「三菱総研DCSって、三菱総合研究所とは何が違うの?」「三菱UFJ銀行のシステム子会社なの?」「金融系だけではなくAIや公共分野もやっている?」「文系・IT未経験でもエンジニアになれる?」——SIerや三菱グループを調べている学生の中には、このような疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
三菱総研DCS株式会社は、三菱総合研究所(MRI)グループの中核IT企業です。1970年に三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)のコンピュータ受託計算部門から分離独立した歴史を持ち、現在は金融・決済、産業・公共、クラウド・インフラ、データ・AI、人事給与BPOなど幅広い領域でITトータルソリューションを提供しています。
2025年9月期の売上高は連結757億円・単体681億円、社員数は連結3,165名・単体2,573名。株主には三菱総合研究所と三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が名を連ね、MRIのシンクタンク・コンサルティング力と、MUFGとの長年の金融システム実績を組み合わせられることが大きな特徴です。
2027卒は総合職としてエンジニア職・ソリューション営業職などを100名程度募集。2026年4月実績の初任給は大学卒28万9,000円、大学院卒29万7,000円で、固定残業制度はありません。2028卒向けのエントリーページもすでに開設されていますが、28卒の正式な本選考募集要項はまだ公開されていないため、この記事では最新会社情報と直近2027卒の採用情報を中心に解説します。
この記事では、以下の内容がわかります。
- 三菱総研DCSの事業内容と強み
- 三菱総合研究所・MUFGとの関係
- 三菱UFJ銀行のシステム子会社なのか
- 金融・決済、産業・公共、データ・AIなどの仕事内容
- PROSRV・miraicompassなどの自社サービス
- 文系・IT未経験でもエンジニアになれるか
- 採用大学と学歴フィルター
- 就職難易度・新卒採用人数
- 平均年収・初任給
- 残業・有給・テレワーク・フレックス・住宅補助
- 勤務地・転勤・客先常駐
- SPI・面接対策
後半では「かつ丼」が、「三菱総研より入りやすい?」「MUFG案件ばかり?」「文系でもSEになれる?」「住宅補助はいくら?」「転勤は多い?」など、就活生が気になりやすいポイントも解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
1. 三菱総研DCSとはどんな会社?
三菱総研DCS株式会社の基本情報
- 本社:〒108-0073 東京都港区三田三丁目5番19号 東京三田ガーデンタワー
- 設立:1970年7月10日
- 資本金:60億5,935万円
- 代表取締役社長:亀田 浩樹
- 株主:株式会社三菱総合研究所、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
- 売上高:連結757億円・単体681億円(2025年9月期)
- 社員数:連結3,165名・単体2,573名(2025年9月時点)
- 事業:ソフトウェア開発・コンサルティング、情報処理、アウトソーシング、情報通信・データサービスなど
- 主な拠点:東京、大阪、仙台、北九州、千葉、名古屋
三菱総研DCSのルーツは1970年。三菱銀行のコンピュータ受託計算部門を分離し、「ダイヤモンドコンピューターサービス株式会社」として設立されました。
金融システム・計算処理で培った高い品質・セキュリティを土台に事業を広げ、2004年から三菱総合研究所グループとの連携を強化。2007年に現在の「三菱総研DCS株式会社」へ社名変更しました。
現在は金融だけでなく、製造・流通・電力・公共・教育・人事給与・クラウド・データ分析・AIなど、幅広い企業・社会課題をITで解決しています。
かつ丼
“三菱UFJ銀行のシステムだけを作る会社”ではないよ。金融は創業以来の強みだけど、今は公共・製造・教育・人事給与・AIまでかなり事業を広げているんだ。
2. 三菱総研・MUFGとの関係
三菱総研DCSを理解するうえで最も重要なのが、三菱総合研究所(MRI)と三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の両方との関係です。
MRI・MUFG・DCSの関係
