トマトケチャップや野菜飲料でおなじみのカゴメ。食品メーカーを志望する就活生なら、一度は気になる会社ではないでしょうか。「新卒の採用人数は少ないって本当?」「学歴フィルターはある?」「転勤や年収はどうなの?」といった疑問を持つ人も多いはずです。
カゴメは、愛知県名古屋市に本社を置く食品メーカーで、1899年に創業しました。2026年1月には社長が交代し、新しい中期経営計画もスタートしています。この記事では、公式情報をベースに、就活生が気になるポイントを整理しました。
この記事で分かることは次のとおりです。
- カゴメの事業内容と、知っておきたい直近の動き
- 学歴フィルターの有無と就職難易度
- 平均年収・初任給と福利厚生
- 求める人物像と選考フロー・対策
かつ丼
業績の良い点も、気になる点も事実のままお伝えするよ。最後まで読んでね。
1. カゴメとはどんな会社?
カゴメの会社概要
- 本社:愛知県名古屋市中区錦3丁目14番15号(東京本社:東京都中央区日本橋浜町)
- 創業:1899年、設立:1949年
- 代表者:代表取締役社長 奥谷 晴信
- 資本金:199億85百万円
- 従業員数:連結3,253人(2025年12月期)
- 売上収益:2,942億円(連結、2025年12月期)
- 事業内容:調味食品、保存食品、飲料などの製造・販売、種苗、青果物の生産・販売、健康サポートサービスの開発・販売
カゴメは、トマトケチャップやトマトジュース、「野菜生活100」シリーズなどで知られる食品メーカーです。トマトを中心に、野菜の種や苗から、青果物の生産・販売、加工食品・飲料の製造・販売、さらに健康サポートサービスまで、「農」から「食」までを一貫して手がけているのが特徴です。研究開発拠点として、栃木県那須塩原市に総合研究所、東京に東京ラボがあります。
知っておきたい直近の動きとして、2026年1月1日に奥谷晴信氏が代表取締役社長に就任し、山口聡氏は取締役会長に就きました。社長交代は6年ぶりで、新中期経営計画「Kagome Group PLAN 2028」も同日から始まっています。
業績面では、2025年12月期の連結決算は、売上収益が前期比4.1%減の2,942億円、事業利益が16.2%減の226億円、当期利益が40.8%減の148億円でした。会社の説明によると、国際事業でトマトペースト市況が下がったことや製造工程の不具合などの一時的な損失が影響しました。当期利益は、前期に米国インゴマー社を連結子会社化した際の一時的な評価益93億円の反動も受けています。一方で、国内事業は堅調と説明されています。
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減益の理由には一時的な要因もあるみたいだよ。新しい中期経営計画で、国際事業をどう立て直していくのかは、面接でも話題になりそうだから、チェックしておいてね。
2. カゴメに学歴フィルターはある?
採用大学の一覧は、公式には公開されていません。そのため、公式の募集要項や、かつ丼調べの採用実績校の情報から判断します。
結論として、公式情報の範囲では学歴による足切りを示す記載は見当たらず、学歴フィルターは強くない可能性が高いと考えられます。ただし、あくまで公式情報からの推測であり、実際の運用までは確認できていません。押さえておきたいのは次の3点です。
- 事務系総合職(営業・SCM・システム戦略推進・財務経理)は、全学部・全学科が対象
- 研究技術系総合職は、職種ごとに理系の専攻が条件になっている
- かつ丼調べでは、採用実績校に難関大学から地方の大学まで幅広い名前が並んでいる
【カツナビ独自分析】カゴメの学歴フィルター判定
★★☆☆☆(2.0/5.0) 公式の募集要項で、事務系総合職は全学部・全学科が対象とされ、研究技術系は専攻が条件になっているだけで、大学名による条件は見当たりません。かつ丼調べでも、採用実績校は幅広くなっています。ただし、採用大学の一覧は非公開で、実際の選考基準までは確認できないため、フィルターが強いとは言えず、やや低めの2.0としています。
事務系は全学部・全学科が対象
公式の募集要項では、事務系総合職は「全学部・全学科の方対象」とされています。また、応募資格は、4年制の大学を卒業または大学院を修了した方で、エントリーシート提出時点で在職中でない方です。既卒の方も応募できます。
研究技術系は専攻が条件
研究技術系総合職のうち、食品安全・食健康・農業・商品開発は理系専攻の修士・博士修了の方が対象で、工場は理系の学部・学科の方が対象です。学歴というより、専攻が選考の前提になる職種です。
採用実績校は幅広い
かつ丼調べによると、就職情報サイトに掲載されている採用実績校には、北海道大学、東北大学、東京大学、一橋大学、早稲田大学、慶應義塾大学などの難関大学から、山形大学、小樽商科大学、東京家政大学などの地方・中堅の大学まで、幅広い名前が並んでいます。
