「東電設計って、東京電力の関連会社なの?」「建設コンサルタントってどんな仕事をするんだろう?」と気になっている就活生は多いのではないでしょうか。
東電設計株式会社(TEPSCO)は、東京電力グループの一員として、発電所や送配電設備をはじめとする電力インフラの計画・調査・設計・工事監理を手がける建設コンサルタント会社です。電力分野だけでなく、防災、インフラ、環境・省エネルギー、IT・DXなど幅広い分野にも事業を広げており、東京電力グループ以外のお客様からの売上が半分を占めるまでになっています。2025年度の売上高は260億円です。
この記事では、公式情報とかつ丼が独自に調べた情報をもとに、次のポイントをまとめました。
- 東電設計の事業内容と会社の成り立ち
- 公式に公開されている採用大学
- 学歴フィルターの有無
- 就職難易度の目安
- 平均年収と初任給
- 福利厚生と働き方
- 求める人物像
- 選考フローと対策
記事の最後には、かつ丼が感じた東電設計のリアルもお届けします。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
1. 東電設計とはどんな会社?
東電設計の会社概要
- 会社名:東電設計株式会社(TOKYO ELECTRIC POWER SERVICES CO., LTD. 略称TEPSCO)
- 本社:東京都江東区東雲1-7-12 KDX豊洲グランスクエア9F
- 創立:1960年12月20日
- 資本金:4,000万円
- 代表者:代表取締役社長 窪 泰浩
- 従業員数:956名(2026年7月1日現在)
- 売上高:260億円(2025年度)
- 事業内容:土木、建築、電気、機械設備の設計・監理等(建設コンサルタント業、一級建築士事務所、測量業、地質調査業)
東電設計の事業領域は、電力、エネルギー、防災、インフラ、環境・省エネルギー、IT・DXと多岐にわたります。人員構成を見ると、原子力本部(132名)や建築本部(113名)、パワーソリューション本部(187名)など、技術部門が全体の8割近くを占め、まさに技術者集団と言える会社です。工学博士45名、技術士125名、一級建築士59名など、高度な専門資格を持つ社員が数多く在籍しており、専門性の高さがうかがえます。
会社の始まりは、1960年、東京電力グループの一員として設立されたことにあります。東京電力ホールディングスのグループ企業としての電力設備関連の知見に加え、建築・土木を含めた総合的なコンサルティング力を強みとしており、近年ではその強みを活かして、東京電力グループ以外のお客様からの売上が半分を占めるまでになっています。2011年の東日本大震災を経験したことを機に、2013年にミッション・ビジョン・バリューを制定し、その後の社会情勢の変化を踏まえて改訂を重ねながら、持続可能で安全・安心な社会の実現を目指しています。
かつ丼
東京電力グループの会社と聞くと、電力の仕事しかできないイメージを持つかもしれないけど、実際は建築や土木、IT・DXまで幅広く手がけていて、グループ外の仕事も半分を占めているんだね。技術者としての専門性を、電力以外の分野にも活かせる会社だと思うよ。
2. 東電設計の採用大学一覧
東電設計は、公式サイトの募集要項に「先輩の出身校」として、約70校の大学名を掲載しています。大学ごとの人数は公開されていませんが、どんな大学の出身者が活躍しているのかを知る手がかりになります。
公式サイトに掲載されている先輩の出身校(抜粋)
- 旧帝国大学:北海道大学、東北大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学
- その他の国公立大学:東京大学、東京工業大学、東京農工大学、電気通信大学、横浜国立大学、筑波大学、埼玉大学、千葉大学、新潟大学、長岡技術科学大学、信州大学、名古屋工業大学、神戸大学、広島大学、鳥取大学、島根大学、熊本大学、鹿児島大学、琉球大学 ほか
- 私立大学:早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、中央大学、明治大学、立教大学、青山学院大学、東京理科大学、芝浦工業大学、東京電機大学、日本大学、法政大学、同志社大学、立命館大学、関西大学 ほか
- 海外の大学:清華大学、バンドン工科大学、マレーシア日本国際工科院、ベトナム国家大学ホーチミン市校、マレーシア工科大学、リバプール大学、サセックス大学 ほか
掲載されている大学は、旧帝国大学クラスから地方の国公立大学、難関私立大学まで幅広く、海外の大学の出身者も含まれているのが特徴です。技術系の募集が中心であることから、理工系の大学院出身者が多い傾向がうかがえますが、公式には「その他数多くの大学の出身者がいます」とも案内されています。
かつ丼
海外の大学の出身者も採用実績に含まれているのは、グローバルな採用にも力を入れている証拠かもしれないね。自分の大学が載っていなくても、「その他数多くの大学」に含まれる可能性は十分あると思うよ。
3. 東電設計に学歴フィルターはある?