- 三菱総合研究所(MRI):シンクタンク・調査研究・政策提言・コンサルティングに強み
- MUFG:銀行・信託・証券・カードなど国内最大級の金融グループ
- 三菱総研DCS:コンサルティング内容や業務課題を、システムとして設計・開発・運用するIT実装に強み
- 株主:MRIとMUFG
MRIが描いた構想や業務改革を、DCSがシステムとして実現するプロジェクトもあります。たとえば金融リスク管理では、MRIが制度・業務面の検討を行い、DCSが要件整理からシステム構築を担うなど、シンクタンク・コンサルティングとIT実装を組み合わせられます。
同時に、MUFGとは創業以来の長い取引・業務知識があり、銀行・証券・カード・決済など高い信頼性が求められる金融システムで実績を蓄積しています。
かつ丼
DCSの強みは“MRIの頭脳”と“MUFGで培った金融ITの現場力”の両方を使えるところ。三菱総研そのものとは違って、実際にシステムを作って動かすIT実装が中心だよ。
3. 三菱総研DCSの4つの事業領域
採用サイトでは、顧客業界を担当する「産業・公共部門」「金融・決済部門」と、全社の技術・営業を支える「テクノロジー部門」「コンサルティング・セールス部門」を中心に事業を紹介しています。
産業・公共部門
製造・流通・公共・電力・教育など、幅広い顧客のDX・業務改革を支援します。
産業・公共部門の主な領域
- 製造・流通向けERP
- データアナリティクス
- 公共・一般産業向けSI・DX
- 電力料金計算など社会インフラ
- 人事給与サービス「PROSRV」
- 学校向け「miraicompass」
- 音楽著作権管理などの社会基盤システム
単発の受託開発だけではなく、企画・営業・開発・運用・BPOまで自社で一貫して提供するサービスも多いことが特徴です。
金融・決済部門
金融・決済部門は、三菱総研DCSの創業以来の中核事業です。
- 銀行基幹システム
- 証券システム
- カード・決済システム
- 市場リスク管理
- Webチャネル・デジタルサービス
- 金融機関の業務DX支援
- 金融システムのインフラ・運用
MUFGの銀行・証券会社などを主要顧客とし、ユーザー部門・システム部門の双方に入り込んで業務とITの両面から支援するプロジェクトもあります。
かつ丼
金融系SIerを志望するならかなり有力。銀行の基幹システムだけでなく、カード・決済やWebサービス、リスク管理まで金融ITを深く経験できるよ。
テクノロジー部門
テクノロジー部門は、全社横断でITインフラ・クラウド・運用・データ・AIを担う専門組織です。
テクノロジー部門の主な領域
- メインフレーム
- クラウド・マルチクラウド
- ネットワーク
- データベース
- セキュリティ
- マネージドサービス
- システム運用コンサルティング
- データ分析
- AIシステム開発
インフラエンジニア・データ分析エンジニアを目指したい学生にも選択肢があり、将来的にはITスペシャリスト、データサイエンティスト、ITコンサルタントなどへキャリアを広げられます。
コンサルティング・セールス部門
営業・マーケティング・アライアンスの面から全社のビジネスを支える部門です。
顧客の課題を起点とした提案、Webマーケティング、イベント、パートナー企業との協業、新規ビジネスの立ち上げなどを担当します。
かつ丼
エンジニアだけの会社ではないよ。営業・マーケ・アライアンス、新規サービス企画まであるので、ITを使ってビジネスを作りたい文系学生にも仕事の幅があるね。
4. PROSRV・miraicompassなど自社サービスも強い
人事給与サービス「PROSRV」
PROSRVは、人事給与システムと給与計算BPOを組み合わせた三菱総研DCSの代表サービスです。
クラウドシステムの提供だけでなく、給与計算、年末調整、地方税年度更新などの実務まで支援し、約2,000事業所の給与業務を支えています。
SIerでありながら、顧客の業務そのものを長期間運営するBPOまで持っている点は、DCSならではの特徴です。
学校向け「miraicompass」
miraicompassは、中学校・高校などの入試・校務をデジタル化するサービスです。
インターネット出願、イベント予約、合否照会、校務支援などを通じて、学校・受験生双方の負担を減らしています。
かつ丼
DCSは受託開発だけじゃなく、自社サービスを長く育てる仕事もあるよ。PROSRVやmiraicompassのように、サービス企画から開発・運用・サポートまで一体で関われるのは面白いね。
5. 三菱総研DCSはSIer?コンサル?
