「エナリスってどんな会社?」「学歴フィルターはあるの?」——就職活動で電力・エネルギー業界を調べていると、この会社の名前を目にする機会があるはずです。エナリスは、電力の需給管理サービスをルーツに持ち、現在はKDDIグループと電源開発(J-POWER)の資本のもと、GX(グリーントランスフォーメーション)推進や脱炭素分野で事業を広げているエネルギーソリューション企業です。
この記事では、エナリスの事業内容から学歴フィルターの有無、就職難易度、平均年収、福利厚生、求める人物像、選考フローと対策まで、就活生が知りたい情報を公式情報を中心にまとめました。記事の最後には、就活マスコットの「かつ丼」が語るエナリスのリアルも紹介しています。
1. エナリスとはどんな会社?
エナリスの基本情報
- 創業:2004年12月
- 本社:東京都千代田区神田駿河台
- 資本金:1億円(2026年3月31日現在)
- 株主:auエネルギーホールディングス株式会社(59%)、電源開発株式会社(41%)
- 事業内容:GX推進支援事業、コーポレートPPA事業、Jクレジット創出・流通事業、GX情報サービス事業、アグリゲーション事業、電力小売事業、電力ビジネス支援事業
エナリスは、2004年の創業以来、電力の需要と供給のバランスを管理する「需給管理」のノウハウを核に、新電力事業者や法人需要家向けのサービスを展開してきた企業です。2016年の電力小売全面自由化以降は、新電力事業者の業務支援や電力小売事業で存在感を発揮し、電力取扱規模は新電力事業者で第3位という実績もあります。
2018年12月にauエネルギーホールディングス(KDDIグループ)の子会社、および電源開発(J-POWER)の関係会社となり、信用力・資金力・顧客へのアクセス力を強化しました。現在は、法人向けのGX推進支援やコーポレートPPA(企業が再エネ電力を長期契約で調達する仕組み)、Jクレジットの創出・流通など、脱炭素社会の実現に向けたサービスへと事業の重心を移しています。
かつ丼
『電力の需給管理』からスタートして、今は脱炭素・GX分野に軸足を移しているんだね。KDDIとJ-POWERという異なる業界の大手2社が株主っていうのも、面白いポジションだと思うよ。
2. エナリスに学歴フィルターはある?
エナリスは、採用大学の一覧を公式には公開していません。そのため大学名から学歴フィルターの有無を直接判断することは難しいのが実情ですが、公式の募集要項や周辺情報からは次のことが分かっています。
- 募集対象は「全学部・全学科 大卒・院卒」とされており、エネルギー業界の知識は入社後の研修で学ぶ前提のため、特定の学部・学科による指定はない
- ITエンジニア職についても「入社時のITスキルは不問」と案内されており、未経験者を前提とした採用設計になっている
- 就活会議の集計によると、社員・元社員による総合評価は3.0点(回答数125件)とされ、比較的新しい新卒採用の枠組み(2019年開始)であることから、まだ採用実績データの蓄積が少ない段階にある
【カツナビ独自分析】エナリスの学歴フィルター判定
★☆☆☆☆(1.0/5.0) 募集対象が全学部・全学科であり、エネルギー業界の知識やITスキルも入社後に習得する前提の採用設計であることから、学歴による明確な足切りは行われていないと推測されます。新卒採用の歴史が浅いため、採用大学の傾向自体がまだ定まっていない可能性もあります。
学部・学科は関係ある?
募集職種は「総合職」「ITエンジニア職」の2つで、いずれも募集対象は全学部・全学科の大卒・院卒です。エネルギー業界の知識やITスキルは会社の研修を通じて学ぶ前提となっているため、文系・理系を問わず幅広い学生が対象です。
未経験でもITエンジニア職に応募できる?
ITエンジニア職の募集対象も全学部・全学科の大卒・院卒で、入社時のITスキルは不問とされています。プログラミング未経験からでも挑戦できる採用枠として設計されています。
選考ではどんな点を見られる?
