「QUICKって、日経新聞の会社?」「金融機関なのかIT企業なのかわかりにくい」「株価や日経平均のデータを配信しているだけの会社?」——金融・IT・データ業界を見ている学生の中には、株式会社QUICKの立ち位置がわかりにくいと感じる人も多いのではないでしょうか。
QUICKは、日本経済新聞社グループの金融・経済情報サービス会社です。1971年に日本初の金融情報ベンダー「市況情報センター」として創業し、現在は証券会社・銀行・機関投資家・事業会社・官公庁・地方自治体・個人投資家まで幅広い顧客に、金融データ、分析ツール、システム、リサーチ、DX・AIソリューションを提供しています。
2026年4月時点の従業員数は724名、2025年12月期の売上高は293億円。証券会社212社、銀行148社、事業会社1,000社以上への導入実績があり、「日経平均株価」をはじめとする指数の算出や、新聞・テレビ・証券会社の取引画面などへのデータ提供も担っています。
新卒採用では、エンジニア、コンテンツ企画、ライター、セールス、アナリスト、新規事業開発、コーポレートなど幅広い職種があります。2027年度は20名前後の採用で募集を終了しており、2026年8月現在は2028卒向けインターンシップが案内されています。
この記事では、以下の内容がわかります。
- 株式会社QUICKの事業内容と強み
- 日本経済新聞社・日経グループとの関係
- 金融機関・SIer・Bloombergなどとの違い
- 日経平均株価の算出や金融データ配信の仕事内容
- エンジニア・アナリスト・営業などの職種
- 採用大学と学歴フィルターの傾向
- 就職難易度と新卒採用人数
- 平均年収・初任給
- フレックス・テレワーク・住宅補助などの福利厚生
- 転勤・海外勤務の可能性
- 選考フローと適性検査・学力テスト・面接対策
後半では「かつ丼」が、「QUICKは金融機関?」「文系でもエンジニアになれる?」「年収は高い?」「Bloombergとの違いは?」など、就活生が知りたいポイントも解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
1. 株式会社QUICKとはどんな会社?
株式会社QUICKの基本情報
- 本社:〒103-8317 東京都中央区日本橋兜町7番1号 KABUTO ONE
- 設立:1971年10月1日
- 資本金:6億6,000万円
- 代表取締役社長:松本 元裕
- 従業員数:724名(2026年4月1日時点)
- 売上高:293億円(2025年12月期)
- 所属:日本経済新聞社グループ
- 国内拠点:東京・大阪・名古屋
- 海外拠点:ロンドンほか
- 主な事業:金融・経済情報配信、データサービス、資産運用支援、リサーチ、ESG・IR支援、執行ソリューション、DX・AI、システム・アプリ開発など
QUICKの前身は、1971年に創業した「株式会社市況情報センター」です。当時、日本では証券市場の情報をオンライン・リアルタイムで届ける仕組みが十分に整っていませんでした。
1974年には日本初のオンラインリアルタイム証券情報システム「ビデオ-I」を開始。1976年には香港へサービスを展開し、日本の商用オンラインシステムとして初の海外進出も実現しました。
1987年に現在の「株式会社QUICK」へ社名変更し、金融情報端末の会社から、金融データ、システム、リサーチ、データ分析、AI、コンサルティングまで扱う総合情報サービス会社へ事業を広げています。
かつ丼
QUICKは最近できたFinTech企業ではないよ。1971年創業で、日本初の金融情報ベンダー。金融×ITを50年以上やってきた会社なんだ。
日本経済新聞社グループの金融情報サービス会社
QUICKは日本経済新聞社グループの企業です。
主要株主には日本経済新聞社のほか、野村ホールディングス、大和証券グループ本社、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、みずほ証券、日本取引所グループ、三井住友銀行など、日本の金融市場を代表する企業が並びます。
ただし、QUICKは日本経済新聞を作る新聞社ではありません。金融・経済に関する膨大なデータを収集・加工し、リアルタイムに提供する情報インフラ企業です。
かつ丼
日経グループだけど記者だけの会社じゃないよ。エンジニア、データサイエンティスト、アナリスト、営業、新規事業など、むしろ金融×テクノロジーの職種がかなり多いんだ。
2. QUICKの強み
