「中央コンピュータシステムってどんな会社?」「JA共済って農業のイメージだけど、IT企業なの?」——聞き慣れない社名に、こうした疑問を持つ就活生も多いのではないでしょうか。
株式会社中央コンピュータシステム(C-COM)は、JA共済グループの一員として、全国のJA共済システムや共栄火災の損害保険システムを支えるユーザー系SIerです。「人生を守るシステムエンジニアになろう。」というメッセージが象徴するように、社会インフラとしての金融・保険システムを長年支えてきた歴史があります。
この記事では、以下のポイントを解説していきます。
- 中央コンピュータシステムとはどんな会社か
- 学歴フィルターの有無
- 就職難易度・採用倍率
- 平均年収
- 福利厚生
- 求める人物像
- 選考フローと対策
後半では「かつ丼」が中央コンピュータシステムのリアルな部分についてもコメントしているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
1. 中央コンピュータシステムとはどんな会社?
中央コンピュータシステムの基本情報
- 設立:1961年6月(前身は「株式会社中央計算センター」)
- 代表者:代表取締役社長 村井 雄一
- 株主:全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)、共栄火災海上保険株式会社
- 事業内容:JA共済システム・共栄火災損保システムの開発・保守・運用
- 本社:東京都江東区豊洲(2021年11月に神奈川県川崎市から移転)
中央コンピュータシステムは1961年、情報処理事業を目的とした「株式会社中央計算センター」として創業しました。1963年にJA共済連と共栄火災海上保険(現社名)が資本参加し、1986年に現在の社名に変更。以来60年以上にわたり、JA共済システムの開発・保守を担ってきました。過去に業界に先駆けて全国のJA共済システムを一貫システムとして統一した実績があり、現在では数千万件規模の共済データを処理しています。
事業はJA共済システムの開発・保守を中心に、共栄火災の損害保険システムの開発・保守、JA共済連内システムのデジタル化推進など多岐にわたります。従業員数は886名(2026年3月時点)で、金融・保険という社会インフラを支える、安定感のあるユーザー系SIerと言えます。
かつ丼
「JA」と聞くと農業のイメージが強いかもしれないけど、実際は共済(保険)のシステムを支える仕事が中心なんだね。社会インフラを裏側で支える、地味だけど重要な仕事と言えそうだよ。
2. 中央コンピュータシステムに学歴フィルターはある?
結論から言うと、中央コンピュータシステムに学歴フィルターがある可能性は低いと考えられます。就職口コミサイトの集計や、確認できる採用実績から見ると、以下のような状況です。
- 就職口コミサイトの集計によると、採用実績のある大学は京都大学・早稲田大学のような難関大学から、地方国公立大学、専門学校まで幅が広い
- 就活口コミサイトの分析では「最難関大学から標準的なレベルの大学まで幅広く採用されており、いわゆる学歴フィルターはない」と評価されている
- 公式の募集対象は「大学院、大学、短期大学、高等専門学校、専門学校」の卒業予定者に加え、既卒・第二新卒も対象とされ、幅広い層に門戸が開かれている
【カツナビ独自分析】中央コンピュータシステムの学歴フィルター判定
学歴フィルター度:★☆☆☆☆(1.0/5.0) 採用実績校が難関大学から専門学校まで非常に幅広く、就職口コミサイトの分析でも学歴フィルターはないとされています。募集対象も大学院から専門学校・既卒まで幅広く設定されており、学歴による選別の可能性は低いと考えられます。
採用大学の幅広さ
就職口コミサイトの集計によると、採用実績のある大学には京都大学・早稲田大学といった難関大学から、茨城大学・愛媛大学・岐阜大学・熊本大学・佐賀大学などの地方国公立大学、さらに専門学校まで幅広く名前が挙がっています。
既卒・第二新卒・専門学校卒も対象
公式の募集要項では、大学院・大学・短期大学・高等専門学校・専門学校の卒業予定者に加え、既卒・第二新卒の方も募集対象とされています。障がい者の入社実績もあるとされ、多様な人材を受け入れる姿勢がうかがえます。
選考で重視される人物面