カツナビの企業分類では「SIer」が最も自然です。
三菱総研DCSの中心は、顧客課題を踏まえたシステムの企画・設計・開発・運用です。一方でMRIとの連携や自社のコンサルティング機能も持つため、上流工程・ITコンサルへキャリアを伸ばしやすいSIerでもあります。
「三菱総研」という社名からシンクタンク・経営コンサルをイメージしやすいですが、DCSの新卒採用で最も多いのはエンジニアです。
かつ丼
三菱総研DCS=三菱総研のコンサル会社、ではないよ。カテゴリーはSIer。エンジニアとしてIT実装を経験し、その延長でITコンサルやPMへ進むキャリアが基本だね。
6. 三菱総研DCSの仕事内容
アプリケーションエンジニア
顧客の業界・業務を理解し、アプリケーションの設計・開発・テストを担当します。
- 業務ヒアリング
- 要件整理
- システム設計
- プログラミング
- テスト・品質管理
- 導入・移行
- 保守・改善
ITスペシャリスト・インフラエンジニア
プラットフォーム、データベース、ネットワーク、セキュリティ、共通基盤などを設計・構築します。
金融など高い安定性・セキュリティが求められるシステムで、インフラの専門性を深めることができます。
データ分析エンジニア
顧客データを分析し、課題に応じた分析アルゴリズムの設計・実装・評価を行います。AI・機械学習を利用したシステム開発にも関わります。
プロジェクトマネージャー・ITコンサルタント
経験を積んだ後は、プロジェクト全体を管理するPM、顧客のIT投資・システム化を企画するITコンサルタント、データ活用コンサルタント、システムアーキテクトなどへキャリアを広げられます。
ソリューション営業
顧客のビジネス課題を把握し、ITを使った解決策を企画・提案します。技術部門と協力しながら、案件の創出から提案・契約・フォローまで担う仕事です。
かつ丼
入社時は主にエンジニア配属だけど、PM・ITコンサル・データサイエンティスト・営業などキャリアはかなり広い。最初にITの現場を経験してから上流へ伸びるイメージだね。
7. 文系・IT未経験でもエンジニアになれる?
結論として、文系・IT未経験でも十分に応募できます。
2027卒は全学部・全学科が対象で、文系大学院生・文系学部生、高専生、専門学校生まで応募可能です。
公式FAQでも、システム開発には技術だけでなく、顧客ニーズを把握するコミュニケーション力、業務知識、企画力が必要なため、文系学生にも積極的に挑戦してほしいとしています。
実際、採用サイトには法学部・経営学部・外国語学部・文学部などの文系出身エンジニアが複数登場しています。
入社後3カ月の集合研修+OJT
内定後から基本情報技術者試験対策の入社前研修があり、入社後1年目は約3カ月の集合研修とマンツーマンOJTでITの基礎を学びます。
そのため、入社前に高度なプログラミング経験が必須という採用ではありません。
かつ丼
公式が“ICT初心者でも全く心配いらない”と書いているくらい、文系・未経験を育てる前提があるよ。ただ選考では、ITへの興味や勉強を始めている姿勢を見せられるとさらに強いね。
8. 三菱総研DCSの採用大学一覧
主な採用実績校
- 難関国公立:東京大学、京都大学、大阪大学、東北大学、北海道大学、九州大学、一橋大学、筑波大学、東京工業大学、横浜国立大学など
- その他国公立:岩手大学、埼玉大学、千葉大学、電気通信大学、東京外国語大学、東京農工大学、金沢大学、静岡大学、滋賀大学、弘前大学、福島大学など
- 早慶上智・理科大:早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学
- GMARCH:学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学
- 中堅私立:日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学、東海大学、神奈川大学、東京経済大学など
- 関西:同志社大学、立命館大学、関西大学、関西学院大学、近畿大学、甲南大学など
- 理工系:芝浦工業大学、東京電機大学、千葉工業大学、工学院大学、東京工科大学、東京都市大学、大阪工業大学、福岡工業大学など
- その他:女子大学、地方大学、海外大学、高専・専門学校など幅広い採用実績あり
東京大学・京都大学・一橋大学・早慶など難関大学から、日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学、地方国公立・地方私立まで非常に幅広い採用実績があります。
2027卒も全学部・全学科、大学・大学院・高専・専門学校を対象としており、特定大学群だけを狙った採用ではありません。
かつ丼
三菱総研という名前で高学歴ばかりに見えやすいけど、DCSの採用校はかなり広いよ。日東駒専クラスからも実績があるので、大学名だけで諦める必要はないね。
9. 三菱総研DCSに学歴フィルターはある?