金融市場を支える情報インフラ
QUICKは、株価、債券、金利、為替、企業業績、ニュース、経済統計など、金融プロフェッショナルの意思決定に必要な情報をリアルタイムで提供します。
QUICKの主な顧客・導入実績
- 証券会社:212社
- 銀行:148社
- 事業会社:1,000社以上
- その他:資産運用会社、機関投資家、官公庁、自治体、メディア、個人投資家など
証券会社の営業担当者が顧客へ株式を提案するとき、銀行がマーケットを確認するとき、機関投資家が運用判断をするときなど、QUICKの情報・システムがさまざまな場面で利用されています。
日経平均株価などの指数算出
QUICKは「日経平均株価」をはじめ、日本を代表する指数の算出にも携わっています。
テレビやニュースサイトで毎日目にする日経平均も、正確な市場データを継続的に処理する情報インフラがあって初めて提供できます。
金融機関向けだけでなく、新聞・テレビなどのマスメディアにもデータを提供しており、一般の生活者が目にするマーケット情報の裏側にもQUICKが存在しています。
金融情報端末・サービスを自社開発
代表的なサービス
- Qr1
- QUICK Workstation
- QUICK FactSet Workstation
- QUICK APIs
- QUICK Feed
- QUICK Data Files
- QUICK Money World
- QUICK Smart Brain
- QUICK Asset Designシリーズ
QUICKは金融データを「配るだけ」の会社ではありません。Webアプリケーション、クラウド、API、AIなどを使い、金融情報を利用しやすくするサービスそのものを自社で企画・開発しています。
現在のエンジニア求人でも、AWS、JavaScript、SQL、GitHub、Terraform、生成AIなどを活用し、サービスの企画・PoCから開発・リリースまで一貫して関わる仕事が紹介されています。
金融だけでなくデータ・AIへ拡大
近年のQUICKは、金融情報会社という枠を超え、データ分析・AIによる企業・自治体の意思決定支援にも領域を広げています。
2026年にはデータ分析・BIに強いデータビズラボを完全子会社化。投資信託の月次レポートをAIでチェックするツールや、企業の成長可能性をAIで解析するサービスなども開発しています。
かつ丼
QUICKは“株価端末の会社”で止まっていないよ。API、クラウド、生成AI、オルタナティブデータまで扱っていて、金融データを使って新しいサービスを作る会社へ変化しているんだ。
3. QUICKとBloomberg・金融機関・SIerの違い
Bloombergとの違い
Bloombergは世界中の金融市場データ・ニュース・分析ツールを提供する米国発の巨大金融情報会社です。
QUICKも同じ金融情報ベンダーですが、日本市場、日本企業、日本の金融機関の業務に強い点が特徴です。日本語コンテンツや国内金融機関向けのシステム、資産運用・営業支援など、日本市場に深く入り込んだサービスを展開しています。
証券会社・銀行との違い
QUICKは金融商品を販売したり、預金・融資を行ったりする金融機関ではありません。
銀行や証券会社がビジネスを行うために必要な市場情報・データ・システムを提供する側です。そのため、「金融業界を広く見たいけれど営業ノルマ中心の仕事は避けたい」という学生にも選択肢になります。
SIerとの違い
NTTデータやSCSKのようなSIerは、顧客企業からシステム開発・IT構築を請け負うことが大きな事業です。
QUICKにもシステム開発職はありますが、自社が保有する金融データと自社サービスを組み合わせ、新しい金融情報サービスを作る「事業会社」の色が強い点が違いです。
かつ丼
金融機関でもSIerでもない、その中間のような面白い立ち位置だね。“金融を知るIT企業”“ITを使う金融情報会社”の両方の顔を持っているよ。
4. QUICKの仕事内容
2027年度新卒採用の主な配属職種
- エンジニア職
- コンテンツ企画職
- ライター職
- セールス職
- アナリスト職
- 新規事業開発職
- コーポレート職
エンジニア
金融機関向けWebサービス、情報端末、データ配信基盤などの企画・設計・開発を担当します。
フロントエンド、バックエンド、クラウド、インフラ、データエンジニアリングなど領域は幅広く、サービス企画・PoCの段階から参加できる仕事もあります。
データアナリスト・データサイエンティスト