後述する「求める人材像」では、ニーズの理解力・向上心・コミュニケーション力といった人物面の要素が中心に掲げられており、学歴よりもこうした資質が評価される傾向にあると考えられます。
かつ丼
採用大学の幅広さを見る限り、学歴で不安になりすぎなくても大丈夫そうだよ。むしろ「人物重視」の選考と考えて対策するのがオススメだね。
3. 中央コンピュータシステムの就職難易度・採用倍率
中央コンピュータシステムの採用倍率は、就職口コミサイトの集計によると6.4倍程度とされ、IT・通信業界全体の平均(6.4倍)とほぼ同水準です。難易度を考えるうえでは、以下の点がポイントになります。
- 就職口コミサイトの集計によると、選考難易度は5点満点中3.3点で「平均並み」とされ、IT・通信業界平均よりやや低いスコアとなっている
- 選考ステップはWEB選考(適性検査・履歴書・学校成績提出)と個人面接(3回)というシンプルな構成
- 採用倍率はIT・通信業界平均と同水準で、極端な高倍率にはなりにくいと考えられる
- JA共済グループという安定した経営基盤から、一定の応募は集まりやすいと考えられる
【カツナビ独自分析】中央コンピュータシステムの就職難易度
就職難易度:★★☆☆☆(2.0/5.0) 採用倍率・選考難易度ともにIT・通信業界の平均並みかそれ以下とみられます。選考ステップもシンプルなため、しっかり対策すれば十分挑戦できる水準と言えるでしょう。
かつ丼
倍率も難易度も「業界標準」って感じだね。奇をてらった選考ではないから、基本に忠実な対策が効いてきそうだよ。
4. 中央コンピュータシステムの平均年収
公式の募集要項によると、初任給(2025年4月実績)は大学院卒245,000円、大学(4年)・専門(4年)・高専(専攻科)卒235,000円、専門(3年)卒230,000円、短大(2年)・専門(2年)・高専(本科)卒220,000円です。諸手当は別途支給され、賞与は年2回(6月・12月)とされています。
正社員全体の平均年収については公式には非公開ですが、就職口コミサイトの集計では537万円~541万円という数値が示されています。全国平均(458万円)より高い水準である一方、情報通信業の上場企業平均(632万円)と比較するとやや下回るとの分析もあります。平均勤続年数は17.1年とされ、情報通信業の平均(12.0年)より長く、長期的に働きやすい環境であることがうかがえます。
【カツナビ独自分析】中央コンピュータシステムの年収レベル
年収レベル:★★★☆☆(3.0/5.0) 全国平均は上回るものの、情報通信業の上場企業平均と比較するとやや控えめな水準です。ただし平均勤続年数の長さから、腰を据えて長く働きやすい環境である可能性が高いと考えられます。
かつ丼
年収の水準そのものより、平均勤続年数17.1年という数字の方が印象的だね。長く安定して働ける会社という見方もできそうだよ。
5. 中央コンピュータシステムの福利厚生
主な福利厚生・休日休暇
- 完全週休2日制(土・日・祝)、年末年始休暇(12/29~1/3)、年間休日120日以上
- 年次有給休暇20日間(1日・半日・1時間単位で取得可、2024年度取得率77.3%)
- 季節特別休暇(連続5日間)、リフレッシュ休暇(勤続5年ごとに3~5日間)、結婚特別休暇(連続5日間)
- 産前産後休暇(産前6週間・産後8週間)、配偶者の出産休暇(3日間)
- 時間外勤務手当全額、通勤手当全額、在宅勤務環境整備手当、住宅手当、家族手当
- 退職金、退職年金、財形貯蓄、慶弔見舞金
- 在宅勤務制度(月8回以上の出社必須)、副業可、オフィスカジュアル(2025年6月導入)
働き方の面では、標準労働時間7時間・時差出勤可(7:00~19:00)と、柔軟な勤務が可能な制度が整っています。2025年6月にはオフィスカジュアル(ポロシャツ・スニーカー等)も導入され、働きやすさの向上に取り組んでいる様子がうかがえます。
かつ丼
有給取得率77.3%っていうのは、IT業界の中でもかなり高い水準だと思うよ。ワークライフバランスを大事にしたい人には良い環境かもね。
6. 中央コンピュータシステムが求める人物像
公式サイトでは、「JA共済グループの一員としてグループを支える情報システム戦略を担い、幅広い分野でお客様から信頼・評価されることを目指す」として、以下の3つの要素を兼ね備えた人材を求めています。
相手のニーズを的確に理解し、計画・提案できる人