結論として、強い学歴フィルターがある可能性は低いと考えられます。
- 難関大学から中堅私立・地方大学まで採用実績が幅広い
- 全学部・全学科対象
- 高専・専門学校も応募可能
- 文系出身エンジニアが多数活躍
- 2027卒は100名程度採用予定
- 2025年入社は118名
【カツナビ独自分析】三菱総研DCSの学歴フィルター判定
★★☆☆☆(5段階中2)根拠:東京大・京都大・一橋・早慶など難関校の実績も多い一方、日本大、東洋大、駒澤大、専修大、地方大学などまで採用実績は幅広い。全学部全学科・高専・専門学校も対象で強い学歴フィルターは考えにくいが、MRI・MUFGブランドから一定数の高学歴層も集まりやすいため★2と評価。
10. 三菱総研DCSの就職難易度
三菱総研DCSは、公式の応募者数・採用倍率を公表していません。
直近の新卒採用人数
- 2022年:76名
- 2023年:89名
- 2024年:94名
- 2025年:118名
- 2026年:87名
- 2027卒採用予定:100名程度
MRI・MUFGというブランド、金融ITの強さ、AI・クラウド・コンサルへのキャリア、初任給28.9万円、柔軟な働き方などから、SIer志望者には人気が出やすい会社です。
一方で年間100名前後を採用し、採用大学・学部の間口も広いため、三菱総合研究所本体や最上位コンサル・SIerほどの超難関企業ではありません。
【カツナビ独自分析】三菱総研DCSの就職難易度
★★★★☆(5段階中4)根拠:MRI・MUFG双方との強い関係、金融・決済の大型案件、ITコンサルやデータ・AIまで広がるキャリア、待遇の良さから人気が見込まれる。一方、年間100名前後を採用し、学歴・専攻の間口も広い。最上位SIerほどではないが、SPI+面接3回の対策が必要な準難関〜難関企業。
かつ丼
学歴フィルターは強くないけど、MRI・MUFGブランドで学生人気は出やすいよ。採用枠が100人前後あるとはいえ、SPIと個人面接3回があるので、しっかり企業研究して受けたい会社だね。
11. 三菱総研DCSの平均年収
三菱総研DCSは非上場会社のため、有価証券報告書による会社公式の平均年間給与は公表していません。
参考としてOpenMoneyでは、143件の給与データをもとに平均年収627万円、平均年齢28.6歳、中央値595万円となっています。
三菱総研DCSの年収に関する参考情報
- 会社公式平均年収:非公開
- OpenMoney参考平均:627万円
- 平均年齢:28.6歳
- 中央値:595万円
- 年収レンジ:300万〜1,300万円
- 回答者数:143名
- ITエンジニア参考平均:588万円・平均年齢27.6歳
口コミベースのデータなので正式な全社員平均ではありませんが、平均年齢が20代後半で600万円台となっており、若手の給与水準は比較的高めと考えられます。
2026年4月実績の初任給
2027卒募集の初任給(2026年4月実績)
- 大学院卒:月給29万7,000円
- 大学卒:月給28万9,000円
- 高専・専門学校卒:月給25万9,000円
- 固定残業制度:なし
- 超過勤務手当:別途支給
- 住宅費補助あり
- 昼食補助あり
- 昇給:年1回
- 賞与:年2回
【カツナビ独自分析】三菱総研DCSの年収レベル
★★★★☆(5段階中4)根拠:会社公式平均は非公開だが、OpenMoneyでは平均627万円・平均年齢28.6歳。大卒初任給28.9万円で固定残業なし、超過勤務手当・住宅費補助・賞与も別途支給されるため、若手を中心にSIerとして比較的高い待遇と評価。