結論から言うと、公式に学歴の条件は示されておらず、学歴フィルターが強く働いている様子は確認できません。ただし、公開されている出身校は国公立大学や難関私立大学が中心で、技術系の採用が主体であるため、専攻分野との相性が重視されると考えられます。
ポイントは次の3つです。
- 応募資格は「大学を卒業見込みの方」「大学院(修士・博士)を修了見込みの方」で、学歴の条件は明記されていない
- 募集部門は電気・電子系、機械系、土木系、地質系、建築系、情報工学系、原子力系の技術職に加え、事務職・海外営業職は「文・理不問」で募集されている
- 出身校は国公立・難関私大が中心だが、幅広い大学からの採用実績がある
【カツナビ独自分析】東電設計の学歴フィルター判定
★★★☆☆(3.0/5.0) (星が多いほどフィルターが強い目安です)公式に学歴の条件はなく、事務職・海外営業職は文理不問です。一方で、出身校は国公立大学・難関私立大学が中心のため、技術系を中心に一定の学力レベルが求められる可能性を考慮し、中程度と判断しました。
技術職は専攻分野との相性が重要
技術職の募集部門は、電気・電子系、機械系、土木系、地質系、建築系、情報工学系、原子力系と、専攻分野に沿った形で分かれています。建設コンサルタントという専門性の高い仕事のため、大学名よりも、自分の専攻や研究内容が、どの部門に活かせるかが重視されると考えられます。
事務職・海外営業職は「文・理不問」
事務職と海外営業職は、文系・理系を問わずに募集されており、採用予定人数は25名程度と案内されています。技術職に比べて、より幅広い専攻の学生に開かれた枠と言えます。
選考は面接・適性検査・専門試験
選考方法は、面接、適性検査、そして必要に応じて専門試験が課されます。大学名で足切りするという記載はなく、専門性や人物を丁寧に見極める選考と考えられます。
かつ丼
技術職は専攻とのマッチが大事になりそうだけど、事務職・海外営業職は文理不問だから、間口はかなり広いと思うよ。採用大学が公式に出ているのは珍しいから、自分の大学の先輩がいるかどうか、チェックしてみるといいかもね。
4. 東電設計の就職難易度
東電設計の就職難易度は、「知名度はそこまで高くないが、東京電力グループの技術力を持つ優良企業として一定の準備が必要」な水準と考えられます。理由は次のとおりです。
- 東京電力グループの一員として、発電所や送配電設備の設計・監理という専門性の高い仕事を手がけている
- 採用実績は、2025年20人(大学院博士2人・大学院修士12人・大学6人)、2026年20人(大学院修士11人・大学8人・高専1人)と、少数精鋭の採用
- 従業員数は956名の規模に対し、技術部門を中心に高度な専門資格を持つ社員が多く、専門性への理解が求められる
- 採用倍率は公式には非公開
【カツナビ独自分析】東電設計の就職難易度
★★★☆☆(3.0/5.0) 採用人数は年間20名程度と少数ですが、専門性を重視した選考と考えられ、突出した難関というより、しっかり企業研究をすれば十分狙える水準と判断しました。
かつ丼
採用人数が20名程度というのは、決して多くはないよね。技術系を志望する場合は、自分の専門分野が電力インフラのどの部分に活かせるのか、具体的にイメージしておくと選考でも説得力が出ると思うよ。
5. 東電設計の平均年収
東電設計の平均年収は、公式サイトでは公開されていません。かつ丼調べでは、627万円(年収範囲410〜850万円)、615万円という情報があり、集計元によって幅があります。職種別では、法務が約550万円、経理が約729万円という推定レンジを示す情報もありました。かつ丼が集めた社員の声には、「電力会社系列ということもあり、他社より給与や手当(カフェテリアポイント、家賃補助等)の水準は高いと思う」という声がある一方、「賞与などが毎年ほぼ同じ額」という声も見られました。