金融・経済・企業・オルタナティブデータなどを分析し、可視化、予測モデル、指標・コンテンツを開発します。
顧客は金融機関だけでなく、事業会社や国・地方自治体にも広がっており、データを使った課題解決に取り組めます。
日本株アナリスト・リサーチ
マーケットデータ、企業財務、個別取材などをもとに企業・業界を分析し、機関投資家向けの企業調査・投資戦略レポートを作成します。
証券会社のアナリストと同様に専門的な企業分析を行いつつ、QUICKが持つ膨大なデータを活用できる点が特徴です。
金融機関向けセールス
証券会社や銀行などへ、顧客課題に合う金融情報サービス・データ・システムを提案するコンサルティング型営業です。
単純な物売りではなく、金融機関の営業・運用・システム業務を理解し、社内のエンジニアや企画担当と連携しながら提案します。
コンテンツ企画・ライター
金融・経済データをどのように見せるかを企画したり、マーケット解説・記事・コメントなどのコンテンツを作成したりします。
「金融に興味があるが、営業やシステム開発だけではなく情報を伝える仕事がしたい」という学生にも特徴的なキャリアです。
かつ丼
一社の中にエンジニア、金融アナリスト、ライター、営業、新規事業がいるのがQUICKの面白いところ。金融かITのどちらか一つに絞り切れない学生にも合いやすいよ。
5. QUICKの採用大学一覧
公式募集要項に掲載された主な採用実績校
- 難関国公立:東京大学、京都大学、大阪大学、一橋大学、北海道大学、名古屋大学、東京工業大学、筑波大学、横浜国立大学など
- その他国公立:千葉大学、東京都立大学、東京外国語大学、電気通信大学、群馬大学、新潟大学、広島大学、三重大学、山口大学、琉球大学、和歌山大学など
- 早慶上智・理科大:早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学
- GMARCH等:学習院大学、明治大学、立教大学、中央大学、法政大学、青山学院大学、成蹊大学、成城大学、武蔵大学など
- 関関同立:関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学
- その他:日本大学、芝浦工業大学、東京電機大学、東京都市大学、日本女子大学、東京女子大学、津田塾大学など
- 高専・専門:茨城工業高等専門学校、横浜スポーツ&医療ウェルネス専門学校など
東京大学・京都大学・一橋大学・早慶など難関大学の実績がある一方、日本大学、高専、専門学校を含め幅広い学校から採用しています。
金融・IT・データ・メディアなど職種が多様なため、特定の専攻だけを採用する会社でもありません。
かつ丼
難関大の名前は目立つけど、採用校自体はかなり広いよ。大学名だけで諦める会社ではないと思う。ただ20人前後の少人数採用なので、入社難易度そのものは高めだね。
6. QUICKに学歴フィルターはある?
結論として、強い学歴フィルターがある可能性は低いと考えられます。
- 難関大学だけでなく幅広い国公私立大学から採用
- 日本大学など中堅私立の実績もある
- 高専・専門学校の採用実績もある
- エンジニアからライターまで職種が幅広い
- 大学名より職種適性・金融やITへの関心が重要
【カツナビ独自分析】QUICKの学歴フィルター判定
★★☆☆☆(5段階中2)根拠:東京大・京都大・一橋・早慶など難関校の採用実績がある一方、日本大学、高専、専門学校まで幅広く採用。採用職種もエンジニア、営業、ライター、アナリストなど多様で、大学名だけによる強い足切りは考えにくい。
ただし少人数採用には注意
2027年度の新卒採用人数は20名前後です。
学歴の応募間口は比較的広くても、毎年300人以上を採用する大手SIerとは違います。金融・IT・データに強い学生の中から20名前後が選ばれるため、選考競争は十分に厳しいでしょう。
かつ丼
“学歴フィルターが弱い=入りやすい”ではないよ。QUICKは社員700人台で新卒20人前後。少数精鋭採用なので、志望理由や専門性でしっかり差がつく会社だね。
7. QUICKの就職難易度
QUICKは新卒応募者数や公式の採用倍率を公表していません。
一方、採用人数、事業の専門性、待遇、採用実績校を考えると、就職難易度は高めです。
- 新卒採用は20名前後
- 日本初の金融情報ベンダーとして高い独自性
- 日経グループの安定した事業基盤
- 金融・IT・データの専門性を身につけられる
- 東京大・一橋・早慶などの採用実績がある
- エンジニア・アナリストなど専門職志望も集まりやすい