かつ丼
平均627万円で平均年齢28.6歳という外部データはかなり悪くないね。会社公式平均ではないけど、大卒28.9万円+住宅補助+残業代別途なので若手待遇は強めだと思うよ。
12. 三菱総研DCSの福利厚生・働き方
主な福利厚生・制度
- 完全週休2日制(土・日)
- 祝日・年末年始休暇
- 年次有給休暇
- 誕生日休暇
- リフレッシュ休暇
- ボランティア休暇
- フレックスタイム制度
- テレワーク勤務
- シェアオフィス利用
- 住宅費補助
- 昼食費補助
- 時間単位有給休暇
- 副業制度
- 総合福利厚生サービス
- 社員持株会
- 退職金制度
- 育児・介護支援
- 資格・研修などの人材育成制度
フレックスはコアタイム11:00〜15:00
標準的な勤務時間は9:00〜17:30、実働7時間30分です。
フレックスタイム制度を導入しており、コアタイムは11:00〜15:00。前日に遅くなった場合は翌日の出社を遅らせるなど、業務状況に合わせて働く時間を調整できます。
テレワークと出社を組み合わせられる
テレワーク勤務と出社勤務を組み合わせたハイブリッドな働き方を導入しています。
担当業務によって差はありますが、社員紹介では週3〜4日テレワークを利用している例もあります。シェアオフィスを利用できる場合もあります。
平均残業は月10時間前半
公式FAQでは、全社平均の法定外労働時間は月10時間前半程度と案内されています。
2025年12月更新のDE&Iデータでは一月あたり平均13.1時間。納期前など忙しい時期はあるものの、全社平均では比較的落ち着いた水準です。
有給は平均12.5日
2025年12月更新データでは、有給休暇取得率64.2%、平均取得日数12.5日です。
有給休暇は初年度最大14日、2年目以降19日、5年目以降20日。半日・時間単位でも取得できます。
住宅費補助あり
一定条件を満たす社員には住宅費補助が支給されます。
公式採用サイトでは、実家から会社までの距離だけでなく、居住形態・職級などの条件に応じて支給されると紹介されています。勤務地・職級等で金額が異なるため、一律の金額ではありません。
かつ丼
残業13時間前後、フレックス、週数日のテレワーク、住宅費・昼食補助あり。給与だけでなく働き方もSIerの中ではかなりバランスが良い方だね。
13. 三菱総研DCSの勤務地・転勤
2027卒の勤務地は、東京を中心に大阪・仙台・北九州・千葉・名古屋などです。
2027卒の主な勤務地
- 東京:三田本社、木場、中野、顧客先
- 大阪:関西支社
- 宮城:東北支社(仙台)
- 福岡:九州支社(北九州)
- 千葉:千葉情報センター(印西)
- 愛知:名古屋オフィス
- その他:顧客先の場合あり
新卒の初期配属は主に東京で、関西支社・東北支社・千葉情報センターへ配属される人も若干名います。
キャリア採用FAQでは定期異動はなく、プロジェクトの進捗などに応じて異動が発生する場合があると説明されています。また、社内公募や毎年のキャリアカルテで異動希望を出すこともできます。
そのため、全国転勤を頻繁に繰り返す会社ではないものの、異動・勤務地変更の可能性はあります。
かつ丼
初期配属は東京が中心で、定期異動もないよ。ただプロジェクトやキャリアによって勤務地が変わる可能性はあるので、“絶対に転勤なし”とは考えない方が安全だね。
14. 客先常駐はある?
