「橋や水門をつくる会社って、どんな仕事をするの?」「文系でも入れるの?」「学歴フィルターや年収はどうなの?」と気になっている就活生は多いのではないでしょうか。
株式会社IHIインフラスクエアは、IHIグループの一員として、鋼橋やPC橋、水門などの社会インフラを、設計から製作、据付、保全まで一貫して手がける会社です。2025年11月にIHIインフラ建設を吸収合併し、2026年4月に社名を「IHIインフラシステム」から「IHIインフラスクエア」へ変更しました。
この記事では、公式情報や企業が掲載している採用情報をもとに、次のポイントを分かりやすく解説します。
- IHIインフラスクエアの会社概要と合併・社名変更の経緯
- 採用実績校(採用大学)と学歴フィルターの有無
- 就職難易度・採用倍率の目安
- 平均年収・初任給・福利厚生
- 求める人物像と選考フロー・対策
かつ丼
橋や水門という、社会に欠かせないインフラを支える会社だよ。最後まで読んで、志望度を高めてね。
1. IHIインフラスクエアとはどんな会社?
株式会社IHIインフラスクエアの会社概要
- 社名:株式会社IHIインフラスクエア(IHI Infra-square Co., Ltd.)
- 本社:大阪府堺市堺区大浜西町3番地
- 設立:2009年11月1日
- 代表者:代表取締役社長 井上 学
- 資本金:10億円
- 社員数:1,376名(2026年4月1日時点)
- 事業内容:鋼製橋梁・PC橋梁の設計、製作、据付、保全/水門その他構造物の設計、製作、据付、保全、制御システム/防災機器 ほか
事業の柱は、橋梁(鋼橋・PC橋)と、水門・鉄管などの防災・水門分野です。さらに、橋梁の保全、制振・免震、合成床版などの開発製品も手がけています。国内では明石海峡大橋をはじめとする本四架橋の主要工事に参画し、海外ではトルコの吊橋やルーマニアのドナウ川にかかる吊橋の建設にも携わってきたと紹介されています。
沿革を押さえておくことも大切です。2009年に、IHI、栗本鐵工所、松尾橋梁の3社が橋梁・水門等の事業を統合して「IHIインフラシステム」が発足しました。その後、2025年11月に子会社だった「IHIインフラ建設」を吸収合併し、2026年4月1日に現在の社名へ変更しています。社名の「インフラスクエア」には、「橋梁×水門」「新設×保全」「国内×海外」を掛け合わせて強みを2乗する、という意味が込められています。
かつ丼
合併して橋の新設から保全までカバーできる体制になったのが大きなポイントだと思うよ。志望動機でも触れると差がつくかもね。
2. IHIインフラスクエアの採用大学一覧
IHIインフラスクエアの採用実績校(企業掲載情報)
- 【大学院】東京大学、京都大学、大阪大学、東北大学、北海道大学、九州大学、名古屋大学、東京工業大学、横浜国立大学、筑波大学、早稲田大学、東京理科大学、同志社大学、中央大学、法政大学、日本大学、東海大学 他
- 【大学】東京大学、京都大学、大阪大学、東北大学、北海道大学、九州大学、神戸大学、東京工業大学、千葉大学、広島大学、岡山大学、熊本大学、横浜国立大学、筑波大学、早稲田大学、青山学院大学、立教大学、東京理科大学、同志社大学、立命館大学、関西大学、関西学院大学、近畿大学、中央大学、日本大学、東海大学、愛知大学、愛知工業大学、名城大学、摂南大学、東京都市大学 他
- 【高専など】神戸市立工業高等専門学校、久留米工業高等専門学校、石川工業高等専門学校、舞鶴工業高等専門学校、呉工業高等専門学校 他
採用実績校は、企業自身が就活情報サイトに掲載している情報です。旧帝大や東京工業大学、早慶・MARCH・関関同立クラスから、日本大学、東海大学、摂南大学、名城大学、高専まで幅広いのが特徴です。ただし、これは過去の実績の一部であり、最新の年度の内訳は公式には確認できませんでした。
