「水産業界の会社って、具体的に何をしているんだろう?」「専門商社って総合商社とどう違うの?」そんな疑問を持つ就活生も多いのではないでしょうか。
ニチモウ株式会社は、創業から100年を超える歴史を持つ水産専門商社です。「浜から食卓まで」をキーワードに、食品・海洋・機械・資材という4つの事業を展開し、日本の水産業を幅広く支えています。
この記事では、ニチモウの学歴フィルターの有無、就職難易度、平均年収、福利厚生、求める人物像、選考対策まで、就活生が気になるポイントを公式情報をベースに詳しく解説します。
後半では、かつ丼がニチモウのリアルな魅力についても語っているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
1. ニチモウとはどんな会社?
ニチモウ株式会社の基本情報
- 本社所在地:東京都品川区(天王洲オーシャンスクエア)
- 設立:1919年(創業1910年)
- 代表者:青木信也(代表取締役社長)
- 事業内容:食品事業、海洋事業、機械事業、資材事業
- 従業員数:単体224名/連結1,036名(2026年3月期時点)
- 上場:東京証券取引所プライム市場
ニチモウは、1910年に漁業関連の商いからスタートし、2019年に創立100周年を迎えた老舗企業です。現在は「浜から食卓まで」をキーワードに、水産物の調達・加工・製造・流通に関わる4つの事業を展開しています。
食品事業では、すり身やカニ、辛子明太子の原料、冷凍魚などの水産原料や加工食品を世界各地から調達し、国内外の食卓に届けています。海洋事業では漁網・漁具や養殖資材の開発・販売、機械事業では食品工場向けの加工機械の提案、資材事業では包装資材や農畜資材の供給を行っており、この4事業が連携することがニチモウ最大の強みとされています。
従業員数は単体で224名(2026年3月期、連結1,036名)と、大手総合商社と比べると決して多い人数ではありませんが、その分一人当たりの担当業務の幅や裁量が大きいことが特徴といえるでしょう。
かつ丼
水産業界というと魚の売り買いだけをイメージしがちだけど、漁具や加工機械、資材まで手がけてるのは意外だったよ。「浜から食卓まで」を全部カバーしてるってことみたいだね。
2. ニチモウの採用大学一覧
ニチモウの主な採用実績校(一部抜粋)
- 東京大学、一橋大学、北海道大学、東京海洋大学、慶應義塾大学、早稲田大学
- 上智大学、明治大学、立教大学、法政大学、中央大学、青山学院大学
- 日本大学、東京農業大学、東洋大学、専修大学、駒澤大学、拓殖大学
- 近畿大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学、神戸大学
- 水産大学校、東海大学、新潟大学、長崎大学、鹿児島大学、愛媛大学 ほか多数
採用実績校を見ると、旧帝大クラスの大学から中堅私大、水産・海洋系の専門性が高い大学まで、非常に幅広い顔ぶれとなっています。大学名や学部・学科による制限は設けられておらず、全学部全学科が対象です。
かつ丼
採用大学のリストを見ると、有名大学もあれば聞き馴染みのない大学もたくさんあるよね。学部・学科を問わず全学部全学科が対象って公式にも書いてあるし、大学名で足切りされる感じの会社ではなさそうだよ。
3. ニチモウに学歴フィルターはある?