- 適性検査・学力テスト・作文・面接3回がある
【カツナビ独自分析】QUICKの就職難易度
★★★★☆(5段階中4)根拠:採用人数は20名前後と少なく、日本経済新聞社グループの金融情報インフラ企業として独自性が高い。金融・IT・データ志望の学生が競合し、適性検査・学力テスト・作文・面接3回を通過する必要がある。一方、採用大学は幅広いため最難関5ではなく4と評価。
8. QUICKの平均年収
QUICKは非上場会社のため、上場企業の有価証券報告書のような公式平均年間給与は公表していません。
参考として、OpenMoneyでは24名の回答で平均年収674万円、平均年齢34.2歳、年収レンジ371万円〜1,120万円となっています。
一方、Yahoo!しごとカタログでは正社員102名の集計で平均年収807万円、平均年齢40.7歳です。回答者属性が異なるため差がありますが、中堅以降まで含めると700〜800万円台を狙える給与水準と考える材料になります。
QUICKの年収に関する参考情報
- 公式平均年収:非公開
- OpenMoney:平均674万円/平均年齢34.2歳
- Yahoo!しごとカタログ:平均807万円/平均年齢40.7歳
- doda掲載のストラテジスト求人:550万〜900万円
- doda掲載のIT法人営業求人:700万〜1,000万円
2027年度の初任給
2027年度の新卒初任給
- 大学院修了:月給28万5,000円
- 大学卒・高専専攻科卒:月給27万5,000円
- 高専本科卒:月給26万5,000円
- 給与改定:年1回
- 賞与:年2回(6月・12月)
2027年度の大卒初任給は27万5,000円。固定残業代込みとの記載はなく、QUICKの求人では通常の給与とは別に時間外労働を管理する制度となっています。
【カツナビ独自分析】QUICKの年収レベル
★★★★☆(5段階中4)根拠:公式平均年収は非公開だが、外部集計では平均674万円(平均34.2歳)〜807万円(平均40.7歳)。現行の専門職求人でも700万〜1,000万円級があり、日経グループの金融情報会社として比較的高い給与水準。大卒初任給は27.5万円。
かつ丼
公式平均がないので“平均800万円”と断定はできないよ。でも複数の給与データを見ると、金融・IT系企業として待遇は高め。特に専門性を身につけて中堅以降になると年収を伸ばしやすそうだね。
9. QUICKの福利厚生・働き方
QUICKの主な福利厚生・制度
- 完全週休2日制(土・日)
- 祝日・年末年始
- 年次有給休暇・半日休暇
- 健康休暇・ウェルネス休暇
- 産前産後休暇・マタニティ休暇
- 育児・介護休業
- フレックスタイム制度
- テレワーク制度
- 住宅補助制度
- 奨学金返済支援制度
- 企業年金(DB・DC)
- 退職金制度
- 財形貯蓄
- 住宅融資制度
- 社員持株会
- ベネフィット・ステーション
- JTB宿泊補助・HIS旅行割引
- 資格取得奨励制度
- 国内留学制度
フレックス・テレワークあり
2027年度募集では、標準勤務時間は9:00〜17:30、所定労働時間は7時間30分で、フレックス勤務・テレワークありとされています。
現在の公式求人ではコアタイム10:00〜15:00のフレックスタイム制が確認できます。テレワークについても、業務・個人の状況に応じてオフィスワークと柔軟に組み合わせられます。
住宅補助制度あり
現在の公式採用サイトでは、入社に伴い転居が必要な社員を対象とした住宅補助制度があります。
現住所から勤務地までの通勤時間がおおむね2時間以上で、QUICK入社のため転居が必要な場合などが対象です。補助期間は条件に応じて4年または2年で、金額は勤務地や役割等級によって異なります。
奨学金返済を最大10年間支援
新卒・一部中途入社社員を対象に、奨学金返済支援制度も設けています。
最大月額2万円、最長10年間の支援があり、若手社員の経済的負担を減らす制度として特徴的です。
かつ丼
住宅補助だけでなく奨学金を月2万円・最長10年間支援するのはかなり特徴的。若手向けの福利厚生は思った以上に手厚い会社だね。
10. QUICKの転勤・勤務地
2027年度募集では勤務地として、東京、大阪、名古屋、ロンドン、シンガポールが挙げられていました。
国内では東京本社のほか、西日本支社(大阪)、名古屋支店があり、海外にもロンドンなどの拠点があります。
全国に多数の支店を持つ銀行ほど転勤範囲が広い会社ではありませんが、「東京勤務限定」の採用ではありません。キャリア・部署によって国内外への異動可能性は考えておきましょう。