かつ丼
土木・機械・電気・情報など理系の学部が多い印象だけど、事務系の募集もあるみたいだよ。
3. IHIインフラスクエアに学歴フィルターはある?
結論から言うと、公式情報から「明確な学歴フィルターがある」とは読み取れません。採用実績校は、国公立の難関校から私立の中堅校、高専まで幅広く掲載されています。
学歴フィルターを考えるうえで重要な3点は次のとおりです。
- 採用実績校が、旧帝大から日東駒専クラス、高専まで幅広い
- 技術系は土木・機械・電気・情報などの専門性が重視されやすい
- 採用人数が10名前後と少なく、大学名に関係なく競争はある
【カツナビ独自分析】IHIインフラスクエアの学歴フィルター判定
★☆☆☆☆(1.5/5.0) 星が多いほどフィルターが強い可能性があるという目安です。採用実績校は難関校から中堅校、高専まで幅広く、明確なフィルターを示す情報は確認できませんでした。ただし、採用人数が少ない点は考慮しています。
採用実績校の幅が広い
採用実績校には、東京大学や京都大学などの難関校だけでなく、日本大学、東海大学、愛知工業大学、摂南大学、名城大学なども含まれます。特定の大学群だけに偏っているとは言いにくい構成です。
専門性や学んできた分野も見られる
技術系は設計・製造・計画・見積・建設などの職種があり、土木・機械・電気・情報関連の学科が歓迎される傾向があります(統合前のIHIインフラ建設の募集要項より)。大学名だけでなく、学んできた内容も重視されると考えられます。
少数採用ゆえの競争は意識したい
過去3年の新卒採用者数は、2023年が9名、2024年が13名、2025年が12名です。少数採用のため、エントリーシートや面接でしっかり差をつける準備が必要です。
かつ丼
学歴で一律に線引きされるというより、専門性や志望理由が問われるタイプの選考だと思うよ。
4. IHIインフラスクエアの就職難易度・採用倍率
採用倍率は公式には非公開です。以下の理由から、就職難易度は「標準的〜やや高め」と考えられます。
- 過去3年の新卒採用者数は9〜13名で、少数精鋭の採用(マイナビ2027では募集人数16〜20名)
- IHIグループの安定した基盤があり、橋梁と水門の両方を手がける点は他社との差別化要素
- 過去3年間の離職者は0名(定着率100%)と、入社後の満足度は高めとみられる
- 橋梁・土木分野を志望する就活生の間で認知度が高く、ライバルは専攻が近い学生が中心になりやすい
【カツナビ独自分析】IHIインフラスクエアの就職難易度
★★★☆☆(3.0/5.0) 星が多いほど難易度が高い目安です。少数採用で専門性が問われる一方、特殊な選考ステップは確認できないため、標準的な水準と評価しました。倍率は公式には非公開のため、参考情報です。
かつ丼
選考自体は王道のスタイルみたいだけど、少数採用だから志望動機の具体性が大事になると思うよ。
5. IHIインフラスクエアの平均年収
平均年収は公式には非公開です。就職口コミサイトの集計によると、旧社名(IHIインフラシステム)時点で、回答者の平均年収はおおむね585万円〜664万円と幅があります。回答数が少なく、時期も異なるため、あくまで目安として捉えてください。なお、親会社であるIHIの平均年収とは別会社の数値のため、混同しないようご注意ください。
初任給は、公式の新卒採用ページ上では2022年実績(修士241,400円/大学卒222,900円/高専卒195,400円)の掲載にとどまっています。一方、統合前のIHIインフラ建設の募集要項には、2025年4月実績として修士280,200円、大学卒・高専専攻科卒261,100円、高専本科卒235,300円が掲載されています。統合後の最新の金額は公式では確認できなかったため、説明会などで確認するのがおすすめです。賞与は年2回(6月・12月)、昇給は年1回(4月)です。
【カツナビ独自分析】IHIインフラスクエアの平均年収水準
★★★☆☆(3.5/5.0) 星が多いほど水準が高い目安です。口コミ集計の平均年収は約585万〜664万円と、メーカー・建設系として標準〜やや高めの水準と判断しました。ただし平均年収は公式非公開で、データ数も少ないため参考情報です。
かつ丼
初任給は合併前後で情報が分かれているから、必ず最新の募集要項をチェックしてね。
6. IHIインフラスクエアの福利厚生
IHIインフラスクエアの福利厚生・働き方
- 勤務時間:本社・堺工場 8:00〜17:00/東京・全国営業所 8:30〜17:30(実働8時間)。一部事業所でフレックス制度あり
- 休日休暇:完全週休2日制、祝日、年末年始、夏季休日、有給休暇(初年度から最大22日付与)、介護・育児休暇 ほか
- 諸手当:通勤手当、時間外手当、食事補助手当、現場出張手当 ほか
- 住まいの支援:社宅(入社時・転勤時)、家賃補助、新婚時の住宅補助