結論から言うと、ニチモウには明確な学歴フィルターがあるとは考えにくい企業です。
その理由として、次の3点が挙げられます。
- 採用実績校に旧帝大・早慶クラスから中堅私大・専門性の高い大学まで幅広く名を連ねている
- 公式サイトのよくある質問で「文系・理系で選考ステップに違いはなく、文理が合否に影響することは一切ない」と明言している
- 採用職種は総合職(担当職)のみで、採用学科も全学部全学科としており、学部・学科での制限を設けていない
【カツナビ独自分析】ニチモウの学歴フィルター判定
★☆☆☆☆(1.5/5.0) 採用実績校の幅広さや、文系・理系を問わない選考方針から、学歴フィルターの可能性は低いと考えられます。ただし、応募者数が多い年度は、ES・WEBテストの結果で一定の絞り込みが行われる可能性はゼロではありません。
採用大学の幅広さ
過去の採用実績校には、東京大学や一橋大学、早稲田大学といった難関大学だけでなく、中堅私大や地方大学、水産大学校など専門性の高い大学まで幅広く含まれています。特定の大学群に偏った採用にはなっていないと考えられます。
文理を問わない選考方針
公式サイトのよくある質問では、文系・理系を採用時に区別せず、全員が同じ選考ステップに進む旨が明記されています。実際に社内には文系出身・理系出身の社員がそれぞれ多数在籍しているとのことです。
少人数採用ゆえの選考の丁寧さ
一方で、採用人数は年間7~13名程度と少人数です。大学名で機械的に足切りをするというよりは、ES・WEBテスト・面接を通じて一人ひとりをじっくり見極める選考スタイルだと考えられます。
かつ丼
採用人数は多くないけど、その分「学歴だけで切る」というより「一人ひとりをちゃんと見る」選考になってそうだね。学歴に自信がなくても、臆せずチャレンジしていいと思うよ。
4. ニチモウの就職難易度・採用倍率
ニチモウの就職難易度は、誰でも簡単に入れるというレベルではないものの、超難関というほどではない「中堅~やや難」程度と考えられます。理由は以下の通りです。
- 過去5年間の新卒採用人数は8~13名程度と少人数で、狭き門であること
- 東証プライム上場かつ創立100年を超える老舗企業で、業界内での安定した知名度・信頼があること
- 一方で、就活生全体からの知名度は大手総合商社ほど高くなく、水産業界に関心のある層を中心に応募が集まると考えられること
- 選考にWEBテスト・複数回の面接が設けられており、一定の対策なしに通過するのは簡単ではないこと
【カツナビ独自分析】ニチモウの就職難易度
★★★☆☆(3.0/5.0) 採用人数が少なく倍率自体は高くなりやすいものの、知名度の面では大手総合商社ほど激戦にはなりにくいと考えられます。水産・商社業界への熱意や業界理解をしっかり示せれば、十分にチャンスがある企業です。
かつ丼
採用人数が一桁~十数名だから、母数だけ見ると倍率は高そうに見えるかもね。でも知名度的にはまだ「誰もが知ってる」ってほどじゃないから、業界研究をちゃんとしてる人にはチャンスが大きい会社だと思うよ。
5. ニチモウの平均年収
就職情報サイト「マイナビ」に掲載されている情報によると、ニチモウの平均年収は871万円(2025年3月期)とされています。平均年齢は42.03歳、平均勤続年数は17.06年となっており、比較的長く勤める社員が多い会社であることがうかがえます。
初任給については、公式採用サイトの募集要項(2026年4月入社実績)によると、大学卒262,780円、大学院卒275,020円となっています。昇給は年1回(4月)、賞与は年2回(6月・12月)と案内されており、諸手当として通勤交通費・家族手当・住宅手当などが用意されています。
【カツナビ独自分析】ニチモウの平均年収水準
★★★★☆(4.0/5.0) 平均年収871万円は、日本の給与所得者の平均と比べてもかなり高い水準です。少数精鋭で一人当たりの生産性が高いビジネスモデルが、待遇にも反映されていると考えられます。
かつ丼
平均年収871万円ってかなり高い水準だよ。社員一人当たりの売上が大きい分、給与にもしっかり還元されてるみたいだね。ただし年功要素もありそうだから、若手のうちからいきなりこの金額ってわけではなさそうだよ。
6. ニチモウの福利厚生
ニチモウの主な福利厚生・制度
- 完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始、夏期休暇(4日間)
- 年次有給休暇(初年度15日間)、慶弔休暇、特別有給休暇
- 各種社会保険制度、財形貯蓄、貸付金制度、従業員持株会
- 保養所(箱根)、独身寮、社宅
- 通勤交通費全額支給、家族手当、住宅手当
- 新入社員研修、階層別研修、語学研修、資格取得支援など各種研修制度
休日休暇は完全週休2日制に加え、祝日や年末年始、夏期休暇などが設けられており、年間を通じてしっかり休める体制が整っています。住宅面では独身寮・社宅が完備されているほか、住宅手当や家族手当といった諸手当も用意されています。
教育面では、内定期間中の通信教育や内定者研修に始まり、入社後2ヶ月間の集合研修、OJT制度、階層別研修、語学研修、資格取得支援制度など、段階に応じたサポートが充実しています。
かつ丼