「相手のニーズを的確に理解し、知識・経験を活用しながら計画・提案できる人」が求められています。金融・保険という専門性の高い分野だからこそ、相手の意図を正確に汲み取る力が重視されているとみられます。
向上心を持って課題解決に行動できる人
「常に向上心を持って課題を設定し、解決に向けて行動ができる人」も求める人物像の一つです。指示を待つのではなく、自ら課題を見つけて動く姿勢が評価されると考えられます。
チームとしての能力を最大限発揮できる人
「関係者とのコミュニケーションを促進し、チームとしての能力を最大限発揮できる人」も掲げられています。大規模な共済システムを扱う仕事のため、一人で完結するのではなく、チームで連携する力が重視されているとみられます。
7. 中央コンピュータシステムの選考フローと対策
選考フロー
エントリー
マイページ、リクナビ、マイナビからエントリー。
会社説明会
WEB(録画配信)にて開催。
WEB選考
適性検査・履歴書・学校成績の提出による選考。
個人面接(3回)
本社またはWEBにて開催。遠方の方には交通費が一部支給される。回を重ねるごとに質問が深掘りされる傾向がある。
社員訪問
最終面接合格者のうち希望者のみ実施(選考対象外)。
内定
内定後の詳細は採用担当窓口から案内される。
ES対策
「なぜIT業界か」「なぜJA共済グループの中央コンピュータシステムか」を一貫したストーリーで語れるように準備しましょう。金融・保険という社会インフラを支える仕事への理解や、「人生を守るシステムエンジニアになろう」という会社のメッセージに共感できるエピソードを盛り込むと説得力が増します。
企業研究
1961年の創業以来、全国のJA共済システムを一貫システムとして統一してきた歴史や、数千万件規模の共済データを処理している点は必ず押さえておきましょう。JA共済連・共栄火災海上保険という2つの株主を持つ、ユーザー系SIerとしての立ち位置も理解しておくと、志望動機に深みが出ます。
面接対策
公式サイトが掲げる「ニーズの理解力」「向上心・課題解決力」「コミュニケーション力」の3つの要素を、自身の経験と絡めてエピソード化しておくと良いでしょう。面接は3回実施され、回を重ねるごとに実務適性を見極める質問が増える傾向にあるため、自分が現場で働く姿を具体的にイメージしておくことも有効です。
かつ丼
面接が3回あるから、それぞれの回で聞かれることの傾向を意識しながら準備を進めるといいと思うよ。特に最終に近づくほど、実務でのイメージを聞かれやすいみたいだね。
8. かつ丼が語る中央コンピュータシステムのリアル
かつ丼
中央コンピュータシステムは、JA共済グループという安定した基盤のもとで、金融・保険という社会インフラを支える仕事に携われる会社だと思うよ。平均勤続年数17.1年、有給取得率77.3%という数字を見る限り、長く腰を据えて働きやすい環境が整っていそうだね。一方で、勤務地は東京都内に限られるから、他地域で働きたい人にとっては選択肢が狭く感じるかもしれないよ。
9. まとめ
中央コンピュータシステムは、JA共済グループの一員として、全国の共済システムを60年以上にわたり支えてきたユーザー系SIerです。採用実績校の幅広さから学歴フィルターの可能性は低く、選考難易度もIT・通信業界の平均並みとされています。長い平均勤続年数や高い有給取得率など、安定して長く働きやすい環境も特徴です。
こんな悩みはありませんか?
- 金融・保険系のシステム開発企業をどう対策すればいいかわからない…
- ES・適性検査・面接、何から準備すればいいかわからない…
- そもそも自分に合っている業界・企業がどこなのか分からない…
10. 中央コンピュータシステム志望なら「エジェガチャ」で選考対策しよう
ここまで、中央コンピュータシステムの学歴フィルターや就職難易度、選考対策について解説してきました。とはいえ、「金融・保険系のシステム開発企業をどう対策すればいいかわからない…」という人も多いのではないでしょうか。
そんな人におすすめなのが「エジェガチャ」です。完全無料・中立の立場で、あなたの強みや適性に合った企業選び、ES・面接対策のアドバイスを受けることができます。中央コンピュータシステムのようなユーザー系SIerを目指す人はもちろん、まだ志望業界が固まっていない人も、ぜひ気軽に活用してみてください。
【完全無料】あなたが勝てる企業を見つけよう
※完全無料・中立の就活相談サービス