客先で勤務するプロジェクトはあります。
2027卒募集でも東京の勤務地として「顧客先常駐」が明記されており、金融系では大手銀行のシステム部門へ常駐して基盤設計を担当する社員例も紹介されています。
一方、会社として客先常駐率は公表していません。三田本社、各支社、千葉情報センター、自社サービス部門など自社拠点で働く仕事もあります。
配属先によって働き方が大きく異なるため、常駐を避けたい場合は選考・面談時に希望部門の勤務形態を確認するとよいでしょう。
かつ丼
金融SIではお客さまのシステム部に近い場所で働く案件もあるよ。ただ“全社員が客先常駐”ではない。自社サービスやAI・クラウド部門もあるので、配属先の違いを見ておこう。
15. 三菱総研DCSが求める人物像
三菱総研DCSと相性がよい人物像
- ITを使って企業・社会の課題を解決したい人
- 顧客の業務を深く理解できる人
- チームワークを大切にできる人
- こだわり・探究心を持って学び続けられる人
- 資格取得や自己成長に積極的な人
- 冷静に物事を判断できる人
- 金融・決済・AI・クラウドなど専門性を身につけたい人
- 新しいサービス・ビジネスを企画したい人
マイナビでは「チームワークを重視する人」「こだわりや探究心の強い人」「冷静に物事を判断できる人」などが、会いたい学生像として示されています。
ITスキルだけでなく、顧客・チームと協力し、長期プロジェクトを着実に進められる人物との相性がよいでしょう。
かつ丼
金融システムのように止められない仕事が多いから、派手さだけでなく“丁寧に品質を積み上げる力”も大事。チームで粘り強く成果を出した経験はかなり使いやすいよ。
16. 三菱総研DCSの選考フローと対策
2026年8月現在、2028卒向けのエントリーページは開設されていますが、正式な28卒本選考募集要項はまだ公開されていません。以下は直近2027卒の選考フローです。
2027卒の基本選考フロー
WEB会社説明会
事業・職種・働き方を理解する。
ES提出
履歴書形式のESをWEB経由で提出する。
履修データ提出
大学等での履修データをWEB経由で提出する。
SPI
適性検査SPIを受検する。
一次面接
WEBの個人面接。学生時代の経験やIT志望理由などを確認される。
二次面接
WEBの個人面接。仕事理解や適性をさらに深掘りされる。
最終面接
対面の個人面接。志望度・企業理解・将来像などを確認される。
内定
各選考を通過すると内定となる。
ES対策
三菱総研DCSの志望動機では、「三菱グループだから」「金融系に強いから」だけでは差別化が難しいです。
- なぜIT・SIer業界なのか
- なぜ三菱総研ではなくDCSなのか
- なぜMUFGの他のIT会社ではなくDCSなのか
- 金融・決済、産業・公共、AI・クラウドのどこに興味があるか
- PROSRV・miraicompassなど自社サービスへの関心
- エンジニア・営業のどちらで何を実現したいか
- チームで課題を解決した経験
- 自ら学び、成長した経験
SPI対策
2027卒では適性検査としてSPIを実施します。
言語・非言語を一通り対策し、特に非言語は時間内に素早く解けるよう問題集を繰り返しましょう。性格検査では無理に「IT向き」に見せようとせず、一貫性を意識して回答することが重要です。
企業研究
企業研究で整理したいポイント
- 1970年に三菱銀行から分離独立した歴史
- MRI・MUFGの双方が株主であること
- 三菱総合研究所との役割の違い
- 金融・決済が創業以来の中核事業
- 産業・公共分野へ事業を拡大していること
- クラウド・データ・AIなどのテクノロジー部門
- PROSRV・miraicompassなど自社サービス
- コンサルティングから開発・運用・BPOまで一気通貫
- 客先勤務がある一方、自社サービス・自社拠点の仕事もあること
- 自分が入社後に関わりたい業界・技術
面接対策
- なぜIT業界なのか
- なぜ三菱総研DCSなのか
- 三菱総合研究所との違いをどう理解しているか
- MUFGとの関係をどう理解しているか
- 興味がある事業・職種は何か
- 文系ならなぜエンジニアを目指すのか
- 現在どんなIT学習をしているか
- チームで困難を乗り越えた経験
- 自分から学び・改善した経験
- 将来PM・ITコンサル・スペシャリストのどこを目指したいか
かつ丼