エナリスでは「現状に満足せず、変化を楽しみ、自らの意思を発信し、他者と協力しながら、挑戦し続けていける方」、あるいは「変化をもたらす挑戦者を支援しながら、自らもその変化を楽しむことができる方」を求めると公式に案内されています。学歴そのものよりも、変化を楽しむ姿勢や挑戦心が評価軸になっていると考えられます。
かつ丼
全学部全学科で、しかもITエンジニア職まで未経験可なのは、学部にとらわれず挑戦できる会社だと思うよ。新卒採用自体2019年からとまだ歴史が浅いから、フラットな目線で見てもらえそうだね。
3. エナリスの就職難易度・採用倍率
エナリスの就職難易度・採用倍率は公式には公開されていませんが、周辺情報からは次のことが言えます。
- 過去の新卒採用人数は、2022年度は男性3名・女性5名の計8名という報告があり、比較的少人数の採用枠であることがうかがえる
- 就活会議の集計によると、社員・元社員による総合評価は3.0点(回答数125件)とされており、業界内でも中堅規模のポジションにある
- KDDI・J-POWERという大手2社の資本参加により、脱炭素・GX分野への関心の高まりとともに、近年注目度が上がっている可能性がある
【カツナビ独自分析】エナリスの就職難易度
★★☆☆☆(2.0/5.0) 採用倍率などの公開データは限られていますが、年間の採用人数が一桁〜十数名程度と少数である点を踏まえると、一定の競争が生じている可能性があります。学歴フィルターの可能性は低い一方、GX・脱炭素分野への関心の高さを具体的に語れるかが選考のポイントになるでしょう。
かつ丼
採用人数が少なめだから、狭き門ではあると思うけど、学歴じゃなくて熱意や挑戦心を見てくれる会社みたいだから、しっかり準備すれば十分チャンスはあると思うよ。
4. エナリスの平均年収
エナリスは非上場企業のため、有価証券報告書のような最新の公式年収データはありません。就職口コミサイトの集計によると、平均年収は603万円〜652万円程度とされており、情報源によって数値に幅があります。電力・ガス・エネルギー業界の平均年収(614万円程度)と比べても遜色ない、あるいはやや高い水準との報告もあります。平均年齢は39歳前後とされています。
初任給については、過去の公開情報でITエンジニア職(大卒)が21.0万円という報告があり、厚生労働省の大卒初任給平均(20.1万円)と比べて平均的な水準とされています。賞与は年2回(6月・12月)支給されます。就職口コミサイトの集計によると、給与制度は成果主義的な要素もあり、毎年ベースアップが行われているとの声も見られます。
【カツナビ独自分析】エナリスの年収水準
★★★☆☆(3.0/5.0) 口コミの集計から見ると、電力・エネルギー業界の中では平均的からやや高めの水準です。成果主義的な給与制度により、個人の実績次第で年収アップが期待できる一方、初任給自体は業界平均並みとされているため、中長期的なキャリア形成を見据えた企業と言えます。
かつ丼
初任給は平均的みたいだけど、成果主義でベースアップも続いているっていう口コミもあるから、頑張り次第で伸ばしていけそうな給与体系だと思うよ。
5. エナリスの福利厚生
エナリスの主な福利厚生
- 勤務制度:フレックスタイム制(1日の所定労働時間7時間30分)、出社とテレワークのハイブリッド勤務(週2日程度出社の社員が多い)
- 休日・休暇:完全週休2日制、祝日、年次有給休暇(2023年度の取得率65.7%、平均取得日数13.0日)、有給取得推奨日の設定
- 手当:通勤手当(月3万円まで)、福利厚生倶楽部(リロクラブ)
- 資産形成:企業型確定拠出年金(退職金制度に代わるものとして導入)
- 独自の福利厚生:業務時間中に受けられるマッサージ制度、自社農園で収穫された野菜の配布など
エナリスの福利厚生は、フレックスタイム制とテレワークを組み合わせた柔軟な働き方が特徴です。就職口コミサイトの集計によると、多くの社員が週2〜3日程度をリモートワークとしており、出社日も自分で調整しやすい環境とされています。マッサージ制度や自社農園野菜の配布といったユニークな福利厚生も、社員の働きやすさへの意識の表れと言えるでしょう。
かつ丼
フレックス×テレワークのハイブリッド勤務で、有休も取りやすい雰囲気みたいだね。マッサージや野菜配布みたいなユニークな福利厚生も、ちょっと気になるポイントだと思うよ。
