料タンクという重要保安部品の開発・製造という事業特性上、大学のブランドよりも専攻との親和性や技術的な適性が評価されやすいと考えられます。
採用人数自体は少人数
2023年卒14名、2024年卒5名、2025年卒3名と、年度によって採用人数に幅があります。学歴フィルターというよりは、各年度の採用計画(募集人数11〜15名程度)に対して、専攻分野や人物面でのマッチ度から選考されていると考えられます。
かつ丼
学歴で絞られてる感じはあまりなさそうだけど、採用人数自体が少なめだから、専攻分野や志望動機の具体性で差がつきそうだよ。
4. FTSの就職難易度・採用倍率
FTSは一般消費者向けの知名度こそ高くないものの、トヨタグループのTier1サプライヤーとして業界内では安定した実績と信頼を持つ企業です。就職難易度を考えるうえで、以下のような理由が挙げられます。
- 新卒採用人数が年度により3〜14名程度と少人数であること
- 過去3年間の新卒定着率が100%(離職者0名)と非常に高く、働きやすさへの評価がうかがえること
- トヨタグループの安定性や、フレックスタイム制度・充実した福利厚生を魅力に感じて志望する学生が一定数いると考えられること
- 公式に採用倍率は公開されていないため、あくまで採用人数の少なさや口コミからの推測にとどまること
【カツナビ独自分析】FTSの就職難易度
★★★☆☆(3.0/5.0) 採用人数が少人数であることや、安定性・福利厚生を理由に志望する学生が一定数いると考えられることから、難易度は中程度と分析しています。倍率自体は非公開のため、あくまで参考情報です。
かつ丼
採用人数が一桁台の年もあるから、人数だけ見ると決して簡単ではなさそうだよ。専攻や志望動機の具体性が大事になりそう。
5. FTSの平均年収
株式会社FTSは非上場企業のため、有価証券報告書による公式な平均年収の開示はありません。就職口コミサイトの集計によると、年代や職種、勤続年数によって年収には幅があり、20〜30代で300万円台〜500万円台、管理職クラスで700万円程度という声が見られます。賞与については「トヨタ系の水準で高め」「5〜6ヶ月分程度」といった口コミもあり、基本給の伸びは緩やかな一方でボーナスは手厚いという傾向がうかがえます。
また、就職口コミサイトの集計では「年功序列の色合いが強く、昇給は緩やか」といった声がある一方、「休日の多さや福利厚生の充実さでカバーされている」という評価も見られます。年収だけでなく、働き方や福利厚生とあわせて総合的に判断するとよいでしょう。初任給の具体的な金額は公式サイト上では確認できなかったため、正確な金額は説明会や選考の場で確認することをおすすめします。
【カツナビ独自分析】FTSの平均年収水準
★★★☆☆(3.0/5.0) 基本給の伸びは緩やかという口コミがある一方、賞与水準は高めという声もあり、業界内では標準的な水準と分析しています。非上場のため公式データがない点に留意してください。
かつ丼
ボーナスはトヨタ系水準で悪くなさそうだけど、基本給の昇給は緩やかっていう声もあるみたい。年収だけじゃなく休日・福利厚生も含めてトータルで見るといいかもね。
6. FTSの福利厚生
FTSの主な福利厚生・制度
- フレックスタイム制度、時短勤務制度
- 研修制度:新入社員研修、問題解決研修、職能別教育、階層別教育など
- 自己啓発支援制度:通信教育補助制度、教育文化教室利用補助、TOEIC団体受験費用補助など
- メンター制度(職場先輩制度)
- キャリアコンサルティング制度(キャリアデザイン面談)
- 社内検定制度(品質検査技能検定)
- 年間休日120日以上(完全週休2日制、長期休暇あり)
- 平均有給休暇取得日数:17.6日(2024年度実績)
- 育児休業取得率:男性50.0%、女性100%(2024年度実績)
FTSは「健康経営優良法人2025 ホワイト500」に7年連続で認定されているほか、「あいち女性輝きカンパニー優秀賞」「くるみん認定」なども取得しており、健康経営やワークライフバランス、女性の活躍推進に積極的に取り組んでいる企業といえます。平均勤続年数は18.1年(2024年度)と長く、月平均所定外労働時間も21.1時間(2024年度)と、働きやすさを重視した環境づくりが進められていることがうかがえます。
かつ丼
ホワイト500を7年連続で取ってるのはけっこうすごいことだと思うよ。有給も取りやすそうだし、育休の取得率も高めみたいだね。
7. FTSが求める人物像