かつ丼
勤務地は東京だけじゃないよ。大阪・名古屋に加えてロンドンやシンガポールも募集要項に入っている。海外金融に関わりたい人には面白いけど、東京固定を希望する人は配属条件を確認しよう。
11. QUICKが求める人物像
QUICKは経営理念として「あらゆる情報を価値に変え、経済と社会の持続的な発展に貢献します」を掲げています。
QUICKと相性がよい人物像
- 金融・経済への知的好奇心がある人
- データ・テクノロジーを使った課題解決に興味がある人
- 正確性・公正性を大切にできる人
- 新しい技術・知識を学び続けられる人
- 顧客視点でサービスを考えられる人
- 異なる職種の人と協働できる人
- 自分から新しいサービス・事業へ挑戦できる人
- グローバルな金融市場へ関心がある人
情報の正確性を大切にできる人
金融データは一つの間違いが投資判断・取引に大きな影響を与える可能性があります。
スピードだけでなく、公正・中立・誠実に情報を扱う姿勢が重要です。
金融とITの両方を学べる人
エンジニアでも金融業務の理解が必要になり、営業や企画でもデータ・システムの知識が必要です。
「文系だから金融だけ」「理系だからITだけ」と分けるより、異なる領域を横断して学ぶことを楽しめる学生が向いています。
かつ丼
QUICKは金融知識だけ、ITスキルだけで完結しにくい会社。両方をつなげられる人ほど強みが出やすいよ。
12. QUICKの2027年度新卒採用
2027年度新卒採用はすでに募集終了しています。直近の募集要項は次の通りです。
2027年度新卒採用の概要
- 採用人数:20名前後
- 雇用形態:正社員
- 配属職種:エンジニア、コンテンツ企画、ライター、セールス、アナリスト、新規事業開発、コーポレート
- 勤務地:東京・大阪・名古屋・ロンドン・シンガポール
- 大卒初任給:27万5,000円
- 院卒初任給:28万5,000円
- 勤務時間:9:00〜17:30・所定7時間30分
- フレックス・テレワークあり
- 完全週休2日制
- 選考:面接3回、適性検査、学力テスト、作文
2026年8月時点では、公式採用サイトで2028卒向けインターンシップが案内されています。28卒本選考の初任給・採用人数・選考内容は、今後公開される最新募集要項を確認してください。
13. QUICKの選考フローと対策
直近の新卒選考で確認できる流れ
エントリーシート提出
QUICK指定のESと成績証明書を提出する。
適性検査・学力テスト・作文
適性だけでなく基礎学力や文章力も確認される。
一次面接
オンラインを予定。志望理由や学生時代の経験などを確認される。
二次面接
オンラインを予定。仕事内容への理解や希望職種、適性などを深掘りされる。
最終面接
志望度、価値観、将来のキャリアなどを確認される。
内々定
各選考を通過すると内々定となる。
ES対策
QUICKの志望動機では、「金融に興味がある」だけでも「ITに興味がある」だけでも弱くなりやすいです。
- なぜ金融・経済情報に興味を持ったのか
- なぜ金融機関ではなく情報ベンダーなのか
- なぜBloombergではなくQUICKなのか
- なぜSIerではなくQUICKなのか
- どの職種で何をしたいのか
- 金融とIT・データをどう組み合わせたいのか
- QUICKのどのサービス・事業に興味があるのか
「日経グループで安定しているから」では差別化しにくいため、Qr1、QUICK Workstation、API、AI、アナリスト、日経平均算出など、自分が興味を持つ具体的な業務まで掘り下げましょう。
適性検査・学力テスト対策
2027年度募集では、「適性検査、学力テスト、作文」が明記されています。
現行のキャリア採用では適性検査をWebテストとして実施しているため、Web形式での能力・適性検査にも慣れておくと安心です。
過去の選考体験では数学・英語などの学力テストを受けた例もあるため、金融ニュースだけでなく基礎的な数的処理・英語も準備しておきましょう。
作文対策
QUICKは情報を「正確に理解して伝える」会社です。作文でも、文章の華やかさより、結論・根拠・具体例を論理的に整理する力を意識しましょう。
企業研究
企業研究で整理したいポイント
- 1971年に日本初の金融情報ベンダーとして創業した歴史
- 日本経済新聞社グループとの関係
- 日経平均株価などの指数算出
- 証券会社212社・銀行148社への導入基盤
- Qr1・QUICK Workstationなどの金融情報サービス