新卒の初任給は、公式の募集要項によると、大学院修了(博士)320,000円、大学院修了(修士)285,000円、大学卒業・高専(専科)卒業270,000円、高専(本科)卒業255,000円です。昇給は年1回(4月)、賞与は年2回(6月・12月)で、諸手当には時間外・休日勤務手当、駐在勤務手当、公的資格手当、通勤手当などがあります。
【カツナビ独自分析】東電設計の平均年収水準
★★★☆☆(3.0/5.0) かつ丼調べでは600万円台と、建設・エンジニアリング業界の平均を上回る水準です。初任給も大卒27万円台と標準的〜やや高めです。手当が充実しているという声も多く、待遇はトータルで比べるのがおすすめです。
かつ丼
手当が充実しているという声が複数あったから、基本給だけでなく、カフェテリアポイントや家賃補助なども含めたトータルの待遇で比べてみるといいと思うよ。
6. 東電設計の福利厚生
東電設計の福利厚生・働き方(公式サイトより)
- 休日休暇:週休2日制、国民の祝日、年末年始6日間。年次有給休暇(勤続1年未満15日・1年以上20日)、夏期休暇3日、アニバーサリー休暇、子の看護等休暇、介護休暇などの各種特別休暇
- 勤務時間:8時50分〜17時30分。フレックス制度(コアタイム11時〜14時、標準労働時間7時間40分、休憩1時間)
- 働き方の制度:在宅勤務制度
- 住まい・手当:住宅補助費制度、カフェテリア方式の福利厚生制度(旅行・自己啓発・医療費・育児用品購入等から選択)
- 資産形成・その他:各種社会保険、財形貯蓄制度、退職年金制度、社長表彰制度、資格取得表彰金制度
- 健康・施設:社内に診療施設・マッサージ室、各種スポーツ愛好会活動(野球、サッカー、テニスなど)
- 育児・介護:育児・介護休職制度
- 研修:新入社員研修(入社時導入研修3週間程度、配属後技術基礎研修)、希望者向けの英語研修、海外実務研修、専門研修(学会参加・発表等)、留学研修、資格取得支援(資格取得アドバイザー制度)
かつ丼
社内に診療施設やマッサージ室があるのは、体を使う現場の仕事もある技術者集団らしい配慮だと思うよ。海外実務研修や留学研修もあるから、グローバルに専門性を磨きたい人にも向いている会社かもしれないね。
7. 東電設計が求める人物像
公式の採用サイトには、「求める人材像」として、Our Valuesと採用担当者からのメッセージが掲載されています。
安全・品質・コンプライアンスを最優先にできる人
Our Valuesの1つ目は「安全・品質・コンプライアンス最優先」です。電力インフラという社会の基盤を支える仕事だからこそ、安全性や品質、コンプライアンスを何よりも大切にする姿勢が求められています。
自ら挑戦し、仕事をシンプルにできる人
2つ目のOur Valuesは「自ら挑戦し、仕事はシンプルに」です。未知の世界を切り拓いていく“熱い想い”を持った人材を求めていると公式に明記されており、指示を待つのではなく、自ら課題に挑戦できる姿勢が大切にされています。
敬意を持ち、対話を大切にできる人
3つ目のOur Valuesは「敬意を持ち、対話を大切に」です。人事部長からのメッセージにも「これまで学んできた事を活かし専門性を高め技術者としてプロになりたい人、仕事を通じて社会に貢献したい人、日本にとどまらず世界で活躍したい人」を歓迎するとあり、専門性を磨きながら、周囲と対話を重ねて成長したいという意欲のある人が求められています。
8. 東電設計の選考フローと対策
公式の募集要項では、選考の流れが図解で示されています。2028年度新卒採用向けのエントリーはマイナビから受け付けています。2029年度向けの日程や詳細は、公式の採用サイトの最新情報を必ず確認してください。