- 資産形成:確定拠出年金、財形貯蓄、カフェテリアプラン
- 研修:新入社員研修、入社時の工場実習、階層別研修、グローバル研修、資格取得支援、社内検定制度、メンター(指導員)制度
- 働き方データ:平均勤続年数15.5年(2023年度)、月平均所定外労働時間20時間(2024年度)、平均有給取得日数13.9日(2024年度)
- 育休取得率(2024年度):男性23.1%、女性100%
かつ丼
社宅や家賃補助、現場勤務の手当があるのは、全国転勤や出張がある仕事には安心だと思うよ。在宅勤務の有無は公式には確認できなかったから、説明会で聞いてみてね。
7. IHIインフラスクエアが求める人物像
公式サイトでは、求める人物像の専用ページは確認できませんでした。そこで、社長メッセージや採用担当のメッセージから読み取れる姿勢を、3つに整理します。
変化を恐れず、主体的に行動できる人
社長メッセージでは、社員一人ひとりが変化を恐れず、主体的に行動して新しい価値をつくっていく姿勢が語られています。合併と社名変更を経た新しいスタートの会社だからこそ、自分から動ける人が求められると考えられます。
周囲と協力して仕事を進められる人
橋梁の設計は、お客さまや社内の製作部門、建設部門と連携しながら進める仕事だと紹介されています。図面を描くだけでなく、工場で作れるか、現場で安全に架けられるかを他部門と検討する場面も多く、コミュニケーション力が欠かせません。
自分のキャリアを考えて学び続けられる人
採用担当のメッセージでは、個々の自律的なキャリア形成を支援するために定期的な面談を行うと紹介されています。研修や資格取得支援も用意されているため、技術や知識を磨き続けたい人に向いている環境です。
8. IHIインフラスクエアの選考フローと対策
選考フロー
エントリー
マイナビ経由でエントリーします。
会社説明会
オンラインや対面で実施されます。工場や水門設備の見学を兼ねたイベントが開かれる年度もあります。
エントリーシート提出・書類選考
ESを提出し、書類選考を受けます。
一次選考
一次面接と適性検査を実施します。
二次選考
最終面接と技術試験を実施します。技術試験の詳細は公式には非公開です。
内定
選考を通過すると内定となります。
ES対策
「なぜ橋や水門などのインフラなのか」「なぜIHIインフラスクエアなのか」を、自分の経験と結びつけて書くことが重要です。橋梁と水門の両方を扱うこと、新設と保全の両方に対応できること、海外でも事業を行っていることを軸に、具体的な志望理由を整理しましょう。
企業研究
2025年11月のIHIインフラ建設との合併や、2026年4月の社名変更の背景を押さえておきましょう。橋梁建設、PC橋梁、水門・鉄管、橋梁保全、制振・免震といった事業の違いを理解し、どの分野で何をしたいかを語れると説得力が増します。
面接対策
学生時代に取り組んだ研究や活動で、周囲と協力して成果を出した経験を、具体的に話せるようにしておきましょう。全国や海外への出張・転勤の可能性もあるため、働き方への理解や覚悟も聞かれる可能性があります。
かつ丼
公式の選考フローは古い年度の情報が残っているみたいだよ。最新のスケジュールや内容は、マイナビや説明会で確認してね。
9. かつ丼が語るIHIインフラスクエアのリアル
かつ丼
IHIインフラスクエアは、橋梁と水門の両方を手がけ、新設から保全、国内から海外までカバーできる珍しい会社だと思うよ。入社1年目は指導員がつくし、工場実習やローテーションで幅広く学べる点も魅力かもね。一方で、全国や海外に拠点があって転勤や出張の可能性があるのと、公式の初任給や選考フローの情報が合併前後で分かれているのは注意が必要だよ。気になる人は説明会で直接聞いてみるのがおすすめだよ。
10. まとめ
IHIインフラスクエアは、橋梁と水門を軸に、社会インフラの新設から保全までを手がけるIHIグループの会社です。2025年のIHIインフラ建設との合併、2026年の社名変更を経て、新しいステージに入っています。学歴フィルターは明確には確認できず、採用実績校も幅広い一方、採用人数は10名前後と少ないため、しっかりとした企業研究と志望動機が欠かせません。
こんな悩みはありませんか?
- 自分の大学や専攻で通用する企業が分からない
- インフラ・建設分野の会社をもっと知りたい
- 志望動機や面接の準備に自信がない
- 自分に合う企業が分からない
11. IHIインフラスクエア志望なら「エジェガチャ」で選考対策しよう
IHIインフラスクエアのように少数採用の企業では、志望動機や面接での伝え方が合否を左右します。一人で悩むより、就活のプロに相談して客観的なアドバイスをもらうのがおすすめです。
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