- API・クラウド・生成AIへの展開
- 金融ソリューションとデータソリューションの違い
- Bloomberg・Refinitivなど海外情報ベンダーとの違い
- NTTデータ・SCSKなどSIerとの違い
- 自分が希望する職種とQUICKのサービスの接点
面接対策
- なぜQUICKを志望するのか
- なぜ金融機関ではなく金融情報会社なのか
- QUICKとBloombergの違いは何だと思うか
- 希望職種とその理由
- 最近気になった金融・経済ニュースは何か
- IT・データを使って解決したい課題はあるか
- 大学で学んだことをQUICKでどう生かすか
- チームで課題を解決した経験
- 自分の考えを相手にわかりやすく伝えた経験
- 勤務地・海外勤務をどう考えているか
かつ丼
面接3回だけでなく学力テストと作文もあるのがQUICKらしいね。金融知識の暗記だけじゃなく、考える力・数字・文章・コミュニケーションを総合的に見られると思って準備しよう。
14. かつ丼が語るQUICKのリアル
かつ丼
QUICKは、金融にもITにも興味がある学生にはかなり面白い会社だと思う。金融機関ではないから個人向け営業がメインではなく、金融機関が使うデータ・端末・システムを作る側。しかも日経平均の算出、企業分析、API、AI、データサイエンスまで一社にある。社員は724名、新卒は20人前後なので大手SIerのような大量採用ではなく、意外と狭き門だよ。給与は公式平均非公開だけど、外部集計は平均600万円台後半〜800万円台。フレックス、テレワーク、住宅補助に加えて、奨学金を最大月2万円・10年間支援する制度もある。『金融営業は違うけど金融市場には関わりたい』『データとテクノロジーを使って金融を支えたい』という人には、かなり相性がいい会社だね。
15. まとめ
株式会社QUICKは、日本経済新聞社グループの金融・経済情報サービス会社として、日本の金融市場をデータとテクノロジーで支えています。
- 学歴フィルター判定:★★☆☆☆
- 就職難易度:★★★★☆
- 年収レベル:★★★★☆
- 設立:1971年10月1日
- 前身:株式会社市況情報センター
- 日本初の金融情報ベンダーとして創業
- 本社:東京都中央区日本橋兜町7番1号 KABUTO ONE
- 資本金:6億6,000万円
- 従業員数:724名(2026年4月)
- 売上高:293億円(2025年12月期)
- 日本経済新聞社グループ
- 証券会社212社へ導入
- 銀行148社へ導入
- 事業会社1,000社以上へ導入
- 日経平均株価などの指数算出に関与
- 金融情報・データ・IT・AIを横断する事業
- 配属:エンジニア、企画、ライター、営業、アナリスト、新規事業など
- 2027年度採用人数:20名前後
- 2027年度募集は終了
- 2026年8月現在:28卒インターンを案内
- 大卒初任給:27万5,000円(2027年度)
- 院卒初任給:28万5,000円(2027年度)
- 公式平均年収:非公開
- 外部参考平均:674万〜807万円
- 完全週休2日制
- 標準勤務時間:9:00〜17:30・所定7時間30分
- フレックス制度あり
- テレワークあり
- 住宅補助制度あり
- 奨学金返済支援:最大月2万円・最長10年
- 勤務地:東京・大阪・名古屋・海外など
- 選考:適性検査・学力テスト・作文・面接3回
QUICKは、金融機関でも一般的なSIerでもなく、「金融・経済情報をデータとテクノロジーで価値に変える」という独特な立ち位置の会社です。
採用大学の間口は広い一方、新卒採用は20名前後と少人数です。金融市場への関心だけでなく、希望職種でどのようなサービスを作りたいのかまで具体化して選考へ臨みましょう。
こんな悩みはありませんか?
- QUICKが金融会社なのかIT会社なのかわからない
- BloombergやSIerとの違いを説明できない
- 文系からエンジニア・データ系を目指すか迷っている
- アナリスト・ライター・営業などどの職種が自分に合うかわからない
- 学力テスト・作文・3回の面接対策に不安がある
16. QUICK志望なら「エジェガチャ」で選考対策しよう
QUICKのように金融・IT・データ・メディアを横断する企業では、「金融に興味があります」「IT業界を見ています」だけでは志望動機として十分ではありません。
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