面接で大事なのは“名前が似ている三菱総合研究所との違い”と、“金融以外にDCSで何をやりたいか”まで話せること。MRI×MUFGという会社の立ち位置を理解しておこう。
17. かつ丼が語る三菱総研DCSのリアル
かつ丼
三菱総研DCSは、SIer志望ならかなりバランスの良い企業だと思う。三菱銀行のシステム部門をルーツに金融・決済が強く、MRIとの連携でコンサル・超上流にも伸びられる。それだけでなく、製造・公共・電力、PROSRV、miraicompass、クラウド、AIまで事業が広い。27卒は100名程度採用、全学部全学科で、文系未経験も研修前提。大卒28.9万円、固定残業なし、住宅費・昼食補助、フレックス、テレワークあり。OpenMoneyは平均627万円・平均年齢28.6歳で若手給与も比較的強い。一方、金融系では顧客先常駐もあり、初期配属は東京が中心。定期転勤はないもののプロジェクト次第で勤務地変更の可能性もあるよ。三菱総研のような純粋なシンクタンク志向ではなく、“コンサルからIT実装・運用まで一気通貫でやりたい人”に特に合う会社だね。
18. まとめ
三菱総研DCS株式会社は、三菱銀行のコンピュータ部門をルーツに持ち、現在は三菱総合研究所グループの中核IT企業として金融・決済、産業・公共、クラウド、データ・AI、人事給与BPOまで幅広く展開するSIerです。
- 学歴フィルター判定:★★☆☆☆
- 就職難易度:★★★★☆
- 年収レベル:★★★★☆
- 設立:1970年7月10日
- 本社:東京都港区三田三丁目5番19号 東京三田ガーデンタワー
- 資本金:60億5,935万円
- 代表取締役社長:亀田 浩樹
- 株主:三菱総合研究所、三菱UFJフィナンシャル・グループ
- 売上高:連結757億円・単体681億円(2025年9月期)
- 社員数:連結3,165名・単体2,573名
- 事業:SI、コンサル、IT運用、BPO、データサービスなど
- 創業以来、金融・決済に強み
- 製造・公共・電力・教育にも展開
- PROSRV・miraicompassなど自社サービスあり
- クラウド・データ・AI専門組織あり
- 2027卒採用:100名程度
- 2026年入社:87名
- 2025年入社:118名
- 全学部・全学科対象
- 高専・専門学校も応募可能
- 文系・ICT初心者も応募可能
- 入社後約3カ月の集合研修+OJT
- 会社公式平均年収:非公開
- OpenMoney参考平均:627万円・平均年齢28.6歳
- 大学卒初任給:28万9,000円
- 大学院卒初任給:29万7,000円
- 固定残業制度なし
- 住宅費補助・昼食補助あり
- 完全週休2日制
- 標準勤務時間:9:00〜17:30、実働7時間30分
- フレックス:コアタイム11:00〜15:00
- テレワーク勤務あり
- 法定外残業:月13.1時間(2025年12月更新データ)
- 有給平均取得:12.5日
- 初期配属:主に東京
- 大阪・仙台・北九州・千葉・名古屋などにも拠点
- 顧客先常駐の案件あり
- 定期異動なし、プロジェクト等に応じた異動可能性あり
- 選考:ES+履修データ+SPI+個人面接3回
- 2028卒エントリーページ開設済み
- 28卒正式募集要項:今後公開
三菱総研DCSは、「MRIのコンサルティング力」「MUFGで培った金融IT」「自社サービス・AI・クラウド」を組み合わせ、上流から開発・運用まで幅広いキャリアを描ける会社です。
選考では「三菱総研だから」「三菱グループだから」ではなく、なぜDCSでIT実装まで担いたいのか、金融・公共・AI・自社サービスのどこで価値を出したいのかを具体化して臨みましょう。
こんな悩みはありませんか?
- 三菱総合研究所と三菱総研DCSの違いを説明できない
- MUFG系SIerとの違いがわからない
- 文系・IT未経験からエンジニアを受けるか迷っている
- 金融・公共・AIなどどの事業が自分に合うかわからない
- SPIや個人面接3回の対策に不安がある
19. 三菱総研DCS志望なら「エジェガチャ」で選考対策しよう
三菱総研DCSのように、三菱総合研究所やMUFG系IT企業との違いを説明する必要がある会社では、「三菱グループだから」「金融に強いから」だけでは志望動機として十分ではありません。
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