独身寮や社宅がある会社って、地方出身者にはありがたいポイントだよね。研修制度もしっかりしてるみたいだから、入社後の育成体制は手厚い方だと思うよ。
7. ニチモウが求める人物像
価値観の違う相手とも協力できる柔軟性
ニチモウは少数精鋭の組織であり、社員一人ひとりが取引先や生産者、社内の他部門など、立場や価値観の異なる相手を巻き込みながら業務を進める必要があります。そのため、自分と異なる考え方の相手にも柔軟に対応できる姿勢が重視されています。
論理的かつ情熱的に伝えるコミュニケーション力
水産原料の買い付けや商品提案など、社外の関係者と交渉・調整する場面が多いことから、自分の考えを筋道立てて、かつ熱意を持って伝えられるコミュニケーション力も求められる資質のひとつです。
挑戦し続けるチャレンジ精神とタフネスさ
新しいビジネスチャンスに果敢に挑む姿勢と、困難な場面でも最後までやり遂げるタフさも大切にされています。人事担当者からのメッセージでも、「ニチモウでこれをやりたい」という強い意志を持つ人材を求めていることが伝えられています。
かつ丼
「柔軟性・コミュニケーション力・チャレンジ精神とタフネスさ」って、正直どの会社でも言われそうなワードではあるよね。でも少数精鋭で一人当たりの裁量が大きい会社だからこそ、余計にリアルに求められてる資質なんだと思うよ。
8. ニチモウの選考フローと対策
ニチモウの選考フロー(就職口コミサイトの集計によると)
エントリー・ES提出
採用マイページからエントリーし、エントリーシートを提出します。
WEBテスト
言語・非言語・英語・性格などの適性検査が実施されるとの情報があります(就職口コミサイトの集計によるものであり、公式に詳細が明示されているわけではありません)。
一次面接(グループ面接)
人事担当者による面接。自己PRや就職活動の軸、学生時代に力を入れたことなどが聞かれる傾向にあります。
二次面接(個人面接)
人事担当者との個人面接。学生時代のエピソードやアルバイト経験などについて、より深掘りされる傾向にあります。
最終面接
各部署の社員と人事担当者による面接。自己紹介・志望動機を中心に、これまでの面接内容を踏まえた深掘りが行われる傾向にあります。
内定
内定後は内定者向けの通信教育や研修を通じて、入社に向けた準備が進められます。
ES対策
ニチモウのESでは、学業で力を入れたことや自分らしさを表すエピソードなどが問われる傾向にあります。「浜から食卓まで」を支える水産専門商社として、どのような場面で自分の強みを発揮できるかを具体的に言語化しておくとよいでしょう。
企業研究
ニチモウは水産物の取り扱いだけでなく、海洋・機械・資材の4事業を展開している点が特徴です。単なる「魚を扱う会社」という理解にとどまらず、なぜ4事業を連携させる必要があるのか、業界内でのニチモウの立ち位置まで理解を深めておくことが重要です。
面接対策
面接では学生時代に力を入れたことについて、きっかけや苦労した点まで深掘りされる傾向にあります。自分の経験を時系列で整理し、「なぜそれに取り組んだのか」「そこから何を学んだのか」を一貫して語れるように準備しておきましょう。
かつ丼
選考ステップの数だけ見ると、そこまで特殊な感じはしないよ。ただ深掘り面接が多いみたいだから、エピソードの背景まで話せるように準備しておくと安心だと思うよ。
9. かつ丼が語るニチモウのリアル
かつ丼
ニチモウって、正直「水産業界の会社」ってだけだと地味に見えるかもしれないけど、調べてみると平均年収は871万円で、社員一人当たりの売上は3億円超えって、かなりインパクトのある数字が並んでるんだよね。少数精鋭で一人ひとりの裁量が大きい分、若いうちから鍛えられる環境っぽいから、「早く成長したい」「自分の力で結果を出したい」って人には合ってる会社だと思うよ。逆に、大勢で分業しながらゆっくり成長したいタイプの人には、ちょっとギャップを感じるかもしれないから、そこは事前によく確認しておくのがおすすめかな。
10. まとめ
ニチモウ株式会社は、創業100年を超える水産専門商社として、食品・海洋・機械・資材の4事業を通じて「浜から食卓まで」を支える企業です。学歴フィルターの可能性は低いと考えられる一方、採用人数は少数精鋭で、平均年収は871万円と高水準であることが分かりました。
柔軟性・コミュニケーション力・チャレンジ精神といった資質が求められる環境で、若手のうちから裁量を持って働きたい人には魅力的な選択肢のひとつといえるでしょう。
こんな悩みはありませんか?
- 自分の学歴でニチモウのような専門商社を目指せるか不安
- 水産・専門商社業界の面接でどこまで深掘りされるか分からない
- 自己分析や志望動機に自信が持てないまま選考に進むのが不安
11. ニチモウ志望なら「エジェガチャ」で選考対策しよう
ニチモウのような少数精鋭の専門商社は、大手総合商社に比べて選考の情報が出回りにくく、一人で対策を進めるのが難しいと感じる就活生も多いはずです。「業界研究の進め方が合っているか不安」「深掘り面接にどう答えればいいか分からない」という方は、就活のプロに相談しながら対策を進めるのがおすすめです。
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