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大学名よりも、これまでの経験や人柄が見られる採用みたいだよ。自分の持ち味をしっかり話せるように準備してね。
3. カゴメの就職難易度・採用倍率
採用倍率は公式には非公開です。公開されている情報から難易度を考えると、次のような点が挙げられます。
- 採用人数が少ない:かつ丼調べでは、2023年度33名、2024年度27名、2025年度30名、2026年度は42名(予定)と、年に30〜40名前後
- 知名度と人気が高い:家庭になじみのある食品ブランドで、有価証券報告書ベースの平均年収も高水準
- 選考ステップが多い:エントリーシート、適性検査、個人面談・グループワーク、人事部長面談、最終面談がある
- 選考期間が長め:かつ丼調べでは、内々定までの所要日数は2か月程度
かつ丼調べでは、就職情報サイトの登録者数などから、倍率を数百倍と推計する記事もあります。ただし、実際の応募者数ではないため、あくまで参考程度にとどめましょう。
【カツナビ独自分析】カゴメの就職難易度
★★★★☆(4.0/5.0) 採用倍率は公式には非公開です。採用人数が年に30〜40名前後と少ない一方、知名度や平均年収の高さから応募が集まりやすく、選考ステップも多いため、難易度は高めの4.0としています。
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採用人数は年度で変わるみたいだよ。2026年度は42名と、前の年より増えているから、最新の募集要項をチェックしてね。
4. カゴメの平均年収
有価証券報告書ベースの平均年収(提出会社単体)は、2025年12月期が約904万円(平均年齢42.4歳、平均勤続年数18.0年)で、前期の約892万円から3期連続で増加しています。かつ丼調べでは、食料品の上場企業の中でも上位に入る水準です。
一方で、有報の平均は平均年齢が42歳台で、賞与や基準外賃金も含む数字です。かつ丼調べでは、年齢別の年収目安は、25歳で450万〜500万円、30歳で600万〜650万円程度とされており、若手のうちは下がる点を意識しておきましょう。初任給は、2025年4月実績で、大学卒(高専専攻科卒で学位取得者を含む)が261,500円、大学院・6年制大学卒が274,000円、博士卒が300,320円です。昇給は年1回(4月)、賞与は年2回(6月・12月)で、業績連動方式です。
【カツナビ独自分析】カゴメの平均年収水準
★★★★★(5.0/5.0) 有価証券報告書ベースの平均年収は約904万円で、3期連続で増加し、食料品の上場企業の中でも上位の水準です。若手のうちは平均より下がりますが、初任給も大学卒で261,500円と十分な水準のため、5.0としています。
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年収は高めだけど、2025年12月期は当期利益が減っているから、賞与の考え方も説明会で聞いてみてね。
5. カゴメの福利厚生
カゴメの主な福利厚生・制度
- 休日休暇:週休2日制、年間休日123日(工場は別カレンダー)、年次有給休暇(半日単位も可)、メモリアル休暇、リフレッシュ休暇、慶弔休暇
- 勤務時間:本社・支店・研究所はフレックスタイム制(フレキシブルタイム5:00〜22:00、コアタイムなし、標準労働時間7時間45分)。工場は8:00〜16:45
- テレワーク:テレワーク勤務制度あり(工場配属は適用外)
- 住まい:一部の事業所に寮・社宅があり(入寮規定あり)、住宅手当も規定に基づく方に支給
- 各種制度:福利厚生倶楽部、各種社会保険制度、共済会、社員持株会、財形貯蓄制度、定年満63歳(満60歳以降は毎年3月末を定年退職日として選択可)
- 育児・介護:産前・産後休暇、育児休業、育児短時間勤務、子の看護休暇など
- 研修:新入社員研修(部門別講義、支店・工場実習)、キャリアプラン研修、ライフプラン研修、カフェテリア型教育・研修(通信教育など)、選抜型研修
かつ丼調べでは、平均残業時間は月12〜16時間程度、有給休暇取得率は83.0%(2024年)とされ、新卒の定着率は2024年・2025年入社で100%です。数値は情報源によって異なるため、参考程度にとどめてください。
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フレックスにコアタイムがなかったり、テレワークがあったりと、働き方の自由度は高めみたいだよ。ただ、工場配属は勤務時間が決まっていて、テレワークも対象外だから、配属で変わる点に注意してね。
6. カゴメが求める人物像
明るくバイタリティがあり、食べることが好きな人
