「エクサってどんな会社?」「JFEスチールが出身母体って聞くけど何をしているの?」——SIer業界に関心がある就活生なら、企業研究の過程で名前を目にしたことがあるかもしれません。株式会社エクサは、鉄鋼メーカー「JFEスチール」を出身母体とし、キンドリルジャパンを親会社に持つユーザー系システムインテグレーターです。この記事では、公式情報をもとに事業内容や採用大学、就職難易度、平均年収、福利厚生、求める人物像、選考対策までを詳しく解説します。最後にはかつ丼が語るリアルもお届けします。
1. エクサとはどんな会社?
エクサの基本情報
- 設立:1987年10月1日
- 本社:神奈川県横浜市西区みなとみらい
- 代表者:代表取締役社長執行役員 林 勇太
- 資本金:12億5,000万円
- 株主:キンドリルジャパン51%、JFEスチール49%
- 売上高:344億3百万円(2026年3月期)
- 従業員数:1,311名(2026年4月1日時点)
株式会社エクサは、1987年に日本鋼管(現JFEスチール)株式会社の情報システム部門が分離独立して発足した企業です。1990年に日本鋼管システムサービス株式会社と合併し、2000年に日本IBMが資本参加。2001年には日本IBMが株式の51%を取得し、日本IBMグループの一員として長く事業を展開してきました。2022年2月には、日本IBM保有株式(51%)がキンドリルジャパン株式会社に譲渡され、現在はキンドリルジャパンとJFEスチールを株主とするユーザー系SIerとして事業を継続しています。
「お客様の『やりたいこと』をITで実現する」を掲げ、これまで培ってきた独自のノウハウや業務知見を組み合わせた先進ソリューション(AI、IoT、ビッグデータ、クラウド等)を、金融・保険・カード業、製造・流通業、公共・公益企業、海洋環境など多種多様な業界に提供しています。社内には「クライアント営業本部」「ソリューション営業本部」「エンタープライズサービス本部」「インダストリーソリューション本部」「インフラサービス本部」「インフラソリューション本部」など多岐にわたる部門があり、幅広い分野をカバーしていることがうかがえます。
かつ丼
日本IBMグループからキンドリルジャパングループへと、株主構成が変わった歴史がある会社なんだよ。それでも「JFEスチール向けにITサービスを提供してきた」というルーツは変わらないみたいだから、企業研究では出身母体もしっかり押さえておきたいポイントだね。
2. エクサの採用大学一覧
採用大学(公式実績)
- 採用実績校:北海道大学、東北大学、筑波大学、東京大学、一橋大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、中央大学、東京理科大学、明治大学、立教大学、青山学院大学、法政大学、横浜国立大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、同志社大学、立命館大学、関西大学、神戸大学、九州大学など全国120校以上
- 海外大学:韓国外国語大学、延世大学、梨花女子大学、高麗大学、University of Western Sydney など
- 募集学科:全学部全学科
公式サイトで公開されている採用実績校は120校以上と非常に幅広く、旧帝大クラスの国立大学から地方の中堅私立大学、女子大学、さらには韓国やオーストラリアの海外大学まで名前が挙がっています。募集学科も「全学部全学科」と明記されており、特定の大学・学部への偏りはほとんど見られません。
かつ丼
採用実績校がここまで具体的に、しかも海外大学まで公開されている企業は珍しいよ。自分の大学が一覧にあるか気になる人は、公式サイトの募集要項ページを一度チェックしてみるといいと思うよ。
3. エクサに学歴フィルターはある?