6. エナリスが求める人物像
エナリスは公式サイトで、求める人物像について次のように案内しています。
現状に満足せず、変化を楽しめる人
現状に満足せず、変化を楽しみ、自らの意思を発信できる人物が求められています。電力自由化から脱炭素・GX推進へと事業の重心が移り変わってきた同社らしい人物像と言えます。
他者と協力しながら挑戦し続けられる人
一人で完結する仕事ではなく、他者と協力しながら挑戦し続けていける人物が求められています。過去の入社者に共通するのは「挑戦心」であるとも案内されています。
挑戦者を支援しながら、自らも変化を楽しめる人
自ら変化を起こすタイプだけでなく、変化をもたらす挑戦者を支援しながら、自らもその変化を楽しむことができる人物も歓迎されています。企業理念に共感できるかどうかが、活躍のチャンスを広げるポイントとされています。
7. エナリスの選考フローと対策
選考フロー
マイナビよりエントリー
マイナビ経由でエントリーします。
会社説明会
会社説明会に参加します。
面接(複数回)・WEB適性検査
複数回の面接とWEB適性検査が実施されます。
内々定
選考を経て内々定が通知されます。
ES対策
就職口コミサイトの集計によると、志望動機や学生時代に力を入れたことに加え、なぜエネルギー業界か、なぜエナリスかを問われる傾向があります。電力自由化以降の業界の変化や、GX・脱炭素分野への関心を、自分の言葉で語れるように準備しておくとよいでしょう。
企業研究
エナリスは、電力の需給管理という祖業から、コーポレートPPAやJクレジットといった脱炭素・GX分野へと事業を広げている点が特徴です。KDDI・J-POWERという異なる業界の大手2社が株主である背景や、過去の会計不正からの再建の経緯も理解しておくと、質問への深い回答につながります。
面接対策
面接では、求める人物像である「変化を楽しむ姿勢」「協力しながら挑戦する力」「挑戦者を支援する姿勢」に沿ったエピソードを準備しておくと効果的です。総合職・ITエンジニア職いずれも未経験を前提とした採用のため、入社後にどう学び、成長していきたいかを具体的に語れるようにしておくとよいでしょう。
かつ丼
『なぜエナリスか』を聞かれたときに、KDDIとJ-POWERという2つの株主構成ならではの強みを自分の言葉で説明できると、印象に残りやすいと思うよ。
8. かつ丼が語るエナリスのリアル
かつ丼
エナリスは、電力の需給管理からスタートして、今はGX・脱炭素分野に軸足を移しつつある、変化の真っ只中にある会社なんだよね。学歴フィルターっぽいものは見当たらないし、全学部全学科・未経験可の採用枠が用意されているのも挑戦しやすいポイント。フレックス×テレワークの柔軟な働き方や、マッサージ・野菜配布みたいなユニークな福利厚生も魅力的だと思うよ。エネルギー業界の変化に興味がある人には、面白いフィールドになりそうな1社だね。
9. まとめ
エナリスは、電力の需給管理をルーツに、KDDI・J-POWER両社の資本のもとでGX・脱炭素分野へと事業を広げているエネルギーソリューション企業です。学歴フィルターの可能性は低く、全学部全学科・未経験可の採用枠が用意されている一方、採用人数自体は少数のため、変化を楽しむ姿勢や挑戦心を具体的に語れるかが選考のポイントになります。フレックスタイム制やテレワークといった柔軟な働き方も踏まえて、自分に合った企業かどうかを見極めましょう。
こんな悩みはありませんか?
- エナリスの選考でどこまで対策すればいいか分からない
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- 他にどんな企業と比較すればいいか分からない
10. エナリス志望なら「エジェガチャ」で選考対策しよう
エナリスのように、業界の変化が激しく、専門知識を入社後に身につけていく企業を目指す場合、自分だけで対策を進めるのは簡単ではありません。「自分の強みがエナリスに合っているのか分からない」「面接でうまく志望動機を伝えられるか不安」という方は、就活のプロに相談しながら対策を進めるのも一つの方法です。
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