公式の採用Q&Aでは、求める人物像として、食べることが好きで、明るくバイタリティーがあることが挙げられています。食品メーカーとして、食や野菜への関心を持てることも大切にされていると考えられます。
一所懸命で、真面目で誠実な人
同じ採用Q&Aでは、一所懸命で頭でっかちでないこと、真面目で誠実であることも示されています。知識の多さだけでなく、行動や人柄が見られるという趣旨だと読み取れます。
自分の「持ち味」を大事にできる人
採用Q&Aでは、「自分の持ち味」を大事にするようにとも伝えられています。公式の採用情報でも、カゴメは多様性を重んじ、異なる価値観から生まれるアイデアを大切にしていると紹介されています。周りに合わせすぎず、自分らしさを出せる人が求められていそうです。
7. カゴメの選考フローと対策
選考フロー
エントリー
カゴメの採用ホームページからエントリーします。応募締切はマイページで公開されます。
エントリーシート提出・選考
エントリーシートを提出します。応募する職種(コース)は、締切までに選択します。
適性検査
Web上で受検します。
個人面談・グループワーク
面接とグループワークが予定されています。
人事部長面談
人事部長との面談です。
最終面談・内定
最終面談を経て、内定となります。
※公式の募集要項の内容は、2027年度(2027年4月入社)向けです。2026年4月1日に、2028年新卒向けのマイページが公開され、今後インターンシップ等のイベントが案内されると公式に掲載されています。最新情報は公式の採用サイトでご確認ください。
ES対策
かつ丼調べでは、職種ごとに専門的な問いが出されることもあります(財務経理で「好きな勘定科目」を聞かれた例など)。応募する職種の仕事内容を理解したうえで、自分の持ち味や経験を、具体的なエピソードとともに書きましょう。
企業研究
「農」から「食」までを一貫して手がける事業の全体像と、新中期経営計画「Kagome Group PLAN 2028」の方向性を押さえておきましょう。2025年12月期の決算内容(国際事業の市況、米国インゴマー社の連結子会社化など)も、自分の言葉で説明できると、面接で深い話ができます。
面接対策
個人面談、グループワーク、人事部長面談、最終面談と、複数回の面接があります。グループワークでは、周囲の意見を聞きながら議論を前に進める姿勢が見られると考えられます。総合職は全国で勤務する可能性があるため、転勤や、将来的な海外勤務についての考えも整理しておくと安心です。
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内々定までに2か月程度かかるみたいだよ。長期戦になるから、他社の選考とのスケジュール調整も早めに考えておいてね。
8. かつ丼が語るカゴメのリアル
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カゴメは、トマトと野菜で、農業から食卓までを一貫して手がけられる、スケールの大きな会社だよ。有価証券報告書ベースの平均年収は食品業界でも上位で、フレックスやテレワークなど働き方の制度も整っているみたいだね。ただ、2025年12月期は当期利益が前期比40.8%減になったのも事実で、国際事業の立て直しが課題になっているよ。総合職は全国転勤や将来的な海外勤務もありえるから、そこも含めて自分に合うかを考えてね。新しい社長のもとで会社がどう変わるのか、説明会や面接で聞いてみてね。
9. まとめ
カゴメは、トマトや野菜を軸に「農」から「食」までを一貫して手がける食品メーカーです。公式情報の範囲では、事務系総合職は全学部・全学科が対象で、学歴フィルターは強くない可能性が高いと考えられます。一方で、新卒の採用人数は年に30〜40名前後と少なく、難易度は高めです。有価証券報告書ベースの平均年収は高水準で、働き方の制度も整っています。2026年1月の社長交代や2025年12月期の減益などの背景も理解したうえで、志望動機を磨いていきましょう。
こんな悩みはありませんか?
- 食品メーカーを志望する理由をうまく言葉にできない
- ESや面接で、自分の「持ち味」を伝える自信がない
- 他の食品メーカーと比べて、どこを受けるべきか決めきれない
10. カゴメ志望なら「エジェガチャ」で選考対策しよう
カゴメのような人気の食品メーカーは、ESや面接で「なぜ食品業界なのか」「なぜカゴメなのか」を深く聞かれることがあります。自分の強みと志望動機を整理しておくことが、選考突破の近道です。
「エジェガチャ」は、完全無料・中立の就活相談サービスです。プロの視点から選考対策のアドバイスを受けられるので、志望動機づくりや企業選びに迷っている人は、ぜひ活用してみてください。
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