結論として、エクサに大学名による学歴フィルターがあるとは考えにくい企業です。公開されている採用実績校は極めて幅広く、特定の大学に偏った採用は確認できません。
- 採用実績校が全国120校以上、さらに海外大学まで含まれるほど幅広いこと
- 募集学科は「全学部全学科」と明記され、大学・学部の指定がないこと
- 公式に「文系・理系・コンピュータ経験の有無といったことのみで判断するものではなく、『個性』を重視」すると明言されていること
【カツナビ独自分析】エクサの学歴フィルター判定
学歴フィルター度:★☆☆☆☆(1.0/5.0):採用実績校が全国120校以上と極めて幅広く、大学名による選別は考えにくいです。「個性」を重視すると公式に明言されており、学歴よりも人柄・適性が評価される採用と考えられます。
なぜ学歴フィルターがないと考えられるのか
公式の採用情報では「文系・理系・コンピュータ経験の有無といったことのみで判断するものではなく、『個性』を重視」すると明言されています。金融・保険・カード業、製造・流通業、公共・公益企業、海洋環境と非常に幅広いフィールドを持つ企業だからこそ、経験の種類も多種多様であり、学歴という単一の指標よりも、多様な人材を求める姿勢がうかがえます。
選考で重視されるポイント
求める人材像として「IT技術への関心が高い方」「チャレンジ精神、積極性の高い方」「論理的思考能力の高い方」「コミュニケーション能力の高い方」の4点が公式に掲げられています。他社では経験できない喜びや困難を「楽しめ」かつ「成長に繋げられる人」が求められているとされています。
就活生が誤解しやすい点
学歴フィルターがないことは、選考が簡単であることを意味しません。選考フローにはWeb適性テストに加え、人事面接・部長面接・最終面接と複数回の面接が組まれています。エントリーシートの提出は不要とされていますが、面接でしっかりと自分をアピールできる準備が重要です。
かつ丼
エントリーシート不要っていうのは珍しいパターンだから、その分「面接でどう自分を語るか」がより重要になってくると思うよ。IT技術への関心とチャレンジ精神、この2つは特に意識しておくといいかもね。
4. エクサの就職難易度・採用倍率
採用倍率は公式に公表されていません。以下の理由から、就職難易度は「標準的」と考えられます。
- 採用実績はシステムエンジニア職を中心に、2026年度44名、2025年度40名、2024年度30名と、近年増加傾向にある
- 学歴フィルターがなく門戸が広い一方、複数回の面接でしっかり人物評価が行われる
- ユーザー系SIerとしての知名度は、大手独立系SIerと比べるとやや控えめ
【カツナビ独自分析】エクサの就職難易度
就職難易度:★★★☆☆(3.0/5.0):採用人数が年々増加傾向にあり、学歴フィルターも考えにくいことから、しっかり対策すれば十分に戦える企業と考えられます。多様な業界にソリューションを提供している事業の幅広さを理解した上で臨むとよいでしょう。
採用実績を見ると、システムエンジニア職は2022年度38名→2026年度44名と着実に増えている一方、営業職は各年度数名程度と少数です。志望する職種によって採用枠の規模が異なる点も押さえておきましょう。
かつ丼
システムエンジニア職の採用人数が年々増えてるのは、狙い目のタイミングとも言えるかもしれないね。営業職は少数精鋭だから、志望する場合はより明確な志望動機が必要になりそうだよ。
5. エクサの平均年収
公式の募集要項によると、初任給は以下の通りです。
- 大学卒:277,000円(基本給274,000円+アップデート手当3,000円)
- 修士了:296,000円(基本給293,000円+アップデート手当3,000円)
これに時間外労働勤務手当・通勤手当・借家手当などの諸手当が加わり、昇給は年1回、賞与は年2回(6月・12月)です。入社後の年収については、就職口コミサイトの集計によると、社員・元社員の年収データをもとにした平均年収は577万円とされ、年収範囲は252万円〜740万円という参考データもあります。口コミでは「毎年1万円ずつくらい基本給が上がっていく」「残業代は分単位で全額支給される」「Sierの中でも年収は高いほうだと思う」といった声がある一方、「昇給スピードについて、Sierという業界内で比較すると遅いように感じる」「給与に比して賞与比率が高く、不況時に年収が下がるリスクが高い」という指摘も見られます。
【カツナビ独自分析】エクサの年収水準
就職難易度:★★★☆☆(3.0/5.0):就職口コミサイトの集計による平均年収577万円は、SIer業界の中では標準的な水準です。基本的には年功序列的な給与制度とされ、賞与比率がやや高めな点は業績変動の影響を受けやすい可能性がある点として押さえておきたいポイントです。
かつ丼
年収の口コミは「高め」という声と「業界内では今一つ」という声、両方あるみたいだよ。賞与比率が高めっていう特徴も踏まえて、面接や説明会で具体的な給与制度を確認しておくと安心だね。
6. エクサの福利厚生
主な福利厚生・制度
- 各種社会保険完備(健康、厚生年金、雇用、労災)
- 退職金制度(確定拠出年金)、一般財形、住宅財形、企業年金制度
- 独身宿舎あり