選考フロー
エントリー
マイナビからエントリーします。
会社説明会
随時開催され、エントリーシートを提出します。
適性検査
今後の選考に進む方が受検します。
書類提出
履歴書・成績証明書・卒業見込証明書を提出します。
書類選考
提出された書類をもとに選考が行われます。
一次選考
面接と、専門分野に応じた試験が行われます。
最終選考
役員による面接が行われます。
内定
内定後、入社の準備を進めます。
ES・書類対策
エントリーシートでは、なぜ建設コンサルタントなのか、なぜ東京電力グループの東電設計なのかを、自分の経験と結びつけて書くことが大切です。技術職を志望する場合は、自分の専攻や研究内容が、応募部門(電気・電子系、機械系、土木系など)のどこに活かせるかを具体的に書くと説得力が出ます。
企業研究
企業研究では、公式サイトの事業紹介(電力、エネルギー、防災、インフラ、環境・省エネルギー、IT・DXなど)で、扱っている分野の広さをつかんでおきましょう。1960年の創立から、東日本大震災を経て2013年に制定したミッション・ビジョン・バリューまでの流れも理解しておくと、面接での受け答えに深みが出ます。
適性検査・専門試験・面接対策
選考には適性検査と、必要に応じて専門試験が課されます。技術職を志望する場合は、専門分野の基礎知識を復習しておくと安心です。一次選考・最終選考と面接が複数回にわたるため、「安全・品質・コンプライアンス最優先」「自ら挑戦」「敬意を持った対話」というOur Valuesを意識し、自分の経験をそれぞれに結びつけて話せるように準備しておきましょう。
かつ丼
最終選考は役員による面接だから、会社全体の方向性や、事業内容への理解を深めておくと安心だよ。採用大学が公式に出ているから、自分の大学の先輩がどんな分野で活躍しているか、調べてみるのもおすすめだよ。
9. かつ丼が語る東電設計のリアル
かつ丼
東電設計は、東京電力グループの一員でありながら、電力だけでなく建築・土木・IT・DXまで幅広く手がける建設コンサルタント会社だよ。技術士125名、一級建築士59名など、専門資格を持つ社員が多く在籍していて、技術者集団としての厚みを感じるね。採用大学が公式にここまで詳しく公開されているのは珍しいから、自分の大学の先輩がいるかチェックしてみるのもいいと思うよ。「当面転勤なし」と明記されているのも、腰を据えて専門性を磨きたい人には安心材料だと思うよ。一方で、採用人数は年間20名程度と少なめだから、技術職を志望する場合は、自分の専攻がどう活かせるのか、早めに整理しておくと安心だね。
10. まとめ
東電設計は、東京電力グループの一員として、電力インフラを中心に建築・土木・IT・DXまで幅広く手がける建設コンサルタント会社です。採用大学は公式に約70校が公開されており、学歴フィルターは中程度と考えられます。採用人数は年間20名程度と少なめですが、事務職・海外営業職は文理不問で間口が広く、勤務地も「当面転勤なし」と明記されています。技術者集団としての専門性を理解したうえで、選考対策を進めましょう。
こんな悩みはありませんか?
- 建設コンサルタント業界の中で、自分に合う企業が分からない
- 技術職と事務職・海外営業職、どちらが向いているか迷っている
- 専攻内容をどう志望動機に結びつければいいか迷っている
- ESや面接で何を話せばいいのか整理できていない
11. 東電設計志望なら「エジェガチャ」で選考対策しよう
専門性が問われる建設コンサルタント業界の選考では、自分の専攻や経験をどう仕事に結びつけるかを整理してから臨むことが大切です。一人で考えていると、志望動機や自己PRが漠然としてしまうこともあります。
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