自律的に考えて行動できる人
公式の採用メッセージでは「自律的に考えて行動できる方」が求める人物像として挙げられています。指示を待つのではなく、自ら課題を見つけて動く姿勢が重視されていると考えられます。
チャレンジ精神旺盛な人
「Fuel Total Systems」から「Future(Energy) Total Systems」への進化を掲げ、電動化や水素・e-fuelといった新しい領域への挑戦を続けている企業です。変化を恐れず新しい技術やテーマに挑戦する姿勢が評価されると考えられます。
仲間と共に目標を持って取り組める人
「One for All, All for One」という価値観のもと、社員同士が協力しながら成果を分かち合う社風を掲げています。個人プレーよりもチームでの協働を大切にできる人が求められていると考えられます。
8. FTSの選考フローと対策
FTSの選考フロー
エントリー
マイナビよりエントリー。以降の選考情報は配信される案内に沿って進みます。
エントリーシート・WEBテスト
マイページからエントリーシートの提出と適性検査(WEBテスト)を受検します。
面接(複数回)
就職口コミサイトの集計によると、人事面接を含め複数回の面接が実施されるのが一般的です。
内定
選考を経て内定。具体的な回数やスケジュールは年度により変動するため、説明会等で最新情報を確認しましょう。
ES対策
「自律的に考えて行動できる人」「チャレンジ精神旺盛な人」「仲間と共に目標を持って取り組める人」という求める人物像を踏まえ、自身のエピソードの中でこれらの要素が伝わるように整理しておくとよいでしょう。特に技術職では、専攻内容とFTSの事業(燃料タンク・エンジン部品・ハイブリッド部品など)との関連性を具体的に言語化しておくことが有効です。
企業研究
FTSは燃料タンクという「クルマに不可欠な重要保安部品」を扱う企業です。単なる自動車部品メーカーとしてだけでなく、電動化やCASE(コネクテッド・自動化・シェアリング・電動化)への対応、水素・e-fuelなど次世代エネルギーへの取り組みまで理解しておくと、他の就活生と差別化できます。トヨタグループにおける立ち位置(Tier1サプライヤー、豊田合成との資本関係など)も押さえておくとよいでしょう。
面接対策
就職口コミサイトの集計によると、自己PRや志望動機に加えて、部活動やチームでの役割、人からどう見られているかといった人物面を掘り下げる質問がされる傾向があります。「なぜ数ある自動車部品メーカーの中でFTSなのか」「燃料系システムのどこに魅力を感じるか」を自分の言葉で語れるように準備しておきましょう。
かつ丼
ESも面接も、人物像とのマッチ度をどう伝えるかがカギになりそうだよ。専攻分野とFTSの事業を結びつけて話せると強いと思う。
9. かつ丼が語るFTSのリアル
かつ丼
FTSは「トヨタ系」っていう安心感がありつつ、電動化とか水素・e-fuelとか、けっこう挑戦的な技術開発もしてる会社だと思うよ。年功序列っぽい部分は残ってるみたいだけど、有給の取りやすさや育休の取得率を見ると、ワークライフバランスは大事にされてそうだね。採用人数は年によってバラつきがあるから、専攻分野や志望動機をしっかり練って挑むのがおすすめかもね。
10. まとめ
株式会社FTSは、トヨタグループのTier1サプライヤーとして燃料タンクなどの重要保安部品を手がける、愛知県豊田市の企業です。学歴フィルターは明確には確認できず、採用大学の幅も広いですが、技術職では専攻分野との適合性が重視される傾向があります。年収や初任給の詳細は非公開の部分も多いため、説明会や選考の場で確認することをおすすめします。フレックスタイム制度や高い有給取得率など、働きやすさを重視した制度が整っている点も特徴です。
こんな悩みはありませんか?
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- ES・面接でどう自己PRすればいいか分からない
- 自分の学歴や専攻で通用するのか不安
11. FTS志望なら「エジェガチャ」で選考対策しよう
FTSのようなトヨタグループのメーカーを目指すなら、自分の強みや専攻分野をどうアピールするかが内定への近道です。とはいえ、一人で企業研究やES対策を進めるのは大変なもの。そんなときは、就活のプロに相談できるサービスを活用するのもひとつの方法です。
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