- 完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始、年間休日123日
- 有給休暇(初年度20日、最高40日)、半日年休、徳俵休暇(繰越年休積立制度)
- リフレッシュ休暇、ボランティア休暇、慶弔休暇、育児・介護休暇制度、一時勤務短縮制度
- フレックスタイム制(コアタイムなし)
- 屋内全面禁煙(一部、喫煙専用室設置の事業所あり)
- 新入社員研修、OJT教育、年次研修、管理者研修、オンライン動画学習サービス
かつ丼
「徳俵休暇」っていう繰越年休積立制度、ちょっと面白いネーミングだよね。コアタイムなしのフレックスタイム制も導入されてるから、柔軟な働き方ができそうな環境だと思うよ。
7. エクサが求める人物像
IT技術への関心が高い人
AI、IoT、ビッグデータ、クラウドといった先進ソリューションを幅広く扱う企業だからこそ、IT技術そのものへの関心の高さが求められます。
チャレンジ精神・積極性が高い人
金融・保険・カード業、製造・流通業、公共・公益企業、海洋環境と多岐にわたるフィールドを持つ企業だからこそ、他社では経験できない喜びや困難を「楽しめ」かつ「成長に繋げられる」チャレンジ精神が重視されます。
論理的思考力・コミュニケーション能力が高い人
お客様の「やりたいこと」をITで実現する仕事だからこそ、課題を整理する論理的思考力と、お客様や社内メンバーと円滑に連携するコミュニケーション能力の両方が重視されます。文系・理系・コンピュータ経験の有無を問わず、多様な人材が「個性」を発揮できる環境が用意されています。
8. エクサの選考フローと対策
選考フロー(新卒・システムエンジニア職/営業職)
エントリー
公式採用サイトからエントリーします。エントリーシートの提出は不要です。
Web適性テスト
オンラインで適性テストを受検します。
人事面接(オンライン)
人事担当者との面接が実施されます。
部長面接(オンライン)
部長クラスとの面接が実施されます。
リクルーター面談(オンライン)
選考対象外の座談会形式で、現場社員と1対1で話せる機会が設けられています。
最終面接
横浜本社にて対面形式で実施されます。遠方の場合は交通費が支給されます。
内定
選考プロセスを経て内定に至ります。
ES対策
エクサはエントリーシートの提出が不要とされているため、Web適性テストや面接での受け答えがより重要になります。「IT技術への関心」「チャレンジ精神・積極性」「論理的思考能力」「コミュニケーション能力」という求める人物像に沿って、自分の経験を具体的に整理しておくとよいでしょう。
企業研究のポイント
JFEスチールを出身母体とし、現在はキンドリルジャパンとJFEスチールを株主とする成り立ちを押さえておくと企業理解が深まります。金融・保険・カード業、製造・流通業、公共・公益企業、海洋環境と幅広い業界にソリューションを提供している点も、志望動機を組み立てる上で重要な要素です。
面接対策
人事面接・部長面接・最終面接と複数回にわたる選考のため、一貫した志望動機を語れるように準備しておきましょう。選考対象外の「リクルーター面談」は現場社員と直接話せる貴重な機会のため、積極的に活用して疑問点を解消し、その後の面接に活かすとよいでしょう。
かつ丼
「リクルーター面談」は選考対象外って明記されてるから、変に緊張せずに素朴な疑問をぶつけるチャンスとして活用するといいと思うよ。最終面接は横浜本社での対面だから、そこも見据えて準備しておこう。
9. かつ丼が語るエクサのリアル
かつ丼
エクサはJFEスチールを出身母体としながら、日本IBM、そして現在はキンドリルジャパンへと株主が変遷してきた、IT業界の再編を体現するような会社なんだ。採用実績校が120校以上、しかも海外大学まで含まれてるあたり、学歴フィルターっぽさはほとんど感じられないよ。エントリーシート不要で選考がスタートするのも特徴的だから、その分Web適性テストや面接でしっかり自分をアピールする準備をしておくのが大事だと思うよ。
10. まとめ
株式会社エクサは、JFEスチールを出身母体とし、キンドリルジャパンを親会社に持つユーザー系システムインテグレーターです。採用実績校が全国120校以上・海外大学も含めて幅広く公開されており、学歴フィルターをうかがわせる情報はありません。エントリーシート不要という独自の選考フローが特徴のため、「IT技術への関心」「チャレンジ精神」「論理的思考能力」「コミュニケーション能力」という求める人物像への理解を深め、面接でしっかり自分を表現できる準備をしておくことが選考突破のカギとなるでしょう。
こんな悩みはありませんか?
- エクサの選考対策、何から始めればいいか分からない
- SIer業界の中でどの企業を軸に就活すべきか整理できていない
- エントリーシートがない選考フローにどう備えればいいか分からない
11. エクサ志望なら「エジェガチャ」で選考対策しよう
エクサのように、エントリーシートがなく面接重視の選考を行う企業を受ける際は、客観的な視点でのアドバイスがあると心強いものです。「エジェガチャ」は、就活のプロがあなたの強みや志望に合わせて選考対策をサポートする、完全無料・中立の就活相